こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

いのちの山河

2009年12月19日 13時13分04秒 | Weblog
 昨日、坂井俊之市長とお話をする機会があって懇談をしました。

 坂井市長が「関夫さん、私、『いのちの山河』のチケット2枚買いましたよ、観に行きます」と話しかけてきました。

 私は、試写会での感想を話したところ、坂井市長は、「いい映画だから」と近くにいた職員にも見に行くように話しかけていました。

 坂井市長には、映画の宣伝のため、このやり取りを私のブログに書くことを了解してもらいました。

 映画「いのちの山河」については、このブログでも紹介しましたが、岩手県沢内村で「いのちに格差があってはならない」と無医村からの脱却と子どもと老人の医療費無料化を日本で初めT実施し、「乳幼児死亡日本一から乳幼児の死亡ゼロ」をつくりあげたロマンの物語です。

 貧困からの脱却では、ナメコ栽培にも力を入れ農家所得向上に尽力。
 豪雪対策では、村の予算で「ブルドーザー」を購入し、除雪作業をおこないました。

 困難な事業を支えたのは、職員の情熱と献身的な頑張りがあってこそ成し遂げられたものです。

 主人公の深沢村長が病院で亡くなり、村民が豪雪の中を帰宅する車を待ち続ける姿が感動的でした。
 涙なしには見られない映画です。
それだけに、行政や政治に携わる人はぜひ見てほしい映画です。

 来年1月23日(土曜)10時半から3回上映されます。

 入場券は、大人1200円(当日1500円)
      18歳以下800円(当日1000円)
      小学生以下は無料、託児所あります。

 入場券は、私がたくさん持っています。ご連絡をお待ちしています。 
 携帯電話 090-3320-0600




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「バファローとヌーの違い」

2009年12月19日 13時00分51秒 | Weblog
「沈まぬ太陽」の映画を先日観ました。

 山崎豊子書「沈まぬ太陽」を読んで感動し、その後すぐに、主人公の恩地元のモデルとなった小倉寛太郎の「自然に生きて」を買いましたが、ずっと本棚に眠っていていました。
 映画を観て、改めて小倉さんがどんな人だったかを確かめたくて読んでみました。
 小倉さんは、「人間としての生き方」とはどういうものかを発信したかったのだと感じました。

 そのひとつに、バッハローとヌーの違いを労働組合にたとえて書いています。
バッハローは、草食動物で体重800キロもあり、群れをつくって暮らしています。それを肉食動物であるライオンが襲うことがあります。
 ライオンは、群れから放れたバッハローを後から襲いますが、バッハローの仲間はそのことに気づいて襲われている仲間を取り返えそうとライオンに逆襲を仕掛け、そのライオンを追い払い、傷ついたバッハローの傷口をなめ、群れのなかにと連れ戻すというのです。

 一方で、バッハローによく似た草食動物の体重250キロぐらいのヌーは、チーターから襲われることがあります。
 ヌーは、一目散に逃げ惑うだけで、チーターに逆襲することはありません。
チーターはヌーを倒して獲物にありつくわけですが、倒されなかった他のヌーは、「今日は、自分でなくて良かった」と何事もなかったようにその横で草を食べ続けているといいます。

 雇い止めになった労働者が、会社の門前で「不当解雇」のビラをまいていても、昨日まで一緒だった労働者がビラも受け取ることなく背を向けて会社に入っていく姿がヌーの姿によく似ている、と小倉さんは書いています。

 私は、人間の本来の姿は助け合いの心を持っていると思います。

 日本の労働者と労働組合が「バッハロー」であることを期待します。
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