こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

水道料金不正流用事件

2009年12月12日 07時59分22秒 | Weblog
 今回の一般質問は、議員33人(議長を除く)中19人が発言を通告しています。
 19人のうちに、「水道料金の不正流用事件」問題を取り上げたのは、私ひとりでした。

 今年10月16日に利用者から「水道料金を払っているのに督促状が来た」との問い合わせがありました。
 その時、課長は「何らかのミスではないか」思い、課長と係長と嘱託職員とでその人の分を折半して補てんしたと水道部長は答弁しました。

 お客さんが、納入したのであれば、お金が余っていなければならないのにお金がないのであれば、「横領」の疑いがあります。
 お客さんが払っていなければ、嘘の領収書を持っていることになり、公文書偽造の犯罪になります。
 どちらも犯罪性を認識しなければならないのに、あやふやにして事を済ませたことで更に10月23日に別の人から同じような問い合わせがあって「犯罪の疑いを持った」といいます。

 1年間も不正流用を発見できなかった原因は、「3枚綴りの納付書にあった」と部長は答弁しましたが、公金の取り扱いを嘱託職員に任せきりで抜き打ち検査などはやっていないませんでした。

 事件内容の概要の調査がすんだ、11月16日に市長不在のまま、吉田副市長が事件の概要を記者発表しました。
私は、「なぜ市民に直接、事件の概要の説明と謝罪をしないのか」と問い質したのに「市報などではタイムラグがでてくる即時性が大事、当日はテレビも2社きていた」と情報発信を他人任せの答弁です。
 なんのために自前の「行政放送」をもっているのかときいても答えはありませんでした。

 唐津市は、都合のいい情報は流すが、悪い情報は流さない態度を改めない限り市民にとって遠い存在になってしまいかねません。


 
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