こんにちは浦田関夫です

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九州電力から説明

2009年12月16日 05時37分38秒 | Weblog
 昨日一般質問終了後に、九州電力から「プルサーマルに係る使用前検査結果」について市議会議員に説明がおこなわれました。

 これは、九電からプルサーマル発電が国の検査を終了したことを進藤健介議長に報告しにきた時に、プルサーマルに係る特別委員長(田中秀和)が要請していたもので、県議会や玄海町議会より先に開かれたものです。

 30分ほど経過について九電から説明があり、その後質疑応答が30分ほどおこなわれました。

 志政会からは「定期検査を伸ばす動きがある」「古い燃料と新しい燃料では不具合が出るのでは」との疑問が出されました。
 九電は、「2~3年は検査延長は考えていないが、鳩山政権のもとCO2削減の25%目標があるので…。」とのべ、古い燃料との混合は問題ないとしました。

 私は、9月に3号機での定期検査で労働者が被曝していたことを公表を11月におこなったことを質問しました。
 九電は、被曝した労働者が勝手に炉心の下に入り込み被曝線量計のアラームで慌てて出てきた」と答弁しました。
 九電は、どんな些細なことでも直ちに公表してこそ住民との信頼関係ができるのではないでしょうか。
 さらに九電は、被曝した労働者が勝手な行動をしたのあって責任がないような発言には驚きました。

 今回の質疑で明らかになったのは、国は書類審査だけで、MOX燃料の現物分析検査はやっていないということです。
 九電の自主検査が正確な数値を示しているのかどうかの独自の確認もないまま「合格」を国は出して、九電・佐賀県・玄海町は「国が安全と言っているから」と安全宣言をしています。

 これでは、誰が最終的に責任を負うのか分からない「無責任な原発行政」であります。

 私は、最後に「このような説明会を市民向けに開いて欲しい」と要望しました。
九電は「要望があれば出ていく」と答弁しました。

 今回の説明会は、一歩先進であり、このような機会を重ねることで問題点が明らかになり解決の方向が見いだされると思います。

 写真は、11月11日の九電交渉の模様です。
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