しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

必ず勝つじゃんけんロボット

2012年06月30日 | Weblog
相手が出そうとするジェスチャーを見抜くことで、じゃんけんに必ず勝つロボットを
東京大学の研究者たちが開発した。


これは知性をどう考えるかについての重要な要素を含んでいる。
東京大学の石川奥研究室の研究者たちが、相手が出そうとするジェスチャーを見抜くことで「じゃんけんに必ず勝つロボットを開発した。

これは「後出しじゃんけん」のロボット版だが、違うのは、超人的な速さで行われることだ。つまり「後出しの様に見えない」のだ。
このロボットの場合、人間の目では捉えられない速さで相手の動きを認識する。人間が手の形をつくり始めるやいなや、認識を始めるのだ。人間が手の形を完成させるときには、すでに「勝つ手」を出している。

これは人工知能の技術の素晴らしいデモンストレーションだが、知性をどう考えるかについての重要な要素をも含んでいる。

じゃんけんはささやかなゲームだが、人工知能機能の対象になったのは遅かった。
チエスで人間に挑戦するスーパーコンピューターが開発されて10年も後のことだった。AI(人工知能)の研究においては、これまでチエスが脚光を集めて来た。
だがじゃんけんロボットは違う種類の知性を示している。

それは、より身体的な知性だ。われわれは知性について、「脳」対「身体」
という観点から考えることに慣れている。だが今回明らかになったのは、すばやく
反応できるマシンを作るには、かなりの知性も必要とされるということだ。
空間の中で認識して動くような「身体的知性」の能力が重要になってくるだろう。
「The Athantic Tech」の記事から

プロのマジシャンがカードゲームで目にも止まらぬスピードでカードを入れ替える。
シローモーションビデオで見ると「なあんだ」と思うトリックである。
人間の視力は騙されやすい。人間の動体視力の限界はかなり低い。
指の動きの速さに追いつかないのだ。機械的に動きを早める、身体的に動きを早めると
「マジック」の領域に入ることが出来るようだ。

スポーツ科学もこの「知性」の開発にヒントがあるだろう。
2020年「東京オリンピック」実現と優れたアスリートを養成する手段にも
活用できるかも。^^

Good Bless Japan

2012年06月29日 | ニュース
先日、フェイスブックの会員の間で反響を呼んだ1枚の写真があった。

写真は何の変哲もないただのパソコン基盤。だがよく見ると小さな文字で
「Good Bless Japann(神のご加護を)」と祈りの言葉が印刷してあったのだ。

基盤はパソコン内部に装填されている主要部品で、普段はまったくユーザーの目に
触れることはない。そこに日本への思いやりのメッセージがあった。

この基盤を製造、パソコンに搭載したのは台湾のASUSで、同社も日本からの問い合わせがあるまでこの事実を認知していなかったようだ。
ASUSによれば、印字は同社の技術者が独断で行なったことで、誰かは特定できないが、多分日本の一日も早い復興を祈ってやったのだろうとのことで、本件は黙認しているそうだ。

英語圏ではこのGood Bless JapanのスローガンはTシャツや
ポスターのデザインとなり、「Prey For japan 日本のために祈ろう」
とともに世界中で東日本大震災の義援金集めの標語となった。
ASUSは台湾の大手パソコンメーカーの一つ。
同社は技術革新やイノベーションの創出と並び、謙虚、誠実、勤勉を訴える社是がある。企業人として誠実さと勤勉さを忘れまいと、会社の哲学を従業員に訴えている。
もし、台湾に大災害が起こり、日本の技術者が会社の許可も得ず、「頑張れ台湾」
の台湾向け製品の基盤にメッセージを印刷したら会社は黙認するだろうか。
AUSAの社是「integrity」誠実が重く価値あるものに感じられた。
(実業家 平松庚三)

台湾の親日ぶりは度々話題になる。
東日本大震災で台湾から寄せられた義援金の規模はこの国の経済規模から見て
驚きのひと言だった。
もっと台湾を好きになろう。この国を数年前に旅行して本当にそう思った。
親日国を旅することは楽しい。
今年も再度訪れたいと思った。

古町日和 創刊号

2012年06月28日 | ニュース
ふれあいの柳都 「古町日和」という冊子が創刊された。
古町のオフィスガイドマップという標記も出ていた。
無料配布冊子である。
古町を散歩していて見つけたものだ。

