フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

血尿なコータ;

2011年05月01日 | 猫ばか日記

 尿路結石が持病の我が家のコータ。ここ1週間くらい血尿が続いていたので、昨日病院へ連れて行った。血尿はときどきあるが、いつも2、3日で直っていたし、尿は詰まらずちゃんと出ていたし、基本的には食事療法しかない病気なので、どうしたものかと様子見をしていたが、血尿が減る気配はないしこのままでは傷から細菌が入ったりするかもしれないので、抗生物質を与えたほうがいいのではないかと思ったのだ。
 病院では先生が超音波検査で膀胱の様子を見た。おお、動物のエコー画面は初めて見た!自分の腹とか胸とかのはいつも見てるが、何がなにやら・・・。しかしコータの膀胱はよくわかるぞ!ぷっくり膨らんだひょうたん型の空間が。そして、何やらでっぱりも。
「ここに何かありますね。おそらく炎症を起こして腫れているんだと思いますが、エコーではこれが単なる炎症なのかポリープとか他の物なのかはわかりません。とりあえず炎症が治まって出っ張りがなくなれば問題ないので・・・」
 というわけで、止血剤と抗生物質を注射。
「この薬はお水をよく飲むようになりますので、水を絶やさないようにしてください」
 うむ、尿路結石の予防&治療は水をたくさん飲んで尿を薄くしてたくさん出すことだからな。
 ・・・ん?待てよ。水をたくさん飲むということは、おしっこも増えるというわけで・・・。
 コータは、うちのにゃんこたちの中で唯一、ちゃんとトイレで排泄できない子なのだ。(ムギも大を2回に1回は外にするが・・・。コータもムギも砂の感触が嫌らしい。お前たち猫としての本能がないぞ)基本、床にするので、私は毎日ロフトの床(時々壁も去勢してるのに、おしっこを後ろに飛ばすのだ・・・)を拭き掃除している。ほぼ毎日3か所にするのだが、その量が増えるというのか・・・?
 案の定、翌日(つまり今日)の朝、リビングに入ると途端にオシッコのなまあたたか~い臭いが。トホホ・・・。いつも夜中は猫も眠っているのでそれほど排泄しないのだが・・・。
 コータに抗生剤の粉薬を飲ませようとウェットフードに混ぜておいたが、味がするのか1口食べてあとは食べない。しょうがないので手で無理やり口の端に塗りつけて、本能でキレイにしようと舐めるように仕向ける。逃げるのを追っかけて捕まえ、顎を押さえつけてやるので、疲れるし手も噛まれて痛いよ・・・これが1週間続くのか
 それにしても、コータのおかげで私はこれまでいくら使ったかな。床にオシッコするからリフォームしてロフト増設して、猫なら本来使わなくて済むトイレシーツを毎日3枚消費して、ドアを勝手に開けるし爪で削っちゃったからドアも付け替えて・・・。あとは病院代と療法食代か。コータの生涯でたぶん200万くらい使うんだろうなあ・・・・・・気が遠くなるぜ・・・。
 それなのに私の足元でごろんと転がって、「にゃー(撫でろ)」とやられると、「こーちゃん、いいこだねーかわいいねー」と撫でくり回さずにはいられない!・・・もう私のことは猫キチの中の猫キチ、キング・オブ・ネコキチと呼んでくれ!