しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

私は携帯持ちません!

2013年11月30日 | Weblog

昨日の会議でも突然大音響で鳴り響く携帯の着信メロデイ。

2人ばかりが慌てて席を退席する。

会議が台無しである。40人から集まる大事な会議である。

主催者側は開始前に注意すべきだ。

今はスマホ全盛時代に突入した。歩きながら、突然立ち止まって操作する。自転車で走行中突然立ち止まったり、かけていたカバンを横に振ってスマホを操作する人がいる。

自転車は衝突寸前となる。自動車は携帯、スマホ片手の運転手だらけ。事故の元凶だ。

「社会迷惑の元凶」なのだ。飲み屋で酒を酌み交わして話題が佳境に入った頃、突然ケータイが鳴る。

話していた相手がずっと長時間通話を続ける。話を中断された当方は面白くない。

「自分はこいつにとってはどうでもよい存在なのか」「随分勝手な奴だな」と思ったりする。

キャッチホンの操作でもそんな印象がある。

「あ!電話が入った!と言って突然中断」

何分か中断した後、ごめんのひと言もなく「何の話だったっけ?」と言って電話に戻ってくる。

こうゆう失礼な奴とは縁