「江戸の時代から古町は湊まちとして栄え、人と人とが出会う街でした」
「伝統を残しつつ、新しい街へと進化する古町。」

「そんな歴史とトレンドの融合した街、古町を楽しんでみませんか。」
「この古町日和は知らなかった、あんなことやこんなこと」

「行ってみたい場所やお店を紹介する情報誌です」
「古町に来るのがはじめての方も、ご常連の方も、古町日和を片手に
古町の楽しさを発見してみませんか。」

「始まりは古町、人と人が出会う街。あたたかくて居心地のよい街を
目指します。」

15ページほどの紙面です。
古町のお店が紹介されています。場所がわかる地図も付いています。
古町を活性化したい有志の企画冊子の様です。

新潟市の中心市街地にありながら近頃地盤沈下気味の元気の無い地区の様に
言われることが多い地区です。
空き店舗を利用して大学生が誘客企画を錬っている空間がふるまち6「岩船屋」の隣にオープンしていました。

県立大学の学生を含むいくつかの学生の協同作業所の様な感じでした。
若い発想でどんどん発信してほしい。
大好きな「古町」の為、「柳都にいがた」の為、「地域連携の証」の為。

居酒屋業界

2012年06月27日 | Weblog
居酒屋業界は最近減少に転じているようだ。
平成16年から平成20年までは増加傾向にあったが、平成21年には減少に転じている。
平成21年は長引く消費不況の影響で、外食産業をはじめ、多くのサービス業で業績が低迷した。平成21年の居酒屋業界(主要15社売上)は5095億円。
前年比マイナス3.3%と減少を記録した。
平均年齢36歳、平均勤続年数5・1年、平均年収446万円。正社員8017人のデータだ。

業界トップはコロワイド、2位ワタミ、3位大庄、4位グィア。ホールデングス、
5位チムニー、6位ダイナミックと続く。

近年、居酒屋業界は参入企業が増え、市場は飽和状態にある。消費者の低価格化、多様化が進み、競争も激化してきた。他社との差別化が生き残りのカギとなり、個室ダイニング、英国風パブ、等個室居酒屋チエーンの三光マーケットフーズは個性化で業績を伸ばしている。

10年前は大変繁盛していた業界だが、これからは若者数の減少、ロートルオジンの
節約志向の高まりで家庭で飲む第3のビール、発泡酒に衰退の傾向か?
近所の酒屋も顔色が冴えない。
酒の量販店の出現で酒屋が不振。その量販店ですら大手が地方都市参入。吸収、廃業とどんどん淘汰が進んでいる由。
個人消費が縮小していく傾向が変わらぬ限り、これからも厳しい環境に変りはないだろう。
増税法案が通過した。消費税が8%になるとまた居酒屋に出向く回数が減りそうだ。

太陽光発電で電力需要の半分確保!

2012年06月26日 | ニュース
ドイツの太陽光発電量が史上最大を記録した。
5月25日と26日の2日間の出来事。

太陽光発電量は工場や企業が稼働していた25日金曜日の正午頃に全国の電力需要の
3分の1に達し,好天に恵まれた26日土曜日の正午ころには50%近くに上った。

一時は「2200万キロワットに達し、ドイツの電力需要の半分近くが太陽光発電で供給された。
この太陽光発電量は「原発20基分の出力」を上回った。
ということ以外に「電力需要が最大になる時間帯に発電量のピークが来ることの意義は特に大きいとした。

ドイツの太陽光発電の設備容量は「2600万キロワット以上」と世界でも群を抜いている。2011年だけでも800万キロワット増え、2012年に入っても急ピッチで増設が続いている。
以上国際ニュースから

素晴らしい!
脱原発先進国ドイツの面目躍如です。
日本も早急に見倣ってほしく思います。

社会福祉協議会とは

2012年06月25日 | Weblog
「社協」の略称で知られている社会福祉協議会。地域でさまざまな活動をしている。
社会福祉協議会は、民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない民間組織です。

昭和26年(1951年)に制定された社会福祉事業法「社会福祉法」に基き、設置されている。
地域に暮らす人々、民生委員・児童委員、社会福祉施設・社会福祉法人等の社会福祉関係者、医療・保健・教育などの関係機関の参加、協力のもと、地域の人々が住み慣れたまちで安心して生活することができる「福祉のまちづくり」の実現をめざしたさまざまな活動をしている。以上ホームページより

