世界一危険な飛行機といわれる 米海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが1日、仲井間知事をはじめ、県議会議員、市町長、議員も含めて県民が配備を反対しているさなか、市街地の真ん中にある普天間基地に強行を配備しました。
阻止行動をしている県民を警察は「強行排除」をおこなっています。
私は、昨年夏に宜野湾市役所を訪れ、市役所の屋上から普天間基地を見ましたが、基地のすぐ隣まで住宅が張り付いています。
万が一の墜落事故が起きれば大惨事になることを感じました。
野田首相は「運用は地域住民の生活に最大限の配慮が行われる」と理解を求めていますが、県民の不信と不安は高まるばかりです。
これほど国民や沖縄県民が「イヤです!」と言っているものを「配備は米国の権利だから仕方がない」とひれ伏す野田内閣のなさけなさ。
国民の命より米国の顔色を窺う姿勢は、原発行政でも矛盾を抱えながらも「30年後に原発からの撤退を目指す」という閣議決定さえ、米国と財界の圧力で撤回しました。
そこには、安保条約があります。
米国とは、「安保条約」から「友好条約」にかえて対等平等の関係を築きたいものです。