注意!!
①これはいわゆるボーイズラブというジャンルの女性向け小説であり、同性間の恋愛を扱っており、性的表現を含みます。このジャンルに興味のない方、そのような内容を苦手とする方はお読みにならないよう願います。
②Dグレ「クロスXラビ」甘々ラブラブで、ややショタ気味です。基本設定は完全ショタです。このカップリングやラビ受けやショタが苦手な方はご遠慮ください。
③原作の設定は完全無視、また多数捏造しております。くれぐれも信じないように!(笑)また、前回の小説とは全く別設定で(一部同一設定あり)、続きではありません。
④文章の一部は、うっかり目に入らないように反転させることがあります。
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ラビは周囲を見回した。彼らがいる棟と他の3つの棟は、渡り廊下でつながれているが、母屋に繋がっているのは彼らがいる棟だけだ。しかもこの棟の階段は、母屋との連結部分にあったので、1階に降りることもできない。
他の棟の階段を使えば1階に降りて、母屋に行ける。ラビは渡り廊下を伝って隣りの棟に移動し、足音を忍ばせて端にある階段へと向かった。
そこにも、予想通りというべきか、壁しかなかった。触ってみても、木の板の感触がある。念のため、その隣りの棟も確認に向かう。
この棟は、ラビたちのいた建物とは中庭をはさんだ真向かいになる。ラビはちらりとそちらへ目を向けた。クロスの姿が見えて、少しほっとする。クロスは腕を組んで壁にもたれている。動く気はないようだ。当然だ。これはラビの任務なのだから。
静まり返った空気の中、足元の床のきしむ音にぎくりとする。
ラビは足を止めた。あれほど人の気配や低い話し声に満ちていた遊郭内は、今、ラビとクロスしか存在しないのではないかというくらの静寂に包まれている。3時4時という時間ならともかく、そんなことはあり得ない。
ラビは廊下に並んだ引き戸の1つに手をかけ、思い切って引いてみた。が、びくともしない。まるでその戸が紙に書いた絵でしかないように、わずかにガタつくことさえない。
彼は袖からイノセンスを取り出すと、羽織っていた振袖を脱ぎ捨てた。襦袢の裾を緩めて欄干に足をかけ、下を確認してから中庭に飛び下りる。
「…う、わ……」
着地の瞬間に痛みが突き抜け、思わず膝をついてしまった。しかも、中に出されたクロスのものが溢れ出る感触があって、しばらく動けなかった。
なんとか立ち上がって、1階の階段部分を確認しに行ったが、やはりそこも壁になっていた。1階の渡り廊下のところは本来中庭と棟の外回りの庭とをつないで行き来できるようになっていて、そこは開いていたので外へ出ようとしたラビは、見えない壁に鼻と額をぶつける羽目になった。試す気にはなれないが、おそらく2階の渡り廊下も中庭には飛び下りられても、外庭へは出られないだろう。
つまり、4つの棟と廊下、それ自体を境として、完全に空間が閉じている状態だった。
(あとは……)
ラビは空を見上げた。月は見えないが、星が瞬く夜空は見えている。彼は円を描いて鉄槌を振った。
イノセンス第一開放。ラビの中の何かがイノセンスを刺激して目覚めさせ、それに呼応したイノセンスから、その力が流れ込み、五感の位相をずらす。これによって適合者は、常人のレベルを遥かに超えた感覚や運動神経を手に入れ、アクマと対等に戦えるようになる。
槌を大きくするときに振り回すのは、巨大化させるイメージがし易いからだ。イノセンスをコントロールするのはすべて適合者の意思、イメージだ。イノセンスを発動させる訓練をするときに、動作や言葉をイメージと紐付けさせることが多いのは、細かなコントロールを脳に条件付けてしまうためである。
ラビは槌を振って扱いやすい大きさにすると、そのヘッド部を地面に突き立てるように逆さまに置いた。両手で柄を持ち、片足を柄にかける。
「伸!」
ぐん、とラビの体ごと柄の部分が空へ伸びていく。
「……うへぇ」
ラビは目に映る光景に目が回りそうになった。遊郭全体を上から見下ろす──はずが、柄が伸びていくにつれて建物の上に建物が積み重なって、無限に増えていったからである。よく見れば、その1つ1つにクロスの姿があって、それがまた気色悪さを倍増させた。
「まるで合わせ鏡みたいさー……」
ビクンと、ラビは自分の洩らした言葉に心臓の鼓動を速めた。
(……何だ?なんか……ひっかかるっていうか……思い出せそうな……)
無限に続く同じ像。それは……昼間ささめに見せられた万華鏡のようだ。
(……まさか?!)