町内会(自治)会長は即、地域の茶会福祉協議会の「幹事」に任命される。
これは当人がいやと言っても「任命される」
そもそも「認識」されていないのだ。困ったものだあで終われない。
1世帯「400円」見当の会費募集を要請する取り組みが6月から始まっている。
昨日も町内(自治)会長を招集して「地区社会福祉協議会の総会」を開催した。

そもそも「社協」の活動内容をよく知らない会長さんが多く存在するのだ。
町内(自治)会長は結構頻繁に交替する。新潟市中央区の自治会(概算500自治会)の20%が今年も会長が交替した。
5年ですべての会長が交替するペースだ。

毎年研修会を開かないと、活動が理解されない。
活動の基盤である「協賛金」が集まらない。地域での高齢者支援、障害者支援のホームヘルプサービス、配食サービス、多様な福祉ニーズへの理解が及ばなくなる恐れがある。

「新規に町内(自治)会長に就任した人」への研修会、を含め、今回の総会の場での
研修は大切な場なのだ。
いまさらと思う古参の会長は「代理人」を参加させてくる。
それでも良い。代理人は「始めて知った」「こんな素晴らしい活動とは!」と感激している。

多くの地域住民に参加してほしい。「社協の仕事、活動」を
知ってほしい、そしてそこに働く職員・ボランテイアの姿を!

抵抗勢力

2012年06月24日 | Weblog
「抵抗勢力と言うと2001年4月、小泉純一郎が自民党の総裁選挙で自らの反対派を
「改革に抵」抗する勢力」と表現した。

その抵抗勢力とは誰のことでしょうかとの質問には「私の内閣の方針に反対する勢力、これは全て抵抗勢力であります」と答弁した。
消費税の増税法案を通そうとする野田政権に反対する小沢グループ、鳩山グループの一部、鹿野前農相のグループはこの抵抗勢力だろう。

民主党所属衆議院議員289名中54名以上がボーダーラインとなっている。
ぎりぎりらしいが、自民、公明が賛成に廻るらしいから、多分にこの法案は可決されるだろう。
それでも野田首相にとっては自分が進めたいと思う仕事(政治生命をかける)に実現手法を大きく変更させられたり、決定直前にインターセプトされそうになる事態は苦々しいはずだ。考え抜いた末に日本の為に良かれと思い、判断、決定してもモチベーションを低下させる行為、トップの信頼を低下させる発言は苦々しいはずだ。

昨日の会議でも抵抗勢力の発言があった。
会議直前に事務方から発言。従来通りの会議スタイルでやってほしい。と言う。
自分が入る場所が気に入らないらしい。

ブロック毎に会議場席を分け、密度の濃い議論をしてほしく思い変えてみた。
会長の了承を取った案だった。
会議開催直前の会場設営時に文句が出る。

招集委員から「抵抗勢力は必ずいるものだ」との言葉も出た。
この抵抗勢力は会議途中で退席した。おもしろくなかったのだろう。
結果は成功だと思っている。

従来のスタイルと異なる手法で会議が出来た。懇親会の席も盛り上がった。
中ジメで帰る人がほとんで出なかった。ほとんどが会場使用ができる限度時間まで
残って議論、懇親に浸った。
自信が出来た。これからも改革は続けて行きたい。

町内会(自治)の仕事

2012年06月23日 | Weblog
昨日も会計から会長名での町内会請求を出してほしい。と会計から要望があった。
町内会活動の原資となる「町内会費=自治会費」は行政から来る事務委託費、

資源回収協力金、防犯灯電気量補助と共に町内会収入の基礎である。
班長が集金する町内に居住する世帯はあまり問題は無い。

問題はオーナーが当町内に居住していない世帯の町内会費の徴収である。
アパート、マンション、駐車場、ガレージ、倉庫、貸し店舗、等々だ。
お手紙を書いて毎年案内を出す。
県外の地権者もいる。
零細な収入だ。もっとまけろ。免除してくれ等の交渉ごとは毎年の様に発生する。
班長が催促してもなかなか払ってもらえない会員へは会長が戸別訪問して督促するよう
会計からは要望も出る。

○汚水桝のフタが車の乗り上げで壊れた。行政に交渉してくれとか、
○ごみステーション清掃のデッキブラシが壊れた。
○廃屋のトタン板が強風で剥がれそう、危ないからなんとかしてほしい、
○ゴキブリ、蚊、蠅駆除薬の斡旋はまだか?
○防犯灯の明かりが切れている。修理してくれ。
○空き家のアパートから漏水。業者に連絡してほしい。
○空き家の2階の窓が開いている。物騒だ。なんとかしてくれ、
○廃屋がごみ捨て場となっている。行政と交渉してくれ。
○ごみ出しの大変な高齢者対策、買い物弱者の対策
 等々多くの苦情が持ち込まれる。(会長宅へ)

