華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

2時間に濃縮

2014年09月20日 21時01分25秒 | Weblog
今日も午前シフト。
なんだか知らないけど、アラームより早く目覚めた。とっても損した気分。朝型になっているということはないと思うけど。

今日も昨日と同じ患者さんを担当。土曜日は平日より忙しくない。要領も掴んでいるし、ヘヴィーな患者さんもいない。アシスタントさんも付いてくれてるから大丈夫やろーと作業開始。実際、お昼ぐらいまでは順調だった。だいたいの作業を終えて、患者さんと一緒に歩く時間が持てるぐらいだった。

ところが。
12時を過ぎて、昨日退院した患者さんがやってきた。手術終了後、たまにドレーンバッグを付けたまま退院する人がいる。ドレーンバッグとは、切開部分の近くにチューブを挿入し、流れ出る漿液や血液を溜めるためのもの。血腫ができるのを防ぐ。手術医の意向で毎日同じ時間にチェックする必要があり、今日もドクターの指示に従って来院。ところがここで問題が。血液量は日々減るべきであるのに、昨日よりうんと量が多い。一応報告が義務付けられているので、ドクターに電話で報告したところ、その結果に対してかなり不満の様子。当たり前やけど。いろんな指示が出て、少々それに時間が取られた。しかも後になって、看護師のミスが2つほど発覚。1つは私にも責任があった。その結果、血液量は昨日よりもちゃんと減っていることが判明。手術医に改めて報告したけど、電話に出ず、メッセージを残すのみ。幸い命に関わらず、かつ傷口にも影響はなかったので良かったけれど、激しく自己嫌悪。凹む。

しかし。長く凹んでいる間もなく、私の別の患者さんの退院が急きょ決まった。しかも担当のドクターが家族に「退院していいよ」とだけ言ったもんだから、私たちスタッフは退院後のフォローアップや薬のこと等でわからないことが多く、てんやわんや。またこの患者さんはウチには珍しく2ヶ月も入院していたので資料の量も膨大。コノヤローとそこにいないドクターに悪態をつきながら大急ぎで手続き開始。先輩が手伝ってくれたものの、すべてを終えたときは申し渡しの時間を大きく過ぎていた。

週末は暗黙の了解ですこーし早く帰ってもいいことになっている。3時半までいるべきなんだけど、3時ぐらいに帰っても許される状態。しかし今日の私はそんなことはできず、午前のスタッフが帰宅していくのを尻目に申し渡し(ウチの病院はベッドサイドハンドオーバー。担当看護師間のみでやりとりされる)。終えたときはいつもの終業時間。一日が最後の2時間ぐらいにギュッと濃縮したようなシフトやった。ま、時間内に終わったからいいのさ。

さて。
今夜は同じ病院に勤務する日本人の理学療法士さんとその旦那さん、Dと私で、我が田舎町に最近できた和食レストランへ。おいしいとの評判を聞いていて、週末はいつも予約で満席。これは一度試さないとね、ということで事前に予約、今夜行ってきた。結果から書くと可もなく不可もなく。私が選んだ照り焼きフィッシュはしょう油が多くて辛かったけど、Dが頼んだカツ丼や前菜のから揚げや餃子はおいしかったので、また行ってみようという気持ちはある。食事をしている間に飛び入りのお客さんが数組来たけど、空席がなく入店できず。おそらくオーストラリア人に向いている味付けなんやろうな。とりあえず和食が食べられて幸せ。

明日も午前シフト。日曜日。おそらく忙しくはない。しかもスタッフも正看が4人いるので、決して悪くはないはず。続く早起きで少々疲れ気味。やっぱり早起き、嫌いよ。
ささ。そろそろベッドに向かうとしよう。



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