華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

暑さ寒さも彼岸まで

2012年10月21日 21時05分07秒 | Weblog
本日午前シフト。しかし日曜日なので手術はなく、比較的静かな一日…のはずだった。
担当は3名。しかしうち2名が高度の要介助。どうやら誰もが避けたい患者さんだったよう。最初は担当4名だったけど、先輩看護師が比較的軽い患者さんを引き取ってくれて、私はこの“重い”患者さんに集中。「でも3人だしぃ~」と思ったのが大間違い。何をするにも普通の患者さんの3倍時間がかかる。しかも1人は点滴が3本もあって、そのうちひとつの機械が理解不能の動き。投与の際に注意のいる薬が進行中だったので、泣きそうになりながら大急ぎで先輩看護師を呼びに行って直してもらった。またシャワーやベッドのシーツ替えに関してもベッドの上で排泄した動けない患者さんがいて、テンパりながらボディウォッシュ。幸いアシスタントさんが手伝ってくれてなんとかなったけど、1人だったらどうしようもなかった。

3名なのにできないなんて…

そんなことでまたちょっとブルーに入っていたけど、先輩たちが「よくやってる方だから気にしなさんな!」と慰めてくれた。ありがてー。

ところで。
Surgicalの方がMedicalよりも規模が大きいので、働く看護師も多い。正看・循環・アシスタントさんを入れるとだいたい5~6名いる(Mecdicalは2~4名)。そして週末は空いてる病室で、みなでランチを取るのが恒例のよう。カレーライスを持っていってたけど「どうする? 今日はフィッシュ&チップスだけど」と言われ「食べマース」。フィッシュ&チップス、好き。太るけど。それにまだSurgicalのスタッフに完全に溶け込んでいないので、お話するいい機会だと思って参加させてもらった。
私が雑誌記者だったという話を働き始めて間もない頃にMedicalにいる3名ぐらいの人の前で話したことがあるけど、なぜかこれまでまったく接点のなかったSurgicalの人が知っていた。私は一番後に、一人で入社した新人なので、もの珍しさもあって人の口の端に上ったんだろうけど、なんとなく「へぇ~」と思った瞬間だった。別に広められて困る話題じゃないからいいけど、人の口に戸は立てられないってホンマやなぁとしみじみ。今度「実は略奪婚なんです」なんていう適当なことを言ってみようかしらん?としょうもないことも考えたりして(もちろんウソ)。
何はともあれ、少しみんなと突っ込んだ会話ができて、実りあるランチタイムだった。

明日と明後日も午前勤務。手術が少ないことを願っている。

余談。
今日も階下の人と軽く揉めた。その揉め事の中で彼らは火曜日に引っ越すことがわかった。月曜日じゃなくて残念だけど、火曜日が確実のよう。どちらにしてもこの3連勤を終えたらかなりリラックスできるはず。もう少しの辛抱。
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