月1回の町内清掃日にも出てこない人に限って苦情も多い。
班長のなり手が年々減る。 それより深刻なのは町内会役員への希望者が
皆無なことだ。
回覧で募集、総会で要請しても誰も希望者が出てこない。
班長以外の町内会役員というと、防火防災、補導厚生、保健衛生、青年部、婦人部、
会計、会計監査、副会長、会長、などが一般的。
町内だけでなく、小学校区単位での活動が求められる。

毎回お願いを尽くして継続就任していただいている。
昔の様な生活用品の貸し借り付き合いが出来ていない。
回覧板も良く見ていない。
地域とかかわりたくないと思う人が増えた。

ただ、行政は地域に期待している。年100通を超える案内文書、回覧物配布。
対策は「活動資金の補助」だ。活動する地域に補助をする。
それがなければ何も出来ない。
事情がわかる筈の行政職員の地域での役員就任率の低さ。
ここから改善してほしい。

旅行者物価指数

2012年06月22日 | Weblog
外国人観光客数の多い世界48都市における旅行者の出費指数。
「トリップインデックス」=旅行者物価指数の発表があった。
二人組の旅行者が1日で使う一般的な費用をモデル化。調査したもの。
「モデルケース」
二人でタクシーを使って夕食に出かけ、(2マイルを往復)現地の一般的なメニューとカクテル(各都市のトップクラスのホテルのバーでドライマテイニーを2杯)オーダーし、4つ星クラスのホテルに1泊した場合としている。

旅行者物価の最も安い都市は
①ハノイ(ベトナム)で1万1162円
②北京(中国)1万2581円
③バンコク(タイ)1万2779円
④ブタペスト(ハンガリー)1万5264円
⑤台北(台湾)1万6086円
⑥ソフィア(ブルガリア)1万6363円
⑦ジャカルタ(インドネシア)1万6774円

高いほうからのランキングでは
①ロンドン(英国)4万907円
②オスロ(ノルウエー)3万9487円
③チューリッヒ(スイス)3万8374円
④パリ(フランス)3万7979円
⑤ストックホルム
⑥ニューヨーク
⑦モスクワ
⑧コペンハーゲン
⑨シドニー
⑩シンガポール
東京は13位で2万7685円だった。

旅行社からの格安旅行の案内広告を見かけたら参考にすると良いかも。
ベトナムの4倍のロンドンはやはりオリンピック人気で国が潤う。
オリンピックでもなければ高すぎて生きずらい都市の様です。

転職と賃金

2012年06月21日 | Weblog
転職すると給与が下がる。 これは一般的だ。
キャリアを生かせない場合のことだが、
期間が長期に渡ると深刻な問題となる。

我が家の娘が6年程勤めた会社を3月末で退社した。
営業の仕事だった。教育図書の訪問販売。
1年で殆んどの社員がやめてゆく過酷な業界で頑張って来た。
同期入社で残っていたのは自分だけ。と言っていた。
給与は良かった。歩合制だ。年収は600万以上あった。

そろそろ限界と感じていたこともあって退職したようだ。
興味があった「エステ」の仕事に就いた。
2箇月で資格も取得した。プロとして現場でエステの美容部員として働いている。
しかし問題は給与。
「研修生扱い」なのだ。
月に4万円程度しかいただけないと言う。
これで将来上がっていく給与体系ならまだ我慢できる。
今まで月50万位もらっていた給与が10分の1以下となっている。

資格も取ったし、退職して「雇用保険」=失業保険を貰ったほうが良いと言い出した。
たしかにそうだ。雇用保険は退職時の給与の半額程度が150日間支給される。
3箇月+1週間の待機期間はあるが。給付申請できる期間も退職後1年以内である。
早めに申請したほうが良いようだ。ハローワークに行って説明も聞いてきたようだ。

現在勤めている所では雇用保険もかけてもらっていない由。
働いていない状態なら申請できる由。
法制度の隙間というか、身分の不安定な労働者はそれなりに工夫が必要だ。
貯金が目減りしてゆく転職後の生活。

