田中原子力規制委員長は「絶対安全とは申し上げられない」と原子力審査の結果について述べています。
安倍首相は、「規制委員会が安全と結論すれば再稼働を進める」と述べています。
国民は、どちらを信じればいいのでしょうか。
電力会社は「早く再稼働を」と催促しています。
九電は、「絶対安全ではない」という原発を動かすのであれば、万一に備えた「住民避難計画」にかかわるべきです。
しかし九電は、事故対応と情報提供のみで、住民避難に関わりません。
それは、国の「防災指針」で示されているからと言うことですが、福島原発事故の被害から見ても「加害企業の責任」は逃れられません。
原発事故の場合、被害は広範囲にしかも、長期間に及びます。
原発事故を起こした企業は、被害を最小限に抑える責任があります。
国は電力会社を甘やかし、「住民避難」は自治体に押しつけるやり方には納得できません。
昨日は、「原発廃炉アクション11」で大手口でアピール行動をしました。
途中で、バスの中から私たちをビデオ撮影していた男性がいました。
「監視されている」と思ってしまいました。