ラビは柄を戻し、地面に降り立った。ささめはここに住み込んでいる。彼女の部屋のある棟へ飛び込むが、やはりどの引き戸もびくともしない。第一、どの部屋が彼女の部屋かわからないので、開いたとしてもほとんど全部の部屋の中を探さなければいけない。客を取っていないで部屋にいる遊女もいるだろうし、見咎められずに済むわけはない。
(いったいどうしたら……)
とりあえず今はあきらめて、発動が止まるのを待って、ささめに貸してほしいと頼むべきか?それで万華鏡を支部で調べてもらって……
(だけど、それで違っていたら、また発動するまで待たなきゃいけない……)
だめだ。何としても今夜なんとかしないと、再び発動するとは限らない。──むしろ、二度と発動しないだろう。自分の感が正しければ。
(今までのは違うが、今回の発動は、オレに反応したんだ、多分……。これが起こったときの感覚は……いつもイノセンスを発動させるときと同じだった。だったら、コントロールできるかもしれない。いや、何としてもやらないと、下手をするとずっとこのままだ。なんてったって、適合者が発動させちまってるんだからな……)
教団内では一般に、1つのイノセンスに1人の適合者しかいないと思われている。だが、例外はある。それは大元帥と室長しか知らない極秘事項となっているが、ブックマン一族の適合者だ。本来の適合者とめぐりあっていないイノセンスに対し、ブックマン一族の血を引く適合者はある程度シンクロできる、つまり基本的にはどのイノセンスも発動させることができる万能の適合者だ。だからこそ適合者だったラビとブックマンは、次の記録地(ログ)を黒の教団と決めたとき、本部に行き、回収されたイノセンスの中からシンクロ率の高いものを選んでエクソシストとなったのだ。
(オレは本当の適合者に比べればシンクロ率は低いだろうけど……)
ラビは鉄槌の発動を解除した。もう1つのイノセンスに集中するためだ。小さな姿に戻ったそれを腰ひもにはさみ込む。
目を閉じて、漆喰の壁に両手をつく。感触はただの壁だが、もしこれを物理的に壊そうとしても小さな穴ひとつ開けられない、イノセンスの結界でもある。これは、自分がそうさせた。なぜ?
