しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

定年後のお小遣いは3.6万円

2010年02月28日 | Weblog
ユーキャンのアンケート調査からです。
2007年から2009年にかけて団塊世代が大量退職した時期に併せて行ったアンケート報告です。
2007年に定年を迎えた団塊世代(1947年~1949年生まれ)の既婚.子供のいる男性サラリーマン(公務員.自営業を除く)300人の回答の由。

○定年前、1ヶ月に自由に使えるお金は平均5万7583円だった。
○定年後は1ヶ月に自由に使える額は「3万円」と回答した人が最多の23.3%、
次いで「5万円」22.7%、「2万円」17.0%と平均すると2万1516円減少し、【3万6067円】となった。

○退職金の使い道を聞いた結果
「貯蓄」が最も多く、67.7%
「ローンの返済」が35.3%
「金融商品の購入」が34.0%

○退職金を貯蓄した人は、退職金の何割くらいを貯金したか。
「半分以上」が69.5%。
「全額」が11.8%もあった。

小生は現在まだ未就労(アルバイト先)であり、全額年金受給時期(65歳)に到達できておらないためこれ以下の水準であります。
月3万円のうち、スポーツジム関連と昼食代、床屋、交通費、ネット会費、PC消耗品代で若干足が出ております。
やはり、65歳の満額年金が出るまでは家計はかなり厳しいのでアルバイトは必要であります。せめて月に4~6万円程度アルバイト先がみつかると嬉しいですね。

凶悪犯罪の国際比較

2010年02月27日 | Weblog
「国際犯罪被害者調査」OECD Factbook 2009によると過去1年間に1回以上犯罪の犠牲になったと回答した者の割合です。

「強盗」については、OECD平均では、1%、過去1年間で100人に一人が被害にあっている勘定。日本は最低の0.2%。500人に1人であり、OECD諸国中最低である。

「暴行.恐喝」については、OECD平均で2.9%、日本は0.6%であり、やはり、OECD諸国の中で最低である。

「女性への性犯罪」については、OECD平均で1.8%。日本は1.3%と平均以下ではあるがこの種の犯罪は多くなっている。女性は人口の半分であり、女性だけ取った被害率は、2倍となる。すなわち100人に2.6人ほどが過去1年間に被害にあっている勘定である。日本の場合「痴漢」が多いと思われる。最低のハンガリーはラッシュの電車が少ないから?理由は解りません。

○この表にはありませんが「殺人事件発生率」では2002年のデータがありました。
人口10万人あたり、米国5.61、英国18.51、独国3.08、伊国3.75
仏国3.64、露国22.21、スイス18.45、
日本は「1.1」とアイルランドと並んで最低でした。
※2007年は日本は最低の0.5件でした。

犯罪率の国際比較②

2010年02月26日 | Weblog
一般論として、犯罪発生件数やその増加を取りまとめるのは、犯罪の取り締まり当局(警察)自体であり、犯罪統計発表の仕方も予算獲得のため犯罪の増加や警察官の不足、国民の安全確保ニーズを強調しがちになる傾向がある。
調査統計の数字は貴重であり、この数字を元に適切な世論形成がなされなければ国民の意思が国策で左右される危険もある。

犯罪率の国際比較

2010年02月26日 | Weblog
日本の犯罪率は2005年に9.9%とスペインを除いて先進国中最低であった。
(OECD諸国間のデータ)

1990年~2005年の推移で見ても犯罪率は対OECD諸国比では低下しており、相対的に犯罪の少ない国としての地位を高めている。
すなわち、犯罪が増えているという当局やマスコミの発表とは異なり、日本は依然として犯罪の少ない安全な国であり、また安全な国としての地位を更に高めている。
○ 興味深いことは犯罪率の高低と治安の程度は比例しないということである。
日本の犯罪率は最低水準であるが治安への不安は35%の人が感じており、最も高いレベルにある。それだけ日本人は治安に対して敏感であるといえる。
○日本とは対照的に、犯罪率がトップレベルにあるアイスランドは治安への不安度は最低レベルである。
○死刑廃止国が増える中で日本が極めて死刑制度存続を求める率が高いことも特徴。

社会的孤立の状況

2010年02月25日 | Weblog
日本人は社会の中で「人付き合い」が極めて悪い、あるいは社会の絆が失われている。
というデータがあった。つまり社会的に孤立している人の割合が極めて諸外国と比して高いというのだ。その高さはOECD20カ国中なんと1位であった。
日本人は家族以外の人と社交のために全く、またはめったに付き合わない人の比率がOECD諸国との国際比較の中では最も高い。
これは高齢者の人間関係を国際比較した場合とも共通する特徴である。
そこでは夫婦以外の人間関係が日本では極めて希薄であり、それだけ夫婦の精神的な相互依存度が高いことが示されている。