日本の雇用環境は確かに変わった。
正社員しかいなかった時代に生きた我々団塊世代人には理解しずらい雇用形態の悪化である。

議案書のない総会

2012年06月20日 | Weblog
今週末に総会がある。主催者側だ。議案書が特には無い。
というのも、外郭の協議会組織の末端組織だからだ。

事前に親組織の総会に呼ばれる。殆んど1名程度だ。
呼ばれた委員は自分の地域に帰ると呼ばれた総会組織の「会長」となる。

会長は自分が担当する地域の役員に周知する必要がある。
地域の役員=町内(自治)会長なのだが、これらの人を(幹事)と称して
招集、自分の地域に関係する上部団体組織の活動をお知らせして協力を仰ぐ訳である。

会費を集め、上納する。30%程度が活動費として会に戻って来る。
この活動費の使い道を議案書で示さなければならないのだが、この類の会の数の
多さから個別の議案書を作成することが出来ないのだ。

当然親組織の事務局から講師を招いて研修会形式とする。
主催者側と言っても、末端組織は人集めが主となる。様子が判る幹事は代理人を多く
出すようになる。

主体性を持たせた「総会形式」としないと中身の薄い会合となりがちだ。
今年からテーマを持たせたブロック別分科会を開こうかとも思う。
一方的なお知らせでなく、発信する会に変貌する必要があるのだ。
懇親会が無ければ集まらない総会を変えるためにも。

痛風の痛み

2012年06月19日 | Weblog
「風が吹いても痛い」という意味の病名通り、ひどい痛みが特徴的な「痛風」。

主な症状は、骨折以上とも言われるほどの強い痛みだ。
「痛風発作」とも言う。

足の親指の関節やくるぶしなどに起きることが多く、赤く腫れて激烈に痛むのが特徴。
足の痛みと痛風の関係は良く知られている。

足を引きずって整形診療室、内科診療室を訪ねて廻る。
原因は「高尿酸血症」この病気が原因で起きる関節炎だ。体内で増えすぎた尿酸の結晶が関節の中で炎症を引き起こす。

食物に含まれる「プリン体」と呼ばれる物質が体内で代謝されてできる物質。
通常は尿中に排泄される。尿酸の血中濃度が高い状態が続くと、血液に溶けきれなくなり、関節に結晶として留まり、炎症を起し、激烈な痛みを引き起こす。
この状態を「高尿酸血症」と言う。

腎臓の機能低下、プリン体の摂取過多、生活習慣、遺伝、いろいろ原因はあるが
小生の場合、最近続いた「飲酒のせい」らしい。
プリン体の少ない発泡酒を飲む普段の食生活。近頃「総会」に出る機会が多く、
連日の様にプリン体の多い「純正ビール」を多量に摂取(飲酒)していた。

「あたたー」ベッドから起き上がれない。七転八倒する。
2階から階下に降りるは論外の苦痛。骨折より痛いとは良く言ったものだ。
愛犬「佳夜」も不思議な顔をしている。自転車で散歩に連れ出す。

歩行困難なので致し方ない。イヌの方向転換はこれ許さずで、引っ張って即帰宅。
うんちもさせなかった。

80万人の患者数。男性患者が女性の100倍いるそうだ。
飲む機会の多いこの時期、痛風患者は激増する。

昨日は休肝日だった。一日静養してかって発症時いただいていた薬の服用、入浴、
水分補給等で大分回復した。
かかった人しかわからぬ痛み。同類相哀れむ。お互い「ご慰労申し上げます」

全国の「痛風患者様」^^

24万4950円の生活保護支給額

2012年06月18日 | Weblog
「都会では夫婦と子供一人の家庭に支給される保護費だそうです」
標準3人世帯(33菜、29歳、4歳)
保護費とは「生活保護支給額のこと」

この金額の他、医療費、給食費、等まで免除される制度はいかがなものか。

実際働いている人の税引き前所得額を計算すると「35万相当」の所得水準らしい。
この金額以下で一生懸命働いていて、税金を収めている多くの人々から見ると、
勤労意欲の低下を招かないか。法律の基本的設計が実情に合っていないのでは?
との疑問がある。

全国で生活保護受給世帯が「約149万世帯」ある。
それ以下の生活をしている世帯が「約489万世帯」ある。
生活保護費をいただいてなくとも生活できる世帯数が多い。

生活保護費=イコール最低生活費となっていないのでは?
働けるのに働かない人が増える温床となるのでは?
大阪市の橋本市長も生活保護費の期間限定を検討している由。
大阪市の他市を圧倒する
生活保護世帯の多さ(15万人)を考慮したことらしい。

