しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

治安の要「交番」制度

2011年12月31日 | Weblog
韓国、台湾にも輸出され、近年はアメリカやシンガポールにも交番制度が輸出されている日本の「交番」制度。

インドネシアやブラジルサンパウロ州などでは2005年からの導入で、殺人事件等の犯罪が大幅に減少した。

1871年に発足。1874年(明治7年)「交番所」に巡査が配置された。
1994年に「派出所」は正式に「交番」(KOBAN)に決定した。世界言語である。
日本の治安が良好な原因のひとつは「全国の交番にあるのでは」と他国の注目は高い。
2006年4月現在の全国の交番数は「6362箇所」交番勤務員は「約48700人」である。

夜間無人となる「空き交番」が全国で「268箇所」ある。交番勤務員の人手不足は治安に関係する深刻な問題である。
警察庁としては「交通相談員制度」を発足させ、定年退職した警察官を対象に再雇用して、空き交番対策を行なっているが充足していない。全国的にはあと3万人の警察官の増員が必要としている。(広範囲な職域を抱える警察署員確保の為には)
たしかに交番は忙しい。

小生も先日スマートフォンを拾って交番に届け出た。調書を取ってお茶も出してくれた。15分くらいで済んだがその間も電話があったり、目的地案内を聞きに来る人があった。
小生の住まいする地区の交番は交替勤務で署員は6名。24時間体制だから勤務はきつい。外食もできないから出前ばかりだ。
リードの付いたペットを拾ったと届ける人。隣家の騒音・悪臭をなんとかしてほしいと自治会長に本来言うべきことを訴える集合住宅住民。
ここ1年で2回程交番を訪れた際の出来事です。
自治会長になってから頻繁に訪れる様になったがそれまでは殆んど用無しだった。
意外と多い地域対応。交番勤務の署員さん。ご苦労様です。^^


餃子の王将新潟駅前店

2011年12月30日 | Weblog
今年の9月にオープンした「餃子の王将」新潟駅前店に行ってきました。
場所は新潟市中央区花園1丁目2-6 通商ビルの1~2階です。

東大通りにある「大阪大将」とは関係ないようです。
餃子の大将と「餃子」を全面に出すだけのことがある味が自慢の様です。
8つのセットメニューがありました。
一番人気は「餃子定食」です。735円。餃子がなんと12個もお皿に載って出てきます。

2位は「油林鶏セット」829円、2位「チャーハンセット」903円
4位「東京ラーメンセット」903円、5位「豚焼肉定食」945円
6位「酢豚定食」945円。7位「ニラレバセット」882円。8位「回鍋肉定食」
903円。
以上ホームページよりでした。


ここの餃子は毎日全国で「130万個」食べられているそうです。
餃子の持ち帰りコーナーもあり、ここも結構人気でした。
餃子が2人前食べられて「735円」安い!と思うことで支持を広げて発展したようです。
全国に600店舗あるそうです。新潟はまだ1店舗です。これから2号店以下計画もあるようです。
開店前結構長蛇の列が出来ます。「餃子定食」「チャーハンセット」「東京ラーメンセット」と食べてみました。
感想としては「餃子は美味しいがご飯はまずい」です。
新潟米に慣れ親しんだ新潟人には耐えられません。ラーメンは普通です。
餃子を店頭販売しているので買って帰って家で調理。新潟米で食す。これがベスト。と思うところでした。

40年の美味しさ

2011年12月29日 | Weblog
家庭的な温かみのお料理で親しまれ40年。おかげさまで「40年」とお店の外装に大きく広告しているお店を紹介したい。
新潟市は中央区関屋新町通り1丁目81-2にある「三宝飯店」である。

新潟市で中華レストラン大手の「三宝グループ」とは関係ないらしい。単独店舗であるが40年来の人気店である。
向かい側に20~30台ほど入る駐車場があるが昼時はいつも満車状態である。
運良く席に座れて注文できると15~20分くらいで料理が出てくる。セット系が早いが「日替わり定食」が結構人気で早く出てくる。丼物はけっこうボリュームがあって人気だ。濃口だったと思っていた料理が最近甘口に変化していた。