(行かせたくない)
あのとき、そう思った。その彼の強い想いに触発され、この空間を閉じてしまったのだろうか。クロスを中に閉じ込めて。
──今でも彼のことを夢に見るのよ。行かないで、戻ってきてほしいって……
ささめの言葉を思い出す。夢を見て、蘇った彼女の過去の想いに、イノセンスは反応したのではないか?そして、夢の終わりとともに、結界も消える……。
彼女の想いは過去のもので、今の彼女はそれがすでに叶わないことだと知っている。だが、今、イノセンスを発動させているラビの想いは、消せるものではない。
ラビは壁に額を当てて、自嘲した。
(自分じゃちゃんと納得して、あきらめてるつもりだったのに……少なくともそう見えるようにしていたつもりなのにさ、これじゃ未練たらたらな本音が、クロスにばれちまったかもなー……)
だったら、とラビはぐっと歯をかみしめた。
(オレは、自分の力でこのイノセンスを支配してやる。一族の血と、訓練して身につけた技とで)
深呼吸して、意識を肉体の感覚から徐々に遠ざけていく。何かあればすぐさま反応できるように、完全に遮断はせず、ぎりぎりの糸は残しておく。
次第に感じ始める、イノセンスの気配。まずは最もなじんだ、自分の持つイノセンス。次に、これも見知ったクロスの「断罪者」が、遠いぼやけた光として感じた。意識を向けるとその光が明るく、はっきりする。もう1つあるはずの「聖母の柩」の存在がまったく感じ取れないのは、クロスの魔術で別次元に隠されてしまっているからだ。
すでにその固有の波長を記憶しているものは容易に見つけられるが、イノセンスを見つけるにはその波長に自分の意識を一致させなければならないが、全く未知のものは難しい。暗闇で一粒の砂を探すようなものだ。それでもラビは手探りで探し続ける。
ふと、頭の上で──もちろん比喩で、ラビにはそんなふうに感じられたということだが──淡く光るものが見えた気がした。そちらに意識を向けると、消えてしまう。ゆっくりと、慎重に、意識をシンクロさせていく。少しずつ、ぼんやりとした光が見えてくる。その輪郭が鮮明に、鋭く、そして眩しいほどになっていく。光の中に、また光で縁取られた何かの形が見えてくる。それに向かって意識の手を伸ばし……そっと、手のひらの中に、包みこみ……
(つかまえた!)
「イノセンス発動……解除!」
自分の支配下に入れば、あとの手順は同じだ。無制御に発動されたその力を、意思の力で収束させる。一瞬、建物の像がぶれ、目眩の感覚が起こったが、すぐにそれは治まった。
どこか落ちつかない気配、ひそやかな声、虫の音、そして秋の気配を含んだ肌寒い風が戻ってくる。
ラビは、廊下に座り込んでいた。左手に何かを握りしめているのに気づき、手を開く。薄暗い行灯の光で見たのは、きらきらと星のような光が中で飛び交っている、黒い透明な石の欠片だった。3つあわせても小石程度の小ささだ。
それらを落とさないようもう一度握りしめて、立ち上がる。振り返れば2階の回廊にまだクロスの姿はあった。
彼が戻ると、クロスはかすかに笑んで迎えた。
「良くやった、ひよっこ」
大きな手で、ぐしゃぐしゃと髪を掻きまわされる。なつかしい呼び方、なつかしい仕草に不覚にも涙が滲んでくる。それを振り払うように、
「これ、さ」
握っていたイノセンスを見せる。万華鏡がイノセンスではないかと予想していたのに、まさか中の石の方だとは思わなかった。
「こんな割れてるし、少なくねえ?」
「割れているのは、本部の科学班の連中ならなんとかするだろう。だが、確かに小さすぎるな。残りはまだどこかにあるんだろう」
「残り……」
あるとすれば、ささめが拾ったという海岸に残されている可能性が高い。そうなると、今制御している自分が探しに行かされるのは必至だ。いくら波長を覚えたからといって、マジで砂の中から砂粒探しをさせられるのかと思うと、さすがにげんなりする。
「とりあえず、ここでの任務は完了だな」
クロスは拾っておいた着物を、ラビの肩に羽織らせた。
「じゃあな」
「え……」
