華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

都会で小冒険

2014年09月24日 22時52分16秒 | Weblog
本日オフ。
Dが仕事でシドニーへ行くという。せっかくの休みに家でひとりぼっち…。それはそれで楽しいんだけど、今日は好天。明日も休みなので一緒に出ることにした。
シドニーへ着いて、軽くブランチを食べて、Dは仕事へ、私は街をブラブラ。

最初に行ったのはカメラ屋さん。相変わらず一眼レフへの思いを抱いている。でも今日も眺めるだけ。超初心者やねんし、日本で中古を買う方が賢いかしら…なんて考えたりしている。バリに行く前に買うか、日本帰国を待つかで揺れているところ。
続いてはデパート。先日の誕生日祝いに、友達からデパートの商品券を頂いた。せっかくシドニーに来て、うちの隣町にあるお店よりも規模が大きいし、何か欲しいものがあるかも、と思って入店。そしてウロウロすること30分。

欲しいものは何もない。

最初は靴屋さん。小じゃれた靴を買っても履いていくところがない。こちらでは家内以外で靴を着脱する習慣がなく(あるところにはあるけど少ない)、ストラップがベルトタイプで脱いだり履いたりするのが面倒であるため(日本のようにボタン式やフック式になっているものはほぼ皆無)、普段使いにするにも気が引ける。
というわけで次は洋服のコーナーへ。
しかしここでも靴屋と同じ理由。着ていくところがない。仕事へはユニフォームで行くし、出かけるといっても近所のスーパーぐらい。年に一回機会があるかないかの正装の機会に、何万円も使う気にはなれない。まぁ、こんなんやから、何かあったらいっつも同じ服を着ることになるねんけど。
化粧品コーナーも見たけど、基本こちらで買うことはほぼない。昔ヨーロッパで買った、日本でも人気のブランド化粧品で見事に肌荒れした。本当かどうかわからないけど、アジア人向けと欧米人向けで少し違うという話もあるので、一部ブランドをのぞいて、基礎化粧品はほぼ日本で買って帰るか送ってもらう。こちらで買っても色物ぐらい。現在欲しいものがあるわけでなし、ここもスルー。
こうなったらDに何か買ってあげようとメンズフロアへ。しかし。サイズがない。Dは背も高いし、太鼓腹でもあるので、洋服を見つけるのが難しい。いろいろと熱心に見てまわったけど、彼の趣味も難しいので、結局何も購入せず。
金券の有効期間は一年間。こんな調子で使うことができるかしらん?

天気もいいし、ここからはバスに乗ってサーキュラーキーまで。私はオペラハウスとハーバーブリッジの両方が見えるここの空間がなぜか好き。ベンチに空きを見つけ、シドニー湾内の水上を行き来するフェリーを眺めながらしばしボーッとしていた。


ハーバーブリッジとどこかのクルーズ船。

水上側から見たシドニーの街並み。


ボーッとした後はロックスを歩いてから美術館へ。ここの最上階にあるカフェがステキで、コーヒーでも飲もうと思って入った。かろうじて空き席は見つけられるものの、かなりの混雑ぶり。そしてうるさい。

スクールホリデーやもんなぁ。

一応世界を代表する観光地である上に、現在は国内も休暇期間。混んでいて当たり前。思い起こせばベンチでボーッとしているとき、背後で観光客のものと思われるいろんな言語が飛び交っていて、オーストラリアが多民族国家であることを改めて感じていたんだった。

この時点で少々疲れてきており、どこか静かなところでコーヒーを飲もうと思って場所移動。歩いて15分ぐらいのところに大きな公園があると知っていたので、そちらに向かって歩き出した。芝生に寝っころがって本でも読もうと、テイクアウトのコーヒーショップを探しながらズンズン。ところが、場所自体がうろ覚えで、気がついたらもう着いていた。周りを見渡してもコーヒーショップなどはなし。少し戻れば買えるけど、引き返すという行為自体がとても嫌いな私は公園内にもカフェぐらいあるだろうと思って入園(無料)。地図を見るとカフェがあるようなので、それを探してウロウロ。しかし、公園が自分の思った以上に大きくて、園内で迷ってしまった。今度は公園脱出のために早足。喉も渇いてきて、景色を楽しむ余裕などなし。歩き回って、やっと自分がどこにいるかを把握したところで一息。写真なぞ一枚。


新緑がきれいやねぇ(色飛んでるけど)。

心落ち着けて緑を楽しんでいたけど、さすがに喉がカラカラになっていて、長くは過ごさず公園を後に。にぎやかな通りへ戻り、目に付いたカフェに入った。コーヒーとナッツがいっぱい詰まったケーキをオーダー。

うまし。

ここも混雑していたけど、うまく壁際の席に座れて、おいしいコーヒーを飲みながら一息。ボーッとしたり本を読んだり。
関係ないけど、このカフェのウェイターさんが、顔で面接してんの?って思うぐらいみんな男前。オーダーを取るにも優しく説明してくれ、笑顔はもちろんウィンクまで。おばさんはちょっとポーッとなってしまいましたよ。我が田舎町の、田舎ならではの“距離の近い”接客(みんな知り合い、みたいな感じ)に慣れていたので、こちらの応対が新鮮だった。また行きたいわー。

これにて小冒険終了。Dはまだ仕事があるというので、一足先に電車に揺られて我が田舎町まで帰っていった。家に着いた、と思ったらDが「もうすぐ着くよー」。なんじゃそれ。駅までトンボ帰り。こんなにすぐ帰ってくるならシドニーでもう少し時間つぶしたのに。

たくさん歩いたので帰宅してからはソファの住民と化していた。夕食はあるものを適当に。冷蔵庫がまた空っぽ。明日買出しにいかないと。
明日もお休み。天気は悪くなるらしい。今日遊んじゃった分、明日は掃除を頑張らないといけないのになぁ。明日のことは明日考えるとして、そろそろ寝るとしよう。疲れたけど、いい気分転換ができたいい一日やった。

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