決算特別委員会の続きです。
消防組織法では「市町村の消防に要する費用は、当該市町村がこれを負担しなければならない。」と定めています。
唐津市は、105カ所の民有地に「消防格納庫」を建設しているにもかかわらず、賃貸料を払っているのは僅か5カ所です。 残り100カ所は「無償で賃貸」してます。
一部の地主には貸借料を払い、一方では未払いを決め込んでいるのです。
これが、「公平な行政」と言えるのでしょうか。
ちなみに、1カ所当たりの賃借料は約7000円です。
70万円あれば、全ての地主に賃借料が払えます。
消防長は「地元との歴史的な経緯がある」と答弁しましたが、私が「貸借料辞退契約書があるのか」と聞けば「ない」
ということです。
これでは文書でやり取りをする役所の仕事とは言えません。
相手が黙っているからそれでいいという事ではないと思います。
一方で、香港ニューイヤ・ナイトパレードに鯛やまを派遣しましたが、その費用が2000万円です。
70万円をケチって2000万円の大判振る舞いをしていると言われても仕方がありません。
消防長は、「年次的に改築するときに買収する」と答弁しましたが、年間6~8カ所です。
しかも、民有地の格納庫を優先してやるという事ではありません。
10年以上かかります。
その間、「未払い」の状態で使用し続けるのでしょうか。
私は、ほかの部署でも同じようなことがないか検証が必要と指摘し、来年度の予算編成に活かすように注文しました。