昨日は、長崎に「原水爆禁止世界大会」へ行ってきました。
テーマは「核兵器のない平和で公正な世界のために」です。
大会の最後は、ステージと会場が一体となった大会でした。
世界には1万6000発を超える核兵器が存在しています。
核兵器を持つ事で「軍事的抑止力」を競っていのです。
このことは、平等、互恵、平和を基調とする世界秩序の障害になっているのです。
一握りの核保有国は、核兵器をなくそうとする世界からの運動に押されて「核兵器削減」に同意せざる終えませんでした。
しかし、時期を示すことなく、新たな核保有国をつくらせないことを世界に押しつけいます。
核保有国の主張は、「わがまま」です。
自分たちは、「そのうち核兵器を削減するが、他の国は核兵器を持つことを認めない」というものですから。
このような核保有国の主張が世界の国々を納得させる訳がありません。
世界の146カ国は、共同し核廃絶を核保有国に求めています。
日本は、被爆国として、憲法9条を持つ国として、核兵器ない平和な世界をめざす先頭に立つべきです。
残念ながら、日本は、「アメリカの傘の下」の抑止力に依存し、アメリカの顔色を伺うだけでリーダーシップを取ることしません。
世界の膨大な軍事費を生活と雇用、福祉の向上に使えばどんなに豊かな社会が実現できることでしょう。
そんな社会を私は望みます。