先日、小生の母校の大学から「学報」の調査用紙が届いた。 卒業生に無償で郵送している広報紙(学報)の
調査をしたい。と言う。
現在3万部に達した「学報」の経費負担を減らしたい。それが理由らしい。
全国に卒業生が居る大学である。創設依頼135年。全国に支部がある。支部会報も出ている。
活動の基本は広報紙なのだが、この経費の捻出が難しい。
支部会員の会費、登録卒業生への募金、広報紙での呼びかけ。いろいろやるが十分な募金額に達しない。
この際、会員としている卒業生に無償で郵送している広報紙を有料とし、
購読者を絞る。無料で続ける。購読の希望を取る。有料ならやめるかを選択してもらう。
3種に分けるアンケートだった。アンケートに応じなかった購読者の対応策は書いてなかった。FAXでの回答を求めている。
いずれにしても郵送代は1回あたり、120円から140円位かかる。3万部なら36万から42万かかる。年3回位届くから
108万から126万かかる。紙代、印刷費は別である。さすがに維持費の納付率の悪さに耐えかねたということらしい。
大学の広報の一環という位置づけで経費扱いするのも限界らしい。
「無償での広報紙」に類する送り付け情報紙。けっこうある。
20年前に没した小生の父宛ての書籍案内物。3年前に没した母への歳暮用品の案内。
無駄な経費は時々見直す必要はありそうです。
見直す気はないらしい。