ノーベル医学生理学賞を京都大学の山中伸弥さんが序章することが決まりました。
iPS細胞とは、何円か前に聞いたことはありましたが、こんなに早く実用化向けて動き出すとは思っていませんでした。
iPS細胞は難病の原因解明や治療、新薬開発につながると期待されています。
大きな可能性を秘めた研究です。これから大いに期待されます。
蛇足ですが、今日の佐賀新聞の「あの年のきょう」という記事に「佐藤前首相にノーベル平和賞」という記事が田中角栄首相(当時)と握手している写真が載っていました。
佐藤氏の受賞の理由は「非核三原則」が評価されての事でした。
あれから、日本への核持ち込みに関する日米政府の「密約」の存在が明らかになっています。この受賞は何だったのかと思ってしまします。
思えば、オバマ米大統領も「核兵器廃絶」をプラハで訴え平和賞を受賞しました。
しかし、」平和へすすむどころかイラクなどへ戦闘を拡大しています。
日本には世界一危険な普天間基地に世界一危険なオスプレイを強行配備しました。
山中伸弥さんの受賞は種目が違います。
夢の医療再生の扉を開く貴重な研究です。早く実用化され本当の社会貢献する研究と結びついて欲しいものです。
写真は、民家の壁に書かれている「こて絵」と言われるものです。
左官さんが残った材料で、その家の家内安全と繁栄を願って「こて」を使い描いたと言われています。