フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

るろ剣観に行ってきましたv

2012年09月02日 | オタクな日々

 『黒○のバスケ』コミックス17巻181ページ、火神が黒子に向かって言ったセリフ・・・
「タツヤとの過去とお前との未来じゃ、どっちが大切かなんて決まってらあ」
 の「ら」を、そっと心の中で修正液で消してみる・・・そんな今日この頃。みなさまは残暑をいかがお過ごしでしょうか。
 さて、昨日は友人と映画「るろうに剣心」を観に行ってきたでござるよ。私・・・「アニメは何回か見た記憶があるが・・・あの語尾しか覚えてねえ・・・。映画は健クン目当てだよ~ん。三浦春馬くんとは親友なんだって。ゲヘヘ」友人M子・・・「マンガは全部読んだ。けど、佐藤健って誰?」友人S・・・「アニメは全部見てたよ。健くんかっこいいーっ。龍馬伝の拷問シーンはめちゃくちゃ色っぺーよ!」
 はああ・・・映画は期待していたよりずっと良かった!健くんの剣心は、普段おとなしそうで品がある、って感じなのに、戦いのときには色気ムンムン!長い前髪の下から上目遣いに相手を見据える目がたまらん!!おおお、オレの脳はドーパミン飽和状態~
 そのせいであろうか、武田観柳(香川照之)ってば、降参のふりをして両手を挙げて出てきた剣心を見て、いきなり「服を脱げ」ですよ!席でひっくり返りそうになりましたが、「いやいや待て待て、他に武器を隠していないか確認のためかもしれないじゃないか」とその場は自分に言い聞かせました。・・・が、さきほどネットでるろ剣の関連記事を検索していたら、あれはアドリブだったとのこと。「あの時代の観柳だったら脱がしたいだろうと思って」・・・って、香川氏がなりきった観柳が脱がしたくなるほど、美青年だったってことですね!すばらしい役作りです、香川さん・・・!
 鵜堂刃衛(吉川晃司)も、剣心の使っていた刀を後生大事にずーっと愛用していたり、行方不明の剣心を探し出して戦うためだけに抜刀斎を名乗って人斬りしたり、自分を戦闘不能にしただけで殺そうとしない剣心に「まだ戦いは終わっていない!」とか言っちゃって、自分を自分の剣で刺して自害しちゃったり(まー要するに「お前が直接手を下さなくっても、お前がオレを殺したんだー!」と主張したわけですね・・・)、おいおい、どんだけ剣心に殺されたかったの?てなもんです。剣心ストーカー以外の何者でもない・・・
 そうそう、そういえばマイ・スィートハートの窪田正孝君が出ていてびっくり!全然前知識なしに観に行ったもんだから、「あれ、この役者窪田くんそっくり・・・。やーね、私ったら、窪田くんLOVEなあまり似た人までそう見えちゃうのかしら」と思ったのですが、クレジットを見ていて名前が出てきたので見間違いではなかったことが判明。やっぱり私と窪田くんは赤い糸・・・じゃあずーずーし過ぎるので、紫の糸で結ばれているのね。キャッ(←死んでこい)・・・しかし、暗殺者だったころの剣心に3度も斬られ、最後にゃ串刺しにされる役・・・いやいや、剣心の頬の傷のひとつをつけた、剣心が忘れられない相手という意味では重要な役だけど、夜の場面だったからほとんど顔がわからねえ~
 ともあれ、必殺技というジャ○プの病気を排して(まー、原作ファンはそういうところが気に入らないかもしれないけど)、幕末から明治という時代の転換期に生きざるを得ない男たちのあがき、もがく様を描いた時代劇としても、緋村剣心という狂気と優しさの二面性を持った人物の魅力を描いたキャラクター劇としても、満足できる作品です。おすすめ!・・・うふふ、DVD買っちゃおう・・・