フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

春ですな・・・

2007年02月11日 | オタクな日々

 2月中旬だというのに、ちょうどスーパーコミックシティに行くときのような服装で、自転車に乗ってスーパーマーケットへ行ってしまった・・・。
 いや、オタクな勝負服(?)で行ったといういうわけではなく、その季候の頃着るようなインナーとジャケットだけで外出したという意味だ。(季節を感じるのに、いつもイベントがものさしなのはなぜなんだろう・・・)信じられない暖かさだ。
 だからというわけじゃないが、年末のコミケ前から整理し始めた同人誌を、やっと売っ払った。とゆーか、「もう1回読み返してから・・・」などと言っているとちーとも売ってしまうことができないので、あきらめて宅配屋さんを呼んだのだ。何しろ5箱あるからな・・・。重いより、コンビニのレジで注目を集めて恥ずかしいからだ・・・。
 最初はゆ○パックが一番安いと計算して、集荷もするというから「おお、公社になって多少はサービス精神に目覚めたのだな」と、近くの郵○局に土曜日に電話したら、「今日は人手がないので行けません」「・・・じゃあ、明日でもいいですから」「日曜祝日はやってません」・・・おい!ネットで見たら日曜祝日もOKと書いてあったぞ!!そんなことじゃ民営化したらやっていけんのじゃあ!現に今、確実に客を逃したぞ。だいたいうちの通販の発送もすべて、書籍小包や郵便からメール便に切り替えたしな。早く信書も民間に解禁していただきたい。そしたら絶対公社なんか使わない。信書は郵○公社に限るなんて、将来検閲制度を復活させるためか、公社を倒産させないための策なのが見え見えなんじゃ!!
 もちろん私は即刻ペリ○ンのネット集荷依頼をした。なぜ料金が同じなのにヤ○トじゃなくてペリ○ンなのかといえば、以前やはり引越し前に大量の同人誌を売ろうとして集荷を依頼したら、やってきた若い兄ちゃんは「普通集荷なんてしないのに、特別にやってあげてるんですからね。コンビニとかいっぱいあるでしょう」とかぶつぶつ言いやがったことがあるので、ふざけんなてめぇ、と怒りまくった私は、選択の余地があるときは必ずペリ○ンだ。
 で、おばちゃん(どこにあるのかわからないが、住所は隣町のペリ○ン取次店は、夫婦でやってる小さい運送会社らしい・・・いつもこのおばちゃんか、おじさんとふたりでやって来る)がやってきた。おばちゃんに15キロはある箱を運ばせるのは忍びないと、私も車まで荷物を運んだ。送付票の控えをくれようとしたおばちゃんは、右下の領収印が押してないのを見て「ああ、そうそう。あなたたちはこれ領収書として必要なのよね」と日付を書き込んで印を押し始めた。
 ・・・ちょっと待て。あなたたち」って・・・!何?どういうこと?!私、個人名で出してるし、取りに来てもらったのも会社じゃなくて一般住宅だぜ?なのに「領収書が必要」とか「あなたたち」っていったい・・・!!
 発送先は「まん○らけ」、品名は「書籍」・・・。お、おばちゃん・・・!おばちゃんの担当区域に「領収書」が必要な「マンガまたは同人関係の方」がいるのね?!・・・でもおばちゃん、残念ながらうちは弱小だから確定申告は必要ないのよ・・・。とゆーか必要なのはプロか、一度に数百単位で売れる同人作家だけだからね・・・。
 まあ、このごろはイベント会場からの発送はほとんだヤ○トだが、ペリ○ンのときもあるので、そういうときはだいたいおばちゃんがうちに持ってきてくれるもんな・・・。あやしい「依頼人・本人、品名・本」の荷物を・・・!(しかも箱には「○○印刷」とか「同人誌印刷○○社」の名が)原稿の発送にも2回ほど来てもらったし。「品名・原稿」で、「折り曲げ厳禁」の荷物をな・・・。
 そういやここに引っ越すときにも見積もりに来た引越し業者に、膨大なマンガとパソコンやらプリンターやら(ちょうどここまでパソコンやネットが一般に普及するちょい前だった)を見て、「マンガ家さんですか?」と訊かれたことをまた思い出してしまった。(遠い目・・・)「いえ、同人誌やってます」と答えると説明しなきゃいかんくなると思って「ま、まあそんなところで・・・ははは」とごまかしたけどね!
 結論。どこへ行っても、オタクは自ずからオタクであることを現す・・・。しかしオタクをよく知らない一般の方は、時として、美しい誤解をしてくれるものである・・・。