こんにちは浦田関夫です

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「おとり」協力者逮捕それでも「必要な捜査だった」

2011年02月10日 07時21分01秒 | Weblog
 知人の強盗計画を事前に佐賀県警に知らせて「おとり捜査」に協力したのに共犯者として逮捕され、名誉を傷つけられたとして、佐賀市の39才の男性が佐賀県に損害賠償を求めた訴訟で、県警は9日、県に33万円の支払いを命じた1審佐賀地裁判決を支持した福岡高裁判決(今月3日)について上告を断念すると発表しました。
 しかし、違法とされた捜査手法については「当時は必要、相当な捜査だった」と弁明しました。

 男性は、2007年7月、知人に運転手を頼まれた際に知った強盗計画を、実行直前に県警に通報したにもかかわらず「運転役を続けるよう警察から依頼」され、目的の民家の前で知人らと一緒に強盗予備容疑で逮捕され、20日間勾留。共犯者としてマスコミに発表されたものです。
 1審判決では、県警の捜査や報道発表を違法と認め、男性に33万円を支払うよう命じ、2審も地裁判決を支持しました。

 警察の体質でしょうか、交通事故の件数を少なく部下に申告させたり、民間人をおとり捜査に利用し「必要な捜査だった」と二度も裁判で断罪されても居直っています。
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