フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

インテリア相談会・・・の説明会

2011年12月11日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 昨日はマンションの「インテリア相談会の説明会」だったので、例によってモデルルームのある住宅展示場へ。なんじゃそりゃ、というと、何しろ「完成したマンションを売る」のでなく、これから建てるマンションを売っているため、事前に扉や床などの色が選べ(無償)、さらに希望者には間取り変更も可能なのだが(一部有償)、その内容や日程の説明があったのだ。
 変更の期限は、下の階ほど早い・・・。2階から順に締め切りがやってくる。ので、低層の私は5月下旬には選択や設計を完了しなければならない。忙しいな・・・。しかし、今の家を建てるときも間取りなどの設計に始まり、外壁、屋根、壁紙や床材選択、スイッチやコンセントの種類や位置決め、照明からファブリックなどのインテリアetc・・・と、ほぼ週一で住宅メーカーのオフィスへ数ヶ月間通い続けたものだ。それに比べればまだ決めることは少ないからましだろう。
 日程などの説明のあと、担当のインテリアコーディネーターさんと顔合わせと、私の場合日程が詰まっているのでさっそく間取り変更の相談から。前に見積もりを頼んでいたものを受け取ると、最低限の工事で約100万・・・変更工事決定時に全額入金なので、5月にはまたそれだけの金を工面しなくてはならないと思うと涙がちょちょ切れるぞ。これはこうできないか、これはどうかとまた注文をつけ、再見積もりをお願いする。それからモデルルームの見本を前に扉と床(浴室やトイレ内のクロスもセット)の色選択に頭を悩ます。扉4種類×床4種類の16通りから選択とはいえ、まあ「これはねえだろ・・・」という組み合わせもあるので、一般的には7、8種類に収まるんじゃないかねー。
 ワタクシはコーディネーターさんおすすめの落ち着いたクルミ材系のこげ茶ではなく、悩んだ末赤茶系の扉と、タモ材っぽい薄茶の床クロスを選択。明るいほうがいいかなーと思って。
 ああ、やれやれ・・・とこれだけでどっと疲れた。とりあえず今回の打ち合わせは終了したところで、営業のT氏と交代。先々週、彼と売却担当のA氏が、自宅を査定しに来たのだ。あいにくA氏が予定が入って今日来れなかったので、来週中に私の会社に来て(彼らの事務所は私の会社の近所・・・)査定額など説明させてほしいとのこと。私は昼休みに来てもらうことにし、後で連絡をもらうことになった。
 そのあとT氏は別に訊いてもいないのに他の部屋の販売状況や(今回の募集もほぼ完売とか、どのタイプが売れ行きがいいとか・・・)次の売り出し予定などをしゃべる。彼はもともと軽いんだろうが、単にしゃべり好きと見た。なので、ついでなのでいろいろ訊いてみた。
「あの~、今名古屋でも、○○とか××とかで免震マンション売り出してますけど(どっちも資料請求していたワタクシだ・・・)、みんな来年早々に入居予定ですよね。ここだけ2年も先で、なんでこんな早く売り出したんですか?売れるんすか?」自分が買ってることは棚に上げる・・・。
「あー、皆さんやはり遅いっておっしゃいますねえ。実はですね、このマンションは5月に販売開始したんですが、本当は25年3月に竣工予定だったんですよ」1年半後入居か・・・。まあ早くはないけど、住み替え客狙いなら妥当か。私も2年の間に残りのローンをなるべく返しておこうという考えだからな。
「ですが3月に東北の震災が起きて、夏ごろにどうも当初考えられていたより大きなものだったとわかりまして」確かに、マグニチュードも8.9だか8.8だかから、9.0に訂正された気がするぞ。
「それを受けて□□(設計施工会社)が免震装置の見直しを行いまして、もちろん当初の設計でも東北クラスの地震に耐えられますが、もっと大きな揺れに耐えられるように変更することにしたんですね。それに伴いましていろいろ計画変更があり、竣工がずれこんだわけです。その代わり、日本で、つまりは世界で一番揺れに強いマンションとなります!」はー、さいでっか・・・。
「あと、最新の情報ですが、25年12月竣工と言っていましたが、どうも前倒しできそうです」
「それは10月より前ですかね?なんか消費税が25年10月に上がるとかなんとか言っているので、前だとありがたいんですが。さすがに1000万単位の買い物だと、消費税分上がるのはつらいですからねー」
「あれ?私言ってませんでしたか?そもそも消費税かかるのは建物部分だけで土地にはかかりませんが、価格はFIXです。消費税が上がっても、もうご契約いただいているので、現在の価格で変わりありませんよ」なに!聞いてねーよ!それを早く言えっつーの!
「それに今日の発表でしたが、今年で終了予定だった住宅ローン減税は25年まで継続となりました。省エネ住宅に対する優遇はむしろ増えています。贈与税の特例も延長されて、省エネ住宅は優遇されます。当マンションはもちろん省エネ住宅に該当しますから、使えますよ」よ、よかったー!今住んでる土地の売却代金を贈与してもらうときの税金をどうしよう、と頭を悩ませていたので、ラッキー!
 というわけで、ちょっぴり気が軽くなって帰ってきたワタクシだ。今朝の新聞に「政府税制改正大綱」が載っていたので読んで確認したぞ。良かった良かった