こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

市原悦子講演会

2009年10月26日 06時18分14秒 | Weblog
 昨日の午後は、県展を観て唐津市文化振興財団主催の「市原悦子講演会・朗読とお話の世界」に出かけました。

 市原さんの少女時代は戦中戦後、ひもじかった苦しい思いを苦しみと感じず、与えられた環境の中で精一杯生きてきたこと、それを支えてくれた周りの人への感謝の気持ちを忘れたことはないと話されていました。

「家政婦は見た」のもとになった作品は、松本清張だったことを知りました。
豪邸の中に住みながら、どろどろした、嘘とまやかしの世界があることを、さりげなく知らせる役が「家政婦」さん。

 家政婦の職業が、その日暮らしで、働けなくなったら明日はない切羽詰まった労働条件のもとに懸命に生きる姿を知っていただきたかったと語っておられました。

 子どもの環境の問題でも平和の問題でも「大人の責任」を話されたのは、考えさせられました。

 唐津の民話「かんね話し」はとても臨場感溢れるもので、さすがプロ。

 その後、生活相談2件。忙しい一日でした、それでも充実した一日でした。
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映画「ゆずり葉」に感動

2009年10月26日 06時01分47秒 | Weblog
 昨日は、日本ろうあ者連盟創立60周年記念映画「ゆずり葉」を文化体育館に見に行きました。
観る前は、「障がい者の苦難を描いた映画だろう」と軽い気持ちでしたが、とても涙を流さずにはいられない映画でした。

 内容は、聴覚障害を理由に職業の選択の自由が保障されないことは、憲法で保障されている「法の下の平等に反する」と、障がい者団体が法律を変える運動に取り組み、自動車免許が難聴者にも資格が与えられるなどの成果がありながらも、薬剤師、医師など多くの国家資格に障がい者を差別する条文が依然として取り除かれていない現実から、それらを解決することは、次に続く障がい者に受け継ぐ大事な、橋を架け、橋を渡る(運動)だということを、恋愛と哀しみのなかで訴えていたものでした。題名の「ゆずり葉」の意味がわかりました。
 
 難聴者は、洋画が好きなのは「字幕」がでるから内容がわかるからだという。
今のテレビに字幕が多用されているのも、運動の成果であります。
障がい者に優しい社会は、健常者にも暮らしやすい社会です。そんな社会になるようがんばっていかなくては。

  久しぶりに、涙を流さなければ見れない映画でした。

 写真は、自宅の石垣に咲いている「琉球朝顔」です。
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