出典元は「Society at a Glance」というOECD諸国の社会政策について「社会的結束」に属する指標をデータ化した統計集からである。
日本の社会的孤立度の高さの理由として2つの理由が成り立つ。
○伝統的な社会の絆が戦後の経済発展の中で失われてきたが、新時代に順応したコミュニテイが形成されていないため。

○社交がなくとも生活に支障が生じない経済や社会が成立している。

広井良典「持続可能な福祉社会」に依ると日本の近代化の中で水田稲作に起因する内向きに結束するムラ社会原理が企業社会に移されて急速に経済発展が実現できたが、近代社会を支える欧米型の社会原理(規範による社会結合)は導入されなかったため、「構造改革」が進み非正規雇用者が増加して、企業帰属を通じた社会の絆が失われた結果、社会全体がバラバラになってしまい、社会の閉塞感が高まった。

別の見方もある。
社交を通じて実現されていた社会的ニーズが市場サービスや公共サービスを通じて充たされるようになっているので取り立てて社交が必要でない。市場が提供する娯楽に富み、治安がよく、社会が安定し、コネがなくても職が得られ、相互扶助に頼らずとも年金.医療.福祉の公共サービスが得られ、ゴミ処理等公共サービスも国に頼ることができ、社交以外の手段による情報流通が発達しているため、社会的付き合いをしていなくとも不安になることがない。

どちらも一理あるとは思うのですが「社会的孤立度NO1]の称号は日本にとって恥ずかしいことではないのか!と小生は思うのであります。

住宅の空家率過去最高!②

2010年02月24日 | Weblog
小生の町内の空家です。廃屋状態です。この手の住宅が10戸ほどあります。
今年の大雪で屋根に積もった雪の重みで倒壊するのではと心配になり何度か見回りもしました。
持ち主が所在不明だったり、高齢で家族に引き取られ居住者がいなくなった、時々帰ってくる、所有者死亡後、遺族が処分していない。等々いろいろです。
オームの信者が隠遁しているのではと時々警察も調査に来ます。
固定資産税はどうなっているのか、税収不足の一因となっておるようで、地方経済の疲弊ぶり、シャッター街が街中だけでない様子が実感できます。

住宅の空家率過去最高!

2010年02月24日 | Weblog
総務省統計局の昨年のデータです。(2009年7月28日発表)

2008年における住宅.土地統計調査の集計結果によると全国の2008年10月1日時点における全国の住宅数は「5759万戸」で、2003年からの5年間に6.9%.
「370万戸」増加したことが明らかになった。
一方、「空家」は「756万戸」を示しており、同じく5年間で14.6%.「97万戸増加。」
総住宅数に占める割合(空家率)は5年前の12.2%から13.1%でいずれの数字も過去最高を記録している。空家率は3大都市圏(関東.中京.近畿)で12.1%、それ以外で14.3%となっており、地方圏の方が高い傾向を示している。

「ど忘れ」した経験があることランキング

2010年02月23日 | Weblog
GOOランキングからです。(%)

①芸能人の名前   100
②日常的に使っているはずの漢字 88
③あまり使わないものをしまった場所 79
④曲のタイトル  74
⑤昨日の夜食べたもの 65
⑥映画のタイトル 60
⑦友人や知人の下の名前 58
⑧インターネットのユーザー名やパスワード 57
⑨暗証番号  42
⑩単行本を何巻まで購入したか 41

①はよく経験します。顔は思い出すことが出来るのですが名前が出てきません。漢字で何文字とかカタカナで何文字とかまで出てきても最後の最後で悶絶します。
②は書かなければいけない場面で出てこない場合です。解答用紙に記入する際ひらがなにしてはお粗末と思う場合がありました。
③は引越しした時に経験しました。捨てたかも?と思いつつ半日かけて大掃除日と化した日もありました。
④は共通の話題進行中によくあります。お互いに出てこない。早く思い出そうと競争になります。
⑤は日常的にあります。
⑥名作と思ってもタイトルの印象が薄いのかも
⑦特徴を言ってごまかします。
⑧新規に設定をし直す場合もあります。
⑨銀行カード以外のカードを作る際によくあります。全て同じ番号を使う訳でないので忘れてしまいます。
⑩本屋で買って来た本が既に自宅にあったりするとショックを感じます。

