一般質問が終わった、昨日午後から「全員協議会」が開かれました。
協議内容は、「新市民会館建設について」です。
説明では、総工事費を62億円から65億円というものです。
「身の丈に合った建物」との趣旨からすれば、あまりにも大きな金額です。
新庁舎に96億円もかけて建設したばかりなのに、短期間に158億円もの建設費につぎ込む事になります。
昨日の佐賀新聞によると、唐津市の実質公債費率は、11.7と江北町の次に悪い指数です。
将来負担比率は、115.2と県内で最も悪い数字で、増えています。
「財政運営に問題はない」との説明ですが、頼りは、ボートレース収益金とふるさと納税です。
「そんな予算があれば、もっと他の事業に回して欲しい」と言う声はたくさんあります。
小中学校の特別教室のエアコン設置は4年後です。
私が発言したもう一つは、「会議室」の活用が後景にやられている事です。
ホールのことに頭が集中し、「会議室の利用」は、議論された様子がうかがえません。
旧市民会館の会議室は、利用頻度が高かったのに「リハーサル室を会議室としても使えます」という程度で、「会議室は、大手ビルや新庁舎も使えます」との答弁に、二口が出ませんでした。
市民会館の会議室と新庁舎の会議室の使用目的は大きく違います。
他の議員からも、「コンパクトにした場合との比較が欲しい」「維持管理費はどうなるのか」「舞台はどれだけ使う計画があるのか」など、意見が相次ぎました。
詳しくは、唐津市役所ホームページで見ることができますし、パブリックコメントも募集しています。