2品選べる中華セット、マーボー料理、八宝菜、五目うまに麺、なども人気だ。
小生は「焼肉丼」が定番です。メニューが豊富なことも嬉しい。タクシー運転手利用が多く駐車場にタクシーが多く止まっている

営業系の人も多く利用している。作業ジャンパーを着ている人も多く見かける。
敷居の低い入りやすいレストラン。そんな感じです。街の中華料理店が少し規模を大きくした。そんな気さくなお店です。
小生も利用を始めて30年くらいになりました。今でも中華料理が食べたくなると最初にひらめくお店です。

燃費世界一「アクア」

2011年12月28日 | ニュース
プリウスを上回る燃費を達成した。
トヨタは26日、新燃費モード(JC08)で「35・4km/リットル(10・15モード燃費)40km/リットル)と量産ガソリン乗用車で世界トップの燃費性能を実現したと発表した。

アクアは全長4mを切る5ナンバーサイズのボデイに1・5リットルのエンジンを搭載。最新のハイブリッドシステムを採用。プリウスの32・6km/リットルを超え、プラグインハイブリッドを除く世界トップの燃費を実現した。
5人乗りである。
価格は169万円から。

プリウスより約2割安い。月間販売目標数は1万2千台。発売前に6万台の予約があり、納期は既に4箇月後という。
生産を担当するのは岩手の関東自動車である。

2011スポーツ世界と日本の10大ニュース

2011年12月27日 | ニュース
世界と日本のスポーツ10大ニュースが出ていた。

「世界の10大ニュース2011」
①ラブビーのワールドカップニュージーランド退会は地元ニュージーランドのオールブラックスが決勝でフランスに勝利し優勝した。
②サッカーの欧州チャンピオンリーグは決勝でバルセロナ(スペイン)がマンチエスターユナイテッド(イングランド)を破り優勝した。(トヨタカップも征した)
③陸上の世界選手権100メートル決勝でウサイン・ボルトがフライングで失格した。
④米大リーグはカージナルスがレンジャーズを破りワールドシリーズを制覇した。
⑤IOCは2018年冬期オリンピックを韓国の「平昌」で開催することを決定した。

⑥男子マラソンでパトリック・マカウ(ケニヤ)が2時間3分38秒の驚異的世界新で優勝した(ベルリンマラソン)
⑦水泳の世界選手権で「ライアン・ロクテ」(米)が高速水着禁止以降初めて長水路世界新を出した。
⑧男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が四大大会の3大会を同一年度で制覇した。
⑨男子ゴルフは四大メジャー大会で新星が制覇した。全米はロリー・マキロイ(英)
⑩女子ゴルフはアジア勢が台頭した。台湾と韓国勢が活躍した。

「日本の10大ニュース2011」

①なでしこジャパンワールドカップ初優勝
②震災で多くのスポーツ大会が中止や延期となってスポーツ界に大きな影響があった。
③相撲界が八百長問題で大きく揺れた。
④プロ野球日本シリーズはソフトバンクが頂点となった。
⑤カタールでのサッカーアジアカップは日本がオーストラリアに決勝で勝ち、単独最多4回目の優勝をした。

⑥DeNaが横浜球団を買収した。
⑦体操の内村航平が前人未踏の世界選手権個人総合3連覇を成し遂げた。
⑧サッカーのJリーグは柏が初制覇。
⑨大相撲史上最多通算1047勝を挙げた大関「魁皇」が引退した。
⑩陸上の世界選手権男子ハンマー投げで室伏広治が優勝した。

日本ではなでしこジャパン。世界ではボルトのフライングが記憶に残る。
こうして一覧で読むと記憶が甦ります。^^


今年もあと1週間(ふりかえり)

