フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

「デーモン聖典」第44話感想~♪

2007年02月24日 | デーモン聖典関連

 さきほどLaLaを立ち読みしてまいりました・・・自転車で行こうと思ったのだけれど、外へ出た途端花粉の気配を感じて車に乗り込んでしまった私は、地球に優しくなくてすみません・・・

 とうとう赤龍と忍がご対面~予想通り、忍の危機に現れて、デーモンを食って無言で去って行きました・・・。何だよー、正体現したんなら人型になって話くらいしろよー。この恥ずかしがりやさんめ
 忍、赤龍に好印象?!だって、「おれがお前の鎖?本当に?」って手を伸ばして触ろうとして、しかもそのときの表情、こころなし嬉しそうでしたよ?!・・・なーんだ、ヘルムートの姿じゃなければ結構イケそうじゃん?!がんばれ、赤龍!(←こんなところでエールを送ってもな・・・
 で、なぜか忍の原因不明の高熱はその出来事の間に下がっていた。うーん、結局病気じゃなかったってことなのかなあ。精神的ショック(って、ヘルムートに無理やり「愛してる」なんて言わされたことかよ?!)によるものとか?何にしても赤龍と会ったことで下がったわけで・・・まさか赤龍にそんな力があるとも思えん。だってどう見たってそんな「癒し系」じゃないだろ?
 ・・・愚考致しますに、忍って赤龍によって「鎖の素質を隠されている」「赤龍のマーキングもカムフラージュされている」わけで、それが何が原因かは知らないけど消えかけることで(じゃないのかな?前にケルベロスにも襲われたし・・・)忍の肉体に何らかの影響が出たのかなあ、とか。あ、私、どうもヘルムートが行方不明になったことや、K2と戦ったこととかと、忍側の出来事との時系列がよくわかんないのですが、もしかしてその原因って、SMIC地下に赤龍本体(こどものヘルムートの姿)が現れたことと関係ある?結局檻の中の「影」も出しちゃって(代わりに敗れたK2を突っ込んでおくというのは・・・なかなかイジワルよのう・・・笑)、今現在はちゃーんと赤龍本体で動いているようだし。それで忍と接触(再会)して、その細工を強化した、とか。ま、愚考です。多分はずれます・・・
 ヘルムートが行方不明で困ったエットーレ局長(この人も登場した頃は若かったのに、この頃すっかり老けちゃって・・・。気苦労のせいか?笑)の呟き・・・「急にSMICなどどうでもよくなったように放り出して・・・」まあ、どうでもよくなったんじゃない?(爆)
 
で、どうでもよくなった理由を考えると・・・①K2を捕獲できた②マスターとしての役目(エデンと人類の寿命を延ばす)がどうでもよくなった③このままでは忍の愛が得られないことに気づいた④何らかの目的が達成できたか時機がきた・・・とか考えられますが・・・①と④は同じことかも。②と③も同じかなー。
 萩が「恍惚の死」を得た様子を見て動揺したのは、赤龍も同じことだったんじゃないかなー。とくにあそこは「兄弟」という関係でそうなった(いやいや、誤解しないでね美しい家族愛ですよ)わけで、自分は何年かけても一向に「兄弟」関係は改善されず・・・。もー、役目なんてどうでもいい、忍の愛を得たい、という気持ちになったのかも
 
 しかし、デーモンに襲われてるときの忍が妙に少年ぽくてかわいい髪が短いとほんと幼い感じになるなあそれはともかく、香山さんをかばってデーモンと接触し、自分の鎖とならない自分にデーモンの怒りが向けられ、殺される・・・と分析している忍って、死ぬことを別に何とも思っていないというか、怖がっていないんだよね。自分が死んだ後残されるりなやもなのことも思い出すわけでなし。フェミニストだからとか、自分を犠牲にしてでも他人を助けたい、という動機からとも思えないところを見ると、なんつーか、自分の命に執着がないだけという気が。彼の心はまだ、奥底ではあの16年前のときの「僕は消えてしまいたい」という気持ちが消えないままなのかな・・・という気がする。(りなをケルベロスからかばったときもそうだし・・・)
 そんな彼と赤龍の関係がどうなっていくのか?!というのが私の現在の煩悩なのでございます・・・!
 
 追加。SMICの地下に忍び込むとき、もなに抱かれている獏が「私の鎖でもないのにそんなにくっつくな」とか言ってるのがおかしい・・・ふーん、そうなんだ。鎖以外の人間に触られるのは不快なんだ。逆に、鎖に触れられるのは快感なのかなー。どうりでヘルムート様がやたら(いやがる)忍にべたべた触るわけだ(爆笑)