私は15日、九州電力玄海発電所で原子力発電における様々な疑問を投げかけ話し合う会議に出席した。
午後4時から玄海のエネルギーパークの会議室でマスコミ5社ほどが見守るなか住民側7人。九州電力側4人。話し合いの約束の時間は1時間。
九電の解答に40分。質疑に20分では時間が足りない。結局15分ほどオーバーしたのだが、理解できないのは文書で回答を求めているのに解答の文章を読み上げる「口頭」での解答しかしない。
文章を読み上げるぐらいなら、その「文章」を渡せば話し合いの時間がもっととれるのに。ちなみに、唐津市からの質問には九電は「文書で回答」しています。
さらに、1号機の脆性温度(原子炉容器の強度を調べる目安の温度)を来年おこなうことを明らかにしていましたが、その検査で「今後30年間の原子炉容器の強度を予測する」と解答したことです。
1回の検査で30年間も予想がたつのでしょうか。
建物でも機械でも古くなれば検査間隔は短くしなければならないのに、市民感覚とは相容れない発想のようです。それとも、試験片がないのか。今後試験片の温度が上がりすぎる可能性があり、検査できない状態なのか。
もう一つは、九電の説明の態度です。3号機を除いて地震の揺れを測定する「地震計」が設置されていません。地震の揺れは建物によって違うために必要なものですが、日本共産党の吉井英勝衆議員から指摘されました。唐津市の問い合わせに「年内を目途に1・2・4号機に設置したい」と解答していました。
昨日の九電の解答は「設置に向けて検討中」と後退した解答でした。
市民にはいい加減な解答をしながら唐津市には期日も含めて解答する。こんな不誠実なことでは住民の信頼は得られないのでは。
原子力発電は未完成な部分が多く、危険性と隣り合わせの発電を続けています。その危険性を「共通認識」にしなければ「安全な原子力発電」はあり得ないと考えます。
午後4時から玄海のエネルギーパークの会議室でマスコミ5社ほどが見守るなか住民側7人。九州電力側4人。話し合いの約束の時間は1時間。
九電の解答に40分。質疑に20分では時間が足りない。結局15分ほどオーバーしたのだが、理解できないのは文書で回答を求めているのに解答の文章を読み上げる「口頭」での解答しかしない。
文章を読み上げるぐらいなら、その「文章」を渡せば話し合いの時間がもっととれるのに。ちなみに、唐津市からの質問には九電は「文書で回答」しています。
さらに、1号機の脆性温度(原子炉容器の強度を調べる目安の温度)を来年おこなうことを明らかにしていましたが、その検査で「今後30年間の原子炉容器の強度を予測する」と解答したことです。
1回の検査で30年間も予想がたつのでしょうか。
建物でも機械でも古くなれば検査間隔は短くしなければならないのに、市民感覚とは相容れない発想のようです。それとも、試験片がないのか。今後試験片の温度が上がりすぎる可能性があり、検査できない状態なのか。
もう一つは、九電の説明の態度です。3号機を除いて地震の揺れを測定する「地震計」が設置されていません。地震の揺れは建物によって違うために必要なものですが、日本共産党の吉井英勝衆議員から指摘されました。唐津市の問い合わせに「年内を目途に1・2・4号機に設置したい」と解答していました。
昨日の九電の解答は「設置に向けて検討中」と後退した解答でした。
市民にはいい加減な解答をしながら唐津市には期日も含めて解答する。こんな不誠実なことでは住民の信頼は得られないのでは。
原子力発電は未完成な部分が多く、危険性と隣り合わせの発電を続けています。その危険性を「共通認識」にしなければ「安全な原子力発電」はあり得ないと考えます。