2011年12月26日 | Weblog
2月に二ユージーランド大地震。
3月11日の東日本大震災。
5月ウサマビン・ラデイン殺害。
6月ドイツでのFIFA女子ワールドカップサッカーでなでしこジャパンの初優勝。
7月アナログ放送終了、地デジ化。
8月ギリシャ経済不安、
9月イギリスで暴動。
10月タイでの洪水。ステーブ・ジョブズの死亡。リビアカダフィ大佐の殺害。
12月金正日死亡。

世界的な事件は記憶に残っている。
小生のこの1年を振り返ると
3月に革製品製作の文化教室を退会。
4月にいくとかの地域のボランテイア団体の役員に就任した。
このことに伴う会議の数が増えた。

東日本大震災の影響で中止したイベントもあった。
○自宅でニート状態だった長男が働きだした。
○次男坊が東京へ転勤で出ていった。
○廃屋等町内会の問題解決に動きがあった。
○パソコンが壊れ、妻のお下がりPCで乗り切った。
○自転車の鍵を紛失。鍵の交換、タイヤの交換等のトラブルがあった。
○スマートフォンを拾い交番に届けた。
○いくつかおいしいラーメン店を開拓した。
○週3日のスポーツジム通いはほぼ達成できた。
○1日2回の愛犬散歩、1日1回のブログ更新。ほぼ達成できた。

今年もあと1週間。何か残していることがあるだろうか?
年賀状も投函した。
年末の大掃除と飾りつけがまだであるが、クリスマスイルミネーションも昨日で終了した。晴れた日に撤去したい。

町内会回覧文書の整理と新年挨拶号の準備もしたい。

今年の忘年会は控えめだった。
懐具合もあったが、交友関係も整理した。いくつかの旅行もあったが第2の人生の生活パターンに慣れてきた1年だった。

学生生活費

2011年12月25日 | Weblog
日本学生支援機構が平成20年度にまとめた「標準学生生活費」というデータを見つけた。

1年間にかかる大学生(昼間部)の学生生活費は
「平均185万5100円」で平成12年度より1割弱下がった。
平成12年度は「平均205万8200円」だった。
学費は上昇している。
平成12年の学費は「112万1410円」だったが
平成20年は「118万3000円」である。
生活費はどうかというと、平成12年が「93万6800円」だったが
平成20年度は「67万6300円」と減少した。

国立と私立の比較では国立大学「146万6400円」
私立大学「197万6600円」
と私立大学が高いがその差は授業料が大半である。

生活費、食費、住居・光熱費の比較では国立大学「53万2800円」
私立大学「34万5900円」と国立が高かった。
学費を親が負担し生活費を月10万円送金すると国立で「266万円」私立で「317万円」となる。4年間では国立「1064万円」私立「1268万円」となった。

学生も一人暮らしの標準生活費が「13万9千円」という実態から
月額4万円弱のアルバイトをしているようだ。
○一例として
家賃6万、電気3千、ガス3千、水道3千、食費2万、雑費5万。(※エアコンの場合1万円。)
○保健衛生費、娯楽、嗜好品、その他の日常費は国立も私立も差はなく、「年29万円」だった。※月2・4万

○修学費、課外活動費、通学費は国立「13・4万」私立「16・2万」※月1・1万~1・3万である。
この数字を見て思うことは学生の生活が厳しくなってきていること。
親の負担が大きいこと。
親の収入が減る中、仕送り額が減少していく。学生もアルバイト先が不況で好条件な所が少なく苦労している。

親の暮らしが子供にまで及ぶ不況の厳しい現実が見えてくるようです。

FX

2011年12月24日 | Weblog
次期主力戦闘機(FX)にF35が決定した。
F4ファントム戦闘機の後続機である。

ファントムが導入されて50年。F15イーグルが4代目、こんどのFXは5代目である。総合打撃戦闘機(JSF)計画で開発された第五世代ジェット戦闘機に分類される。初飛行は2000年10月。A,B,C、3タイプがあり、cタイプの初飛行は2010年6月で現在も開発中。
運用開始はA,Cタイプが2017年以降、Bタイプも2018年以降となっており、勿論最新鋭機である。
日本の導入機種はAタイプ。航続距離2220キロ。
上昇限度1万9千メートル、速度はマッハ1・7

