昨日は、69回目の終戦記念日でした。
議員団では毎年、憲法記念日と終戦記念日には「平和憲法を守りましょう」と街頭から訴えることにしています。
あいにくの雨模様でしたが、「雨にも負けず」の心で訴えました。
車からの声援やクラクションもあり元気の出る街宣でしたがずぶ濡れとなりました。
佐賀新聞からの取材があり、今日の新聞に取り上げられました。
今年の終戦記念日は、これまでと違って、安倍政権が「集団的自衛権容認の閣議決定」をしたことです。
安倍首相は、「積極的平和主義」を標榜し「武力の抑止力」にたよる外交を強めようとしています。
「武力による抑止力」の行き着く先は、限りなく軍事拡大路線です。最終的には核武装も想定されます。
安倍政権は、来年から5年間に新たに25兆円の軍事費を計上する計画です。
事実、辺野古への新基地建設や佐賀空港の軍事飛行場への転換構想に現れています。
すべて、「金目」で押し通す方針です。
国民の暮らしを粗末にしながら軍事産業を肥え太らせるやり方は、国民は納得しません。
安倍首相は、アメリカなどの首脳会談はできても、隣国の韓国や中国との首脳会談は実現していません。
相手を思いやる「話し合い外交」の手法を忘れて、「積極的平和外交」という力の外交に頼るやり方は、世界から孤立して「いつか来た道」へなりかねません。
日本国憲法の大原則は「主権者は国民」です。
危険な道に暴走する安倍政権に「NO!」を一日も早く実現させたいものです。