先日の日曜日に佐賀県美術館に「原田泰治の世界展」を観に行きました。
日本の懐かしい原風景を細かいタッチと描写に感動しました。
帰ろうとしていたら、偶然にも先生が来られて講演を聴くことができました。
車いすの先生は、「小児マヒで動けなかったことが自分の見る目線を育てた」と生い立ちを語り、
「時間を止めて足下を見つめる、この見つめることが大事」「自分の絵には若い人はいない。年寄りと子どもだけ。それが原風景」と見たままを残す自分の絵に対する姿勢を語ってくれました。
先生の絵には、お年寄りが働いている姿がたくさん出てきます。
両親の開拓生活がそのものと重なるところがあるのではと思いました。
5月6日まで佐賀県立美術館で開かれています。
観にいかれてはいかがでしょうか。是非お勧めします。