ステルス性に優れ、HMD(ヘルメット装着型デイスプレイ)が採用され全周360度をカバーする情報をバイザーに投影するイルミネーターが搭載される。主表示装置も大型カラーデイスプレイ、タッチパネル方式である。パイロットの負担を減らし、操作性が向上している。

価格は本体価格89億円。附属スペアを含めて99億円だがライセンス生産になると更に価格は上昇する。
米国はAタイプ1763機、Bタイプ340機、Cタイプ340機の計2300機を発注済。日本を含む他の国の発注状況はオーストラリア100機、イタリア131機、トルコ機、イギリス138機、カナダ65機、オランダ85機、ノルウエー56機、Olanda機、デンマーク48機、イスラエル75機、日本42機となっている。
最終的には5000機程度の製造が見込まれている。

中国もロシアもステルス機を開発中であり、対抗上良い選択だったと思う。

日本の空の守りは最新鋭機でないと中国、ロシアに舐められる。
良い選択だったと思うところです。^^

大学訪問

2011年12月23日 | Weblog
昨日は地元に改組され4年生大学として発展している「新潟県立大学」を訪問しました。
2年前まで「県立女子短大」という名称の短大でした。

4年制、男女共学ということで改組、設立されて2年。来年は始めての4年制大学としての卒業生を社会に送り出すということで注目もされています。
総合大学ではないのでキャンパスは広くありませんが、4年制に伴う増築棟も綺麗で
アカデミックな雰囲気が感じられました。気分がいいことに女子短大からの改組ということで女子学生の割合が高く、8~9割は女子と言った感じでした。

校舎通行中多くが挨拶もされ、親切な目的地案内も受けました。
新潟県の大学としては国立大学を除くと最も難易度の高い大学の様です。
小生の所属する地域ボランテイア団体の取り組みにこの大学の先生のお力をいただければ。というお願い訪問でした。

地域問題を専攻されている先生ですが「国際」という言葉が専攻科目にあり、地元新潟の国際性に少々疑問と不安を抱きながらの訪問でした。
研究棟の2階の研究室を訪問。小1時間、貴重なお時間を割いていただけました。
少々不安だった懸念も消え、杞憂だったかの様な応対を受けました。
生憎の雨天でしたが気分は軽やか。るんるん気分で帰路に就くことができました。
先生ありがとうございました。

まとまらず、ただ雑感。。。

2011年12月22日 | Weblog
ここ1週間めまぐるしい動きがあった。
○廃屋問題の進展。
○小中学校の統廃合問題での地域検討会の立ち上げ、
○市議会議員団との懇談会出席。
○地区のボランテイア団体での人事対立。
○地区の別のボランテイア団体での予算書提出期限の不安。
○自治協議会等各種会議出席。

先日は雪道でスマートフォンを拾い、交番に届けた。夕方には持ち主が交番に取りに来た旨の連絡もいただいた。
忙しい行事を割いてスポーツジム通い。愛犬散歩も欠かせない。
会社勤めをしていた頃より忙しい思いをした1週間だった。

昨晩も遅い時間帯に急に明日の活動同行の要請が入る。
内容は想定していた企画が進んでいない。再度依頼先の先生に督促の要請に行きたいので同行願えないか?ということだった。

小生が先日までに作成したこの団体の帳票の更新手続きも進んでいない。
今年渡した帳票を紛失した人まで現れた。(金券扱いの帳票)である。
うまくゆかない。機能しない。組織があっても弱体化している。

