長野県の滝

私、こだる(中嶋重彦)の訪問した滝の中から
信州、長野県の滝や自然景観を中心にご紹介させていただいております

長野県の滝  塩尻市の滝 (4) 二ノ沢の滝

2012年07月30日 | ◆塩尻市、朝日村,山形村の滝 

塩尻市の滝  二ノ沢の滝      贄川片平 ニノ沢

 

片平の二ノ沢にかかる滝、R19旧道から沢に降り遡上する。道は無いので濡れてもよい長靴等の足元で。

 

一ノ瀧 二ノ瀧 三の瀧と一条の流れに、一の高さ二丈(6m)二の高さ一丈二尺(3.6m)

三の高さ八尺(2.4m)と古い文献に書かれています

 

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旧道は歩く  この先落ちた橋の跡から沢に下りる

 

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特に難所は無く正面に二ノ沢右岸の壁が見えたら滝です

 

二ノ沢の滝は10mほどを4段(大きくは3段)になって落下する趣のある滝です

中山道から近いので昔は知られた滝のようですが現在は忘れられた滝のようです

昔は各段の滝にも名前がつけられていた⇒上から 一ノ瀧 二ノ瀧 三ノ瀧。

 

 

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二ノ沢の滝の下段

 

 

二ノ沢の滝 上、中段    

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国道からも近いのですが道が無いため滝の存在を知る人はほとんどいません。

 

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長野県の滝 信濃町の滝 (3) 黒姫山麓の滝

2012年07月29日 | ◆信濃町、飯綱町、 小布施町、 高山村の滝

信濃町の滝   森の中の渓流   黒姫山西登山道脇 (癒しの滝?)

 

黒姫山西登山道途中に美しい渓流があるそうな、登山ではなく 池、湿原、そして

渓流を見てきました。

種池古池コースの駐車場から15分ほどで種池、さらに15分で古池、古池から

登山道に入り15分で苔蒸した美しい流れが見られます

(癒しの滝と紹介されているサイトがありましたが町役場や観光案内所では確認できませんでした)

 

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種池の説明看板です 100mほどで池の畔へ

 

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ぬかるんだ森の中の道を進むと古池につきました

古い水門があります、中部電力の管理でしょうか

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古池

 

古池湿原
  

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古池湿原         

 

 

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登山道を15分ほど歩きます

 

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美しい渓流に出会えました

 

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ウバユリ


長野県の滝 須坂市の滝 (18) 米子大瀑布 権現滝

2012年07月24日 | ◆須坂市 の滝

須坂市 米子(よなこ)大瀑布  権現滝 落差82m  

 やはり長野県を代表する滝のひとつですね
大断崖の迫力には圧倒されます
権現滝下への道はありませんから遊歩道のビューポイントから眺めましょう

 

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権現滝の下、権現沢ゴルジュに落ち込んでゆく滝水

 

 

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隣にある不動滝が女滝と呼ばれるのに対して権現滝は男滝と呼ばれているように

まっすぐど~んと落ちてきます、飛沫がすごくてカメラもずぶ濡れになります

 

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滝は下から見ると迫力はありますが落差は低く感じます

ところが実際は滝の流身の見た目2/3付近が真ん中ですから・・82mという大きさは

見応えがあります

 

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長野県の滝 松本市の滝 (9)   フランス式階段流路

2012年07月21日 | ◆松本市の滝 ~乗鞍、奈川、安曇、梓川、波田、四賀

松本市   フランス式階段流路   内田牛伏川

自然の滝ではありませんが

国の登録有形文化財に指定されてから訪れる人が増えたようです

無粋なコンクリート堰堤全盛のいま100年以上の歳月を経てなお健在な砂防施設群

を見ながら散策していると自然に融け込んだその美しさ、自然の滝を見ているに近い

感覚で癒されている自分に気づく・・

(コンクリートを使わない石積みだからでしょうね)

 

 いつものこだる式手抜きで、現地の掲示物、看板等を撮影させていただいて

説明のかわりとお勉強をさせていただきます

 

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フランス式階段流路は左、牛伏寺(ごふくじ)方面へ

 

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牛伏寺を通り過ぎ連岳橋の駐車場へ

 

<現地看板写真です>

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まず最初に見られるフランス式階段流路

大正5年から7年(1916~1918)年に造られた

 

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一号石堰堤

 

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 ↑  一号石堰堤

 

<現地の掲示板の説明文写真です>  ↓

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<現地看板にある説明文の写真です>

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根止石積堰堤 1885~1889年

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第二号石堰堤 1886年 内務省施工

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おもしろい名前の橋を渡り地獄谷方面へ行ってみます

 

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第三号石堰堤  1886年 内務省施工  

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自然の滝と見間違えてしまいそう  美しいですね~

 

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第四号石堰堤  1887年 内務省施工

 

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ここまで1キロくらい歩いたでしょうかここから引き返しました

堰堤めぐりなのですが滝めぐりをしたような満足感があるのはなぜ・・?