踵を返したクロスを茫然と見送り、慌てて追いかけて渡り廊下の途中で腕をつかむ。
「なんで……朝までいてくれないんだよ……?」
「………」
「オレ、仕事終わったんだから、あんたが帰る必要なんてないじゃん?」
「……」
「アンタがもし、今日はもう……3回もしたから、オレとする気になれないっていうんなら、一緒に眠るだけでもいいからさ……」
こんなにぐずぐずと引き止めてしまうのは、このイノセンスのせいで、今さらながら離れたくない気持ちを確認してしまったからだ。イノセンスがラビに気持ちに反応してしまったのは、むしろ気持ちを抑えこんでしまったからのような気がしたが、今はどちらにしろイノセンスは彼の制御下にあるので、発動する心配はない。
クロスは、大げさなため息をついた。
「……ホントにおまえは、鈍い上にガキのまんまだな」
「何だよ、それ。オレ、もう16で、ガキじゃないだろ」
「ガキでないなら、ひよこだ」
唇をとがらせたラビの頭に手を載せて押しながら、クロスは廊下を引き返した。
部屋に戻ると、ラビはイノセンスを懐紙に包んで、自分のイノセンスとともに袖に入れ、着物は几帳に掛けた。
上着だけを脱いだクロスは、ごろりと布団の上に寝転がり、手招きしてラビを自分の横に寝させ、腕枕をするように抱きこんだ。そのまま動かないクロスを見上げると、彼は目を閉じていた。
本当に一緒に眠るだけのために戻ってくれたのだ、とラビは嬉しさ半分、切なさ半分でクロスの肩に頭を擦りつけた。幼い頃は、師匠に叱られた日や人恋しいとき、或いは冬の寒い夜などは、よくクロスのベッドにもぐりこんで眠った。クロスは最初のうち「狭い」だの「うっとおしい」だの文句を言っていたが、そのうち黙って入れてくれるようになり、やがて腕枕をしてくれるようになった。好きだと告白してからは、かえってそんなことをしづらくなってしまったし、もうそうしてふたりで眠るには抱き合うしかないほどベッドが狭くなったので、しなくなってしまったが。
クロスの体温と華やかなフレグランスの香りのまじった体臭を感じていると、条件反射のようにラビはその頃のように手放しで安心しきってしまう。心地良い眠りの波にたゆとい始めたときに、クロスの唇を──顎ひげも当たるのでそれとわかる──額に、頬に、唇に感じたが、ラビは目を開けることができず、そのまま深い眠りの中に沈んでいった。
朝、予想通り、クロスはすでに去っていた。身支度をして店の玄関へ向かう間に、ささめと顔を合わせることはなかった。会ったとしても、何も言うことはできないだろうと思い、探そうとはせずに、番頭から花代を受け取って外へ出た。
昨日より倍も支払われた代金を見て、昨日の分も渡し忘れたことを思い出し、くくっと笑う。
(もしかしてオレ、あんたに借金を作った最初のヤツ?)
棟の欠落感はどうしようもないけれど、再会する前とは違った気持ちでいられた。お互いずっと一緒にいられる立場ではないことはわかっている。だが願っていれば、自分が愛し続けていれば、二度と会えないわけではない。生きている限り。だったら、せめてこの次に会えたときは、彼に一方的に助けられたり労わられたりされるこどもではなくて、身も心も大人になっていたい。幸い、「この未熟者!」と叱ってくれる師匠もいる。
(また……必ず会えるから……)
ラビは、きっとやきもきしながら待っているだろう師の元へ、再び旅立つために歩いていった。
「ところで師匠、どうすればここから出られるんです?」
「あ?おまえがソイツを弾きゃいいだろうが」
アレンのこめかみに青筋が浮かぶ。
「…前から思ってたんですけど、あなたってほんっっとーに、説明が足りないですよね?」
「さっき教えてやっただろうが。おまえが望んで弾けば箱舟は動く。『江戸接続』を切れ」
クロスはどかりと椅子に座った。
「言ってる意味がわかりませんケドー」
仲の良さそうな師弟の会話を聞きながらラビは、少し離れたところに立ってクロスを見つめていた。千年伯爵の方舟で、戦いの最中に再会してから、まだ一度も口をきいてもいない。それに、自分たちが知り合いだということさえ公にしていないのに、こんな人目がある中で、私的な会話などできるはずもなかった。
