唐津市のHPで「(仮称)唐津市再生可能エネルギーの導入等による低炭素社会づくりの推進に関する条例(案)の骨子」についてパブリックコメントを募集していたので以下の意見をコメントしました。
1.東日本大震災から福島編発事故の教訓から「再生可能エネルギーへの導入」をめざした条例にもかかわらず「新たなエネルギーミックスの実現」としているところに、原発エネルギーを視野に計画してあることは、唐津市の条例提案の「本気度」に疑問を持つ。
それは「エネルギーの合理的な使用実効性のある取り組みを進める」という表現が随所に出てくる。
そうでないと言うのであれば何をさしているか説明して頂きたい。
2.再生可能エネルギーの取り組みのなかで、「地域の雇用創出と産業振興」に着目している点は評価できる。
3.「基本計画の策定」だが、「計画を定めたら遅滞なく議会へ報告・公表する」となっているが、議会を意識過ぎているのではないか。「市民に公表する」でいいのではないか。
併せて、「進ちょく状況」も遅滞なく公表して欲しいものです。
「再生可能エネルギー条例」は、議会の方で何度も議論され、成文化されながら執行部に気兼ねして提出されなかった経緯があります。
執行部は、そのたたき台をもとにした素案になっていますが、議会案より後退した嫌いがあります。
みなさんも実効性のある条例にするために「コメント」を送られるようお勧めします。