渋沢大滝を訪ねました <2015.10.15>
福島県檜枝岐村 尾瀬五滝の一つ 渋沢大滝 落差50m、滝右岸には
絹糸の滝を従える
前泊した宿では
「とても、とても おすすめできません、身の丈を超えるクマ笹が生い茂っているし、
道も分からなくなっているので・・行かないほうが・・」 何度も注意をうける。
ルート途中の「渋沢温泉小屋」は昨季の記録的豪雪で被害を受け解体された。
尾瀬 天神田代との登下山も現在は使われてなく渋沢大滝へ行く人は激減。
管理されなくなった渋沢大滝ルートへ小沢平から入りました。
小沢平登山口、渋沢温泉小屋は営業していない、天神平ルートは不明瞭との注意書き
この日は登山者は誰もいませんでしたが小沢平~うさぎ平間は少ないながらも登山者が時折入るようです。
(08:17出発)
いくつかのこのような沢を渡り、アップダウンを繰り返す
落葉の登山道
ブナの原生林の中を
只見川に白いものが見え隠れ・・・
途中の、不動大滝、 木の枝につかまりながら崖を降りて見る
三条の滝を落ちて来た只見川であるから水量は多い
落差は三段合計10m弱か・・
温泉成分で白く濁った渋沢に着く、 かっての橋は落ちている
下流に仮橋が渡されていたが増水したら渡れないかも・・
10:18 うさぎ平と渋沢温泉小屋跡への分岐
天神田代、渋沢方面はロープで侵入を止めてある
解体された渋沢温泉小屋跡を過ぎ渋沢を渡る、渡った先の道は草に覆われわからない
橋は流されありません、増水したら渡れないか
どこが道だか・・・
10:45 看板発見 左、天神田代 右:渋沢大滝
見えるように出しておきましたがすぐに草に埋もれるでしょう
狭まった渋沢が見える
地形図と時折見かけるピンクリボンを頼りに渋沢右岸を登ります
渋沢大滝の表示発見
倒木をくぐり、超え・・
渋沢大滝が見えてきました ホッ
11:32 絹糸の滝 落差70~80mと言われています
渋沢を左岸に渡りすぐに渋沢大滝(しぼさわおおたき)到着です 11:35
落差50m 簡易計測したら やはり50mだった
尾瀬最大の滝、三条の滝に1000人行ってもここには一人来るか来ないか・・といわれています
見逃していた、この滝を見るために前日に350キロ走ってきました、感無量!
滝左岸直下は 頭上崩落注意! ↗
滝壺は浅いです
右岸に絹糸の滝も見えている
宿でつくってもらった弁当食べたり見とれたり・・
少々長居をしましたが 帰途につきます
只見川へ流れ込む白い渋沢
ブナの原生林の中 アップダウンを繰り返し
15:00 出発点の小沢平に帰りつきました。
体力不足に老脚と道が荒れていることもあり時間がかかった~。
このあと会津若松へ向かいました、翌日には次の宿題、
達沢不動滝の前のカエデは赤くなるのか?
検証してから信州に帰ることに。
14日 信州~奥只見湖~檜枝岐村
15日 渋沢大滝
16日 会津若松~田子倉湖~信州
きつい長距離ドライブでしたが宿題が片付いてよかった(^^)。
◆来年生きていたら尾瀬五滝のうち一つ残った「抱返りの滝」へ行って見たいと思う(^^)
ついに、やりましたね、さすがです!!
今、少し古いのですが、1997年版の尾瀬エアリアマップを見ています。
それを見ても、小沢平からのルートは荒廃しているとか急坂注意とか書いてあります。また。「清潔感あふれる渋沢温泉小屋」とも書いてありますが、それが記録的豪雪で被害を受け解体とは。
この地域の雪の量がいかにすごかったかですね。
また、天神平、燧裏林道もだめなんですね。歩かれたルートは三条ノ滝専用の道となっているのですね。
ロープを越えて、渋沢大滝まで行かれる人はいないでしょう。
その、渋沢大滝、50m、優美た滝ですね。まったくひとり占めですね。
周囲の紅葉も見事です。
よくぞよくぞ、行かれましたね。執念と熱情と知識と経験の到達ですね。
私ならとっくに迷い込んで、行方不明の人、約1名になっています(^^)。
「抱き返りの滝」これは、地図で見ると、沼山峠から下り25分とあります。
今回と比べると比較にならないところのようです。
まことにお疲れ様でした。
達沢不動滝! 私はこの日、15日にそこへ行っていましたので、一日違いのニアミスだったようですね。
見残して、ずっと気になっていた滝でしたので念願叶いました(^^)
おお~! 達沢不動滝は15日でしたか! 一日違い!
ではあの足跡がいせえびさんだったのですね(^^)!
いつも黄色のカエデ、今回は・・・ 宿題でしたがやはり黄色でしたね、
イタヤカエデ系の赤くならずに散るカエデのようです。
そのあと白糸の滝へ行き、ここも撮りなおして帰途へつきました(^^)
無理してでも一緒に行きたかったです。
ルート(や黒い奴の恐怖?)など大変苦労されたようですが、
さすがです!!
久しぶりに本格的な「滝写真」しかと拝見しました♪
(連れてってネ 笑)
今回の渋沢大滝への滝見は、秘境への冒険旅行ですね。
今回ブログに載せられた滝の画像は貴重なもので、汗をかいた成果ですね。
前の方のコメントから、たぶん複数人で滝見にお行きになったものと想像していますが、道無き道を藪こきし、橋が落ちた早瀬を渡り、滝の崖を下りなどと修験者のような冒険ですね。
こだるさん達の意気込みの強さに、クマも逃げ出したことでしょう。檜枝岐村の尾瀬は秘境そのものです。
たぶん、アカゲラなども周囲にいたことと思いますが、それどころではなかったのでしょう。
こだるさんも、いせえびさんも、尾瀬の秘境を知り尽くしていると思いました。
健脚のはなごやさんが一緒ならこだるがメチャ足を引っ張り迷惑かけたことでしょう。
肝心腎の薬も飲み忘れしんどかったです(^^;)
もう次にここに来ることはできまいと、しっかり目を見開き見て来ましたよ(笑)。
25日は超スローペースで案内させていただきます(^^)
ここは尾瀬にあって尾瀬でないところでした、上の尾瀬湿原は
木道もしっかり整備されてるのに対し、踏み跡を探しながらですから、
それだけに秘境感もあり到達の感動も大きいですね。
オオアカゲラやカラ類も結構いました、滝ではなく野鳥狙いでブナの森に入ればかなり楽しい鳥撮りができそうでした!
今回は荷物を軽くしたかったので鳥レンズは家に置いてきました(^^)。
渋沢温泉小屋は、なくなってしまったんですね。
しかし、滝は変わらず存在感があり、懐かしいです。
渋沢温泉小屋は雪害で無くなりました、
瀑好さんも休憩したであろう丸木ベンチだけが寂しく残っておりました。
絹糸の滝、私も50mだろうと見たのですが最上部にもう一段まっすぐ落ちている滝を発見、、
50m+最上段分で70~80mと言われてるんですね(^^)