他人任せ、オレオレで自意識はあっても責任感が伴わない。
お酒が入った時だけ元気がいいが、しらふな時の活動に目立つ動きが見えない。
仲良しクラブの限界だろう。役員は名前だけでは困る。ボランテイアでも責任はある。
組織を最優先に機能する方法で人事を決めなければならない。

運営に支障を来す人材は省く必要もある。言いにくい事も言わねばならない。
言わずもがなが通じない。「空気を読んでね!」と言っても理解しない。分からぬらしい。
途中経緯は話せない。と言うと「密室談義だ」と言われる。
ため息とあきらめから自身も脱退したい衝動に駆られる。
もっとはらを割った議論を尽くさないと空中分解しそうである。

寝覚めも悪く、意味不明なブログ更新となってしまった。

動いた!廃屋問題

2011年12月21日 | Weblog
永年の問題だった当町内の廃屋問題。昨日動きがあった。

所有者が不明のまま借家人が病気。引き取られ先で死亡。そのまま無人廃屋となって3年。屋根瓦は落ち、窓ガラスは割れ、放置されたごみは屋内に充満。猫屋敷、ネズミ、ゴキブリの巣窟だった。

この間、管轄する交番、消防署に危険家屋として登録。交番には夜間パトロールをお願いしていた。
長屋で隣家がつながっている。廃屋は一目瞭然で破れた窓に投げタバコでもされたら類焼は避けられない。
行政への陳情は2回。一度は地域住民の署名簿を添付しての陳情書だった。
当初は廃棄物対策課2回目は地域課だった。

民生委員を立てて相談に行ったがたらいまわしされた。
法務局での登記確認。固定資産税の支払い先を確認に資産税課も訪れた。
所有者は37年前に死亡。移転登記が為されていない。固定資産税も払われた様子がない。区役所のいくつかの関連部局を渡り歩き、総務課「~安心・安全係」というところで対応いただけた。

半年の調査で30数名の地権者を洗い出した。
最終的には5名の地権者に辿りついた。
県外に居住する3名から相続放棄の手続きをしていただいた。(家庭裁判所)
県内に残る2名の地権者と会合を持つことが出来た。行政を交えて8名の会合が持てた。司法書士、不動産関係業者、小生、地権者および代理人である。

経緯をお話し、危険家屋の取り壊しには合意をいただけた。
費用負担を負わないことが条件だった。
移転登記がされないままの物件。
早期に解体しないと地権者に危険家屋の倒壊で損害賠償責任が及ぶ旨の説明に応じてもらえた。
解体費用は地権者は負担しない。
不動産業者がリスクを負う。更地にして売却。
売却利益から精算する。


ここまでは経緯があり、詳しくは述べられない。
兎に角、解決の明かりが見えた。隣接する長屋の住人との養生の相談。
セットバックで失われる土地。
解体工事の予定、地域住民への周知方法。登記上の問題点の最終洗い出し。
行政への再度の陳情内容の不動産業者との連携。
難しい交渉事だった。

来年は良い年を迎えられそうだ。まずは万歳である。

震災で活躍!

2011年12月20日 | Weblog
3月11日の東日本大震災。
数ある防災グッズの中でも密かに大活躍したクルマがあった。
「エスティマハイブリッド」だった。

日本三景として名高い宮城県松島市には、震災時約2メートルの津波が押し寄せた。
ほとんどのインフラが停止し、もちろん電力もストップした。そこで活躍したのが「エスティマハイブリッド」だった。
そのハイブリッドシステムは世界で始めて1500ワットの大容量電力供給能力を供えていた。

松島市のホテル「大松荘」では地震が起こった当時、このエスティマハイブリッドが電力を供給。明かりの供給から携帯電話の充電、さらには精米機の稼働までが可能となり、避難中の人々の生活を支えることが出来た。