全面禁煙通知

2010年02月22日 | Weblog
厚生労働省は近々、「全面禁煙」の通知を全国の自治体に出すそうです。

対象地区は「学校や病院,飲食店やホテルなど」多数の人が利用する場所は原則、全面禁煙にする。
欧米に比べて遅れが指摘される日本の受動喫煙対策の前進につながると思われる。
WHOはたばこ規制枠組み条約が05年に発効、07年採択された。
指針は「100%禁煙以外の措置は不完全」とした。
分煙では受動喫煙を完全には防げないとして、欧米諸国で禁煙化が加速した経緯もある。

日本は02年男性52.8%、女性13.4%とかなりの喫煙率であったが最新(08年)のデータでは36.8%(男性)とかなり改善されている。

○タクシー業界、ホテル業界は禁煙が進んでいるが、居酒屋や宿泊施設(和式)では進んでいない。日本の現状については「受動喫煙による健康被害の認識が甘い」と欧米諸国の例から指摘がなされている由でした。

ちなみに少々古いデータですが各国成人の喫煙率を紹介です。

「WHO Tobacco Atras 2002]
国名  男(%) 女(%)
日本 52.8  13.4
米国 25.7  21.5
英国 27.0  26.0
伊国 32.4  17.3
仏国 38.6  30.3
独国 39.0  31.0
印国 29.4   2.5
露国 63.2   9.7
中国 66.9   4.2(世界2位)
スウエーデン 19.0 19.0
キューバ  48.0 26.3
※韓国 63.2 9.7 (世界3位)
※モンゴル 67.8 25.5(世界一)
※日本が韓国に勝っているのは健康的な行政指導だけのような現状。
オリンピックのメダル争いでは大きく出遅れております。
健康大国「日本!」で韓国.中国に大きく差をつけよう!

愛犬「佳夜」②

2010年02月21日 | Weblog
愛犬「佳夜」が最近気に入って遊んでいる「ぬいぐるみ人形」です。
「熊さん」です。
このぬいぐるみを守ろうとして「う~」と唸ります。
この写真で丁度「1000枚目」のブログ更新記事となりました!

愛犬「佳夜」

2010年02月21日 | Weblog
我が家に新しい家族として加わった「愛犬佳夜」も2歳半。
2007年7月5日生まれの日本犬「柴犬」です。
黒柴犬、メスです。新潟市内のペットショップから娘がボーナスをはたいて買いました。
生後1ヶ月くらいでした。「佳夜」かやと命名したのも勿論娘です。
写真は新しく買ってきた「ドッグフード」がお気に入りでドッグフードの置いてあるところから離れない処を撮影。近づくと「う~」と唸ります。

日本はなぜ韓国に勝てないのか?

2010年02月20日 | Weblog
バンクーバー冬季五輪も後半戦に入った。
昨日までの日本のメダル数は3個である。
韓国はなんと5個内訳は金3個、銀2個、銅0個、
国別メダルランキングは金メダル数で順位ずけしており、順位は①米国18個、②ドイツ11個、③ノルウエー8個、④カナダ7個、⑤韓国5個となんと第5位なのだ!
日本はなんと20位であった。

前回のトリノ五輪でも韓国は11個のメダルを取っている。対する日本は荒川静香の金1個のみであった。高橋大輔の銅1個増えたくらいで喜んでどうする!と思う。

なぜ韓国はこんなにスポーツが強いのか?韓国は日本と比べ、国力、経済、選手層も見劣りする。体力も差はない。大きく違う点がある。というのだ。

韓国にはスポーツ競技毎に選手もコーチもプロフェッショナル。
実業団チームを頂点としたしっかりとしたピラミッドがシステム的に出来上がっているそうだ。
スポーツ人口は少ないが幼少の頃からプロフェッショナルな道を歩めるシステムが出来ている由。ジュニアからの育成では韓国に大きく遅れている。

○日本は韓国、中国と比して裕福である。選択肢が増えた分ハングリー精神が薄い。
○愛国心の欠如も大きい。日本の若年層の愛国心の薄さは世界有数(1位?とも)であり、
 このことも影響しているかも。
○韓国は2年間の兵役があるが優秀な選手はわずか数週間の兵役で免除となる特例がある。
○韓国はかって強かった時代の日本の取り組み方を学び、生かして強くなった。
 日本は追い越された現実を直視し、強くなった韓国の取り組みを学ぶ番が来ていると思う ところです。

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