この働ける年代層はその他世代「26万945世帯」
母子家庭「11万2728世帯」である。
後手後手にまわっている行政の改革遅れ。
「維新の会は国の政治の停滞に風穴を開けようと意見を発信している」
この橋本勢力の動き、大変興味が湧いて来ます。

国民性の違い

2012年06月17日 | Weblog
明治21年発行の雑誌「日本人」第3号に次の川柳がでていた。

○ 支那人・・・・啼(な)かんなら放してしまへ杜鵑(ほととぎす)
○ 米国人・・・・啼かんなら食べてしまへ杜鵑
○ 独逸人・・・・啼かんなら鳥ではないぞ杜鵑
○ 仏国人・・・・啼かんなら此れも興あり杜鵑
巷に伝わるジョークも出ていた。
レストランで注文した生ビール。ジョッキの中に死んだハエが一匹浮かんでいた。
各国民の反応は?

○ イギリス人・・・・ジョッキはそのままにして、もう一杯のビールを注文して飲
           む。そして、黙って2杯分を支払って帰るだろう。

○ アメリカ人・・・・ジョッキの蠅を見たとたん、「支配人を読んで来い!」とボー
           イに命じ、やって来た支配人にさんざん文句を言ってレストラ
           ンを出ていく。
           勿論金は払わない。

○ フランス人・・・「私は生ビールなんて飲みません。食事の時は。ワインを飲むも
           のです」

○ 独逸人・・・・・「なに。アルコールには殺菌作用があるから大丈夫」と呟きつ
           つ、蠅を取り出したあと、生ビールを飲む。

○ 中国人・・・・・「これは珍味であるに違いない。注文もしないのにオツマミ付き           だ」と喜んで、先に蠅を食べてからビールを飲むだろう。

○ インド人・・・・「私は菜食主義ですから蠅は食べません」と蠅をに置いてから
           ビールを飲むだろう。

日本人はどうか。三種三様では。
           啼かぬなら 殺してしまへ 杜鵑  信長
           啼かぬなら 啼かせて見よう 杜鵑 秀吉
           啼かぬなら 啼く迄まてや 杜鵑  家康

日本の食文化は多様だ。ヨーロッパでは悪魔の食べ物「タコ」を食す。
           納豆、ウニ、ゲソ、クサヤ、を珍味とする。
           世界で最も理解が及ばない人種のひとつかもしれない。

名句、明言

2012年06月16日 | Weblog
「一つ。酒のむは、罪にて候うか。」
答。
「まかとにはのむへくもなけれとも、この世の習い。」

飲まないにこしたことはないが、この世の風習だから仕方がない。
法然「百四十五箇条問答」

終生、立派に戒を守り続けた。彼の生活態度は賞賛されている。
法然はそのような高僧だった。

「念仏の時、睡(ねぶり9におかされて行を怠り侍る事、いかがしてこの障りを止め侍らん」と申しければ、「目の醒めたらんほど、念仏し給へ」と答へられたりける。いと尊かりけり。

念仏の途中で睡魔に襲われ、眠くなって困る。どうしたらよいか。と尋ねると
法然は「目が醒めてから念仏すればよい」とした。
大方の反応は「顔を洗え」「気持ちが入っていない」と一喝する筈だ。
法然は「必要悪」を容認した高僧であった。

善か悪かの判断は、宗教の原理。
必要か不必要かの判断は、政治の原理。
この二つは全く異次元の原理であって、これを混同してはならない。
たとえ、人間が生活していく上で必要なものであっても、それが宗教的に「悪」で
あれば、それを抑える努力をせなばならない。

「必要悪」に対しても、そのような努力が必要である。と説いた。
自らは厳しい戒律を守ったが、戒律を守ることができない、弱い人間を救済せんとする
仏の心を伝えた。
戒律を守れぬ弱さが、救済の契機となると教えている。
「増原良彦」日本の名句・明言の一節である。「講談社現代新書」

ブログのネタを探して時間が過ぎた時に出会った本でした。
眠くなったら寝て、書きたい時に書いて、食べたい時に食べれば良い。
自らは厳しい戒律を課し、賞賛された生活態度の高僧がこの様な教えを行う。

そこに凡人の思い至らぬ叡智の深みに感銘を受けるコーチャンの姿が見えました。^^

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