エステイマハイブリッドは、ハイブリッドカー特有の大容量電気エネルギーにより、AC100V/1500Wという家庭用コンセントを標準装備しており、国産車で唯一の自家発電が可能な車である。
これは家庭にあるほとんどの家電が、ワット数を気にせずそのままコンセントを差し込んで使えるということ。使用環境にもよるが、一般家庭の平均的な使用電力量であれば燃料満タン状態から最大4日間程度の電力供給が可能で、1500Wをフルに使い続けた場合でも約2日間は使えるという。

バッテリー残量が少なくなってきても、エンジンが自動的に始動して発電し、電気を供給し続けるシステムなので、例えば災害などによって電力の復旧が遅れた場合でもがソリンがあれば発電できる。勿論ハイブリッドカーの大きな魅力である燃費も1リッターあたり20Km(10・15モードという優れもの。
震災の影響で、自分で発電・蓄電するという動きが出ている昨今、普段から便利に利用できる「車でのパーソナル発電」をひとつの電力マネジメントの形として考えてゆく時代かもしれない。
以上有栖川匠氏のレポート記事より。

素晴らしい活躍だった「エステイマハイブリッド」
こんな活躍が出来ることがわかっていたらこれからの家庭での非常時の電力確保の切り札としてもっと行政が宣伝普及させるべきだった。
小規模な旅館でも対応可能だ。
行政の車の一部はこの車を確保すべきだ。
非常時の電力確保の方法として「スマートグリッド」の普及が検討されているが
エステイマハイブリッドなら即導入可能である。

一つの自動車会社として宣伝することは行政としては?という事でなく、良いものなら積極提言してことが必要と思う。
世の為、国の為、民の為。

慰安婦問題

2011年12月19日 | Weblog
韓国の大統領が日本に来て協議の大半を割いた「慰安婦問題」
政治・外交問題として大きくなってきた。

きっかけは日本軍による慰安所の設置、太平洋戦争当時「挺身隊」での強制連行を記述した資料の存在。
宮澤首相(当時)の訪韓時の軍関与の談話が元になっている。
ただし、関与といっても施設の開設許可、施設整備、利用時間や料金を定めた慰安所規定の作成に関与したものであり、強制連行した資料はみつかっていない。

当時は「公娼制度」が認められていた社会情勢があり、1957年の売春防止法施行まで、いわゆる赤線地帯に限っては売春が黙認されていた。
昭和20年の終戦まで旧日本軍が駐屯していた各地には日本に定着していた赤線=公娼制度の戦地版として存在した。

「慰安所」には「対価を得て将兵の相手をした」女性が多数存在した。
推計では慰安婦の割合は日本人は約4割、中国女性3割、朝鮮半島出身者は約2割。
だったとされる。
この様な施設は旧日本軍だけのものでなく、ベトナム戦争当時のベトナムにも存在したし、日本に進駐した米軍も日本側が用意した慰安施設を利用した。
第二次大戦当時のドイツ軍にも存在した。韓国軍も朝鮮戦争当時慰安所を持っていた。
インドネシアではオランダ人女性を慰安所に送り込む事件(スマラン事件)も起きた。

そもそも女子挺身勤労令に基づく動員は=「挺身隊」は労働力確保目的だったが
「女衒」の甘言による誘い、悪質な手段が強制的という悪い印象を与えた。
95年河野談話以降アジア女性基金を設立。これまで364人の元慰安婦に償い金など合計13億円を渡している。

1957年以降廃止された制度。それまでは公認。戦前の混乱期の事件とは言え、
外交下手な歴代内閣の一貫しない対応に蒸し返しの議論が続いている感が強い。

枠を超える提案は難しい

2011年12月18日 | Weblog
昨日の会議は難しかった。
既存の会議メンバーでの会議では解決しない問題を論議した。

集まった会議メンバーは小学校区の町内会長(自治会長)、小学校の生徒の保護者、
PTA会長、小学校のコーディネーターー、育成協代表、民生委員代表、スポーツ推進協代表、防火・防災協代表と教育委員会である。