けれど、この部屋に来てからずっと、気になっていたのだ。黒い手袋のせいで誰も気づいていないし、クロス自身も気にしてはいないだろう。だけど……
ラビは、思い切ってクロスに近寄った。
クロスは表情を動かさずに彼を見上げた。
「あの……手を……左手、血が乾くと手袋が張り付いてしまいますから、拭いてもよろしいでしょうか……?」
「……」
その場の者たちは皆──意識のないクロウリーは除いて──、驚いて彼らを振り返った。
クロスは、黙って左手を差し出した。
ラビは跪いて、クロスの手から手袋を取った。白い手は血塗れで、革の手袋は血を吸って、重かった。拭くのに使えるようなきれいな布は、上着の下に着ていたシャツくらいしかない。ラビはシャツの裾を引っ張り出して、生乾きの血をぬぐった。乾いてしまったところは擦っても取れず、ラビは舐めて湿してから、またシャツで拭く。それを繰り返すうち、知らず涙が滲んでくる。
「……無茶するなって言ったのに……」
ポツリと、ラビは呟いた。
「別にこれくらい、無茶のうちに入らんさ。おまえこそ、人の目の前で死にかけやがって、あのじじいなら修行が足りんと張り飛ばすところだぞ」
「……ごめん…なさい……」
クロスは右の手袋も外して投げ捨てると、両手でラビの頬をはさんで上向かせた。
「……背が伸びたな。顔つきも、大人っぽくなった。…だが、泣き虫なのは変わらんな……」
「クロス……元帥……」
ふっ、とクロスは笑った。
「どうした?ずいぶん遠慮してるじゃないか。飛びついてくるぐらいはするかと思っていたのに」
「だって……あんたさっき、汚いから寄るなって……」
ラビは、上目使いに口を尖らせる。
「ああ、悪ィ。戦闘モードのときの言動なんぞ気にするな。…来いよ」
「……クロス……!」
ラビはクロスの首に抱きついた。
「会いたかった……!」
オレもだ、とクロスは他には聞こえないように小声で囁いて、抱え込んだラビの顎を、強引に上げさせた。そして…
ラビは泣き笑いしながら、目を閉じた。
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やっとこさ、ENDです。お疲れ様でしたー!
やっと、と言っても、6回しかありませんでしたけどね・・・。物足りない、もっと読みたいと言っていただければ書いた甲斐があるというものですが、しつこいようですが、このカップリング、どんだけ需要があるんだろ・・・
最後の再会の場面は書き終わってから付け足したんですが、ない方がいいのかな、どうかな?クロスの手を拭く場面は、今書いてる話の方に入れたかったけどちょい入れられそうにないので(いや、まだ全然そんなとこまで書き進んでないけど、その辺はもう頭の中にあるので)、ラブラブ仕様に直して入れてみました。単なる私の願望です・・・。
誰も気づかないけど、クロスのケガに気づいてるラビ!こっちの甘々バージョンのラビは言えるけど、殺伐エロバージョンのラビは言えなくって(オレなんかが心配する権利ないよな、とか、オレなんかに触られたら嫌だろうとか、拒否されそうで言えない、とか、うじうじしてるの)、でも気になってちらちら目がいっちゃう。それにクロスも気づいてるけど、何も言わない。内心ではそういうラビの自信のないとことか卑屈さ加減にいらいらしてんの!だってもうこの時点で、クロスはラビのこと愛してる(きゃ)からさー、なんでそれがわかんねーんだ、このドアホウ!とか思ってるわけよ。てへへ。
あ、またうっかり自分の妄想に浸りこんでしまった!引かないで~
というわけで、できましたらご感想&私もクロス×ラビ好きです!というカミングアウト(笑)、いただけましたら大変嬉しいです。ではでは、次は夏(って、大丈夫か・・・このトロいペースで・・・。プロット立てずに書くからいちいち行き詰るんじゃ!)に上げられたらいいなーってことで!