コンクリートをつかっていない自然にとけこんだ石積みがそうさせるのでしょう

 

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<現地に設置されている掲示板の撮影写真です>

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地獄谷を遡上して鉢伏山登山も楽しそう・・・

 

現代の牛伏川砂防堰堤

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長野県の滝 須坂市の滝 (17) 米子大瀑布 黒滝

2012年07月20日 | ◆須坂市 の滝

須坂市の滝 米子(よなこ)大瀑布 黒滝 90m 

                              

何度も訪れる米子大瀑布ですが、黒滝に少量の水が落ちているのを見ました、

こだるは運が悪くいつもチョロチョロの黒い岩盤を見るだけでした。

だから「幻の黒滝」って言われてるんですね

不動滝89mより少し高いとされています

 ( ↓  見た目落差比較)

 

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左:不動滝 中央に細く黒滝  

空に黒く点々と写ってるのは超高速で飛び交う アマツバメ

ファインダーではとても捉えられない、 鳥類最速 といわれる

 

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不動滝に目を奪われ黒滝は目立ちません

 

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これでもまだ水量が少ないなあ・・雨のあとがいいですね


長野県の滝 大町市の滝 (14) 滝ノ沢

2012年07月15日 | ◆大町市、小谷村,白馬村の滝

大町市の滝  滝ノ沢 F1   目測落差7mほど    平 高瀬川滝ノ沢

 

七倉ダム下流、高瀬川に合流する滝ノ沢の滝F1を訪ねてみた。

地元の"漠布滝"さんに情報をいただき、雨の降る中ご一緒いただいた。

七倉ダム下駐車場から滝ノ沢へ、踏み跡を辿り鎖でブロックされた階段を登り

滝ノ沢へ下り、左岸をへつって滝F1前に。

 

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連日の雨で水量は多いものの濁りは少ない

F1が見えてきた

 

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滝のしぶきと雨で岩場はよく滑る・・

 

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滝は小さいながらも滝壺を回り込む岩壁で大きく見え存在感があります

滝壺や沢床には花崗岩の白い砂があり立つと足が少し潜りこんでゆく

雨天なのでわかりにくいが晴天の滝壺の水の色ははきっと美しいはず

 

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何枚か撮っているうちにいつのまにか滝壺の中にいました・・・

滝壺には天気が良ければ美しいはずの白い砂。

 

 

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滝ノ沢  (上流部の滝は沢屋さんの領域・・4級、とか・・)

 

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後日ひとりで 上流のヒョングリまで行った時の画像はこちら

 


長野県の滝 大町市の滝 (13) 高瀬川 寒沢の滝

2012年07月14日 | ◆大町市、小谷村,白馬村の滝

大町市の滝  高瀬川左岸寒沢 寒沢の滝  落差50m   

葛温泉の手前、鳩峰から流れ来る沢が高瀬川に落ち込むところ、断崖に何段もの滝

かけている滝です。

いい滝なんですね、滝を登ることはできませんがここを通るたびに眺めます。

 

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紅葉が映えます

 

 

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険しいですね

 

廃道(旧道)をつたって滝下までいってみました

 

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これも高瀬川左岸の無名滝です

 

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長野県の滝 茅野市の滝 (17) 醤油樽の滝 と クリンソウ③

2012年07月11日 | ◆茅野市、岡谷市,諏訪市、下諏訪町、富士見町、原村

茅野市の滝 醤油樽の滝のクリンソウ③  2012年 

 自然の草花を大切に! 

 

自分では恒例となったクリンソウを見る滝行き

今年も丁度花盛りかと行ってきました。

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梅雨時期の森はしっとりとして・・・

 

 

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右岸下に毎年見られたクリンソウの花は年々減っていましたが、今年は花も株も
見られませんでした。

 

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一の滝上のナメ滝付近 

今年もクリンソウの花の群落が迎えてくれました、一部踏まれたところもありました

二の滝下まで続く渓谷中で最大の見どころですね

(ここも花の株が減ってきてるように感じました・・・。)

 

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醤油樽大滝の下  クリンソウは一株だけ生き残っていました、どうか踏まないで・・・!

どんどん増えて群落をつくってほしいですね・・・来年も会えるでしょうか・・。

 

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イワツバメが飛び交います


長野県の滝 長和町の滝  (5) 大門不動滝(Ⅱ)

2012年07月10日 | ◆長和町、青木村の滝

長和町の滝  不動滝 <別名:行者ヶ滝>  落差14m 大門川大茂沢川

     

大門の不動滝を訪ねるとき、途中に依田川と大門川出合がちょっとした滝に
見えます^^。依田川が大門川に落ちて依田川になる・・大門川の浸食が先に進み
本流の
依田川のほうが滝になったのですが名前はないとのことです。

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不動滝への大茂沢林道に入り、途中の大茂沢川に平たい川床があって3mほどの

小さい滝があります(無名)

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気持ちの良い川床、ジャブジャブ歩いてみました。

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3mほどの大茂沢川の無名滝

 

 

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不動滝横の割れた断崖、いつか倒れてくるのだろうか・・

 

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この断崖にスズメバチの巣がありました

 

不動滝です、四季折々楽しめます (2012年7月)

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崖下にはお不動様が鎮座

 

 

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   簡単に来られる滝なのですが来る人も少なく、いつ来ても静かです

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14m

 

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長和町 不動滝

(Ⅰ) 不動滝氷瀑はこちら

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長野県の滝 南牧村の滝 (2) 大谷地の滝

2012年07月10日 | ◆小海町,南牧村、川上村の滝

南牧村の滝  大谷地の滝 (3m) 
          南牧村、高見沢川左岸の湧水の小滝

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大谷地の滝  看板設置した所に聞くと、この2~3mの部分が大谷地の滝なのだそうです

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滝の上部はこのような湿地と湧水  たしか「大谷地」とは湿地や沢の水辺の
意味。 
この水は本来下方に流れていたはずですが改修道路の側溝に集められ道路を
迂回し放流されています

この滝は

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道路から見えてる、一見 自然滝に見えますが・・・

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滝の水源はさきほどの大谷地の滝の水でして・・・

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このように斜面を斜めに道路の邪魔にならないところまで導水されて・・・

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落とされている人工導水の無名滝 です。