議論したテーマは「小学校・中学校の統廃合問題」である。
集まった代表の学校区にある小学校・中学校が統廃合の答申を受けて開いたものだ。
かって一つの小学校で2000人を上回る生徒数を誇った小学校だが現在は全学年を合計しても80名代。複式学級が想定され統廃合の俎上に乗った。

問題は深刻だ。
中学では全校生徒数が70名代で部活が出来ない。保護者は越境入学をさせて部活のできるところ、進学率の高い有名校、中高一貫校へとシフトしている。
想定される校区の進学先中学校に半数も入学しない事態に陥った。

○教育委員会が悪い、責任を持って越境入学を阻止すべき。
○学校区を変更して規模の大きい中学校と統合すべき。
○小学校が先か中学校が先か同時なのか見えない。
○協議が進まなければ何年かかるのか。
○シュミレーションはあるのか。
○地域での論議が不足している。等々いろいろな意見が出た。

結果して出された方向性は
○「地域検討会の立ち上げ」だった。
コミニテイ協議会代表、保護者、学校に関わる地域団体などの代表による検討会である。メンバーは一任された。

統廃合が答申された学校区は4つ。単位は小学校である。
4つのコミ協とそこに所属する学校に関連する団体の代表で会議メンバーを構成する。
あまりメンバーが多すぎても話が進まない。
積み上げた結論が隣接する他の学校区への編入であれば今は適正な規模として機能している学校区のコミ協に統合の問題を打診することになる。
そうなればそこからそこのコミ協の議論は始まる。統廃合は更に遅れてくる。
そのうち、問題の地区の小中学校の在校生数は更に少なくなる。

過去に10年かかった話も聞いた。校舎を建設して統廃合すると建設に4年、準備期間が2年の計6年かかる。校舎建設が必要でない場合でも最短2年かかる。
そうゆう話だった。

問題は明らかとなった。メンバーは一任されたのだ。意識の高い熱心な人でいつでも会議に参加できるコミ協役員が望ましい。
頻繁に会議は開かれるだろう。スポード感を持って進めたい。地域の為。生徒と保護者の為。

中国の違反操業

2011年12月17日 | Weblog
韓国の排他的経済水域(EEZ)での中国の違反操業の事件が頻発している。
自国の沿岸から200海里(約370キロ)の範囲内の水産資源および鉱物資源などの非生物資源の探査と開発に関する権利が国際海洋法条約で認められている。

日本の領土面積は約38万K㎡で世界第61位である。
だが、しかし、領海、EEZの広さでは実に「世界第6位」である。

水域面積は領海とEEZを合わせると実に「447K㎡」となる。中国は15位となっている。

領海(多くは3~12海里)での操業では漁獲が限られる為、200海里内での漁業をめぐる国家間の対立が頻発する。
中国では国内漁業従事者の数は膨大である。
近年の寿司ブームもあり、漁獲資源への需要が増大した。国内法の甘さもあり、トロール漁の規制が甘い。洗いざらいの資源をすくうトロール漁は中国近海での漁獲を激減させた。中国漁民の大半はトロール漁ができる様な漁民ではない。100トン未満の船で出漁する。領海内での漁獲が自国トロール船の影響で激減。自分の船では領海内では生活ができない。と漁民が大挙して近隣のEEZ海域に乗り出したようだ。

韓国と中国間の条約で認めた漁船の倍以上の違反漁船が操業している。ここでも「中国の国際法への対応の遅れ」が招いた結果の様だ。
自国民に適用している国内法が国際法に照らして遅れているつけが随所で出てきている。
知的所有権に関するもの、コピー文化の野放しで得られた膨大な利益を国家が享受してきた証だ。

そろそろ限界だろう。自国民にしわ寄せが目立ち始めた。
議論をさせない一党独裁の弊害に国民が声を上げはじめている。台湾総統選挙の
候補討論に自国との差を感じはじめている。
同じ中国人でもこれだけ違う民主政治のやり方。
世界第二位の経済大国の自信は世界に遅れている国際法にも目を向けるべく、国民が
声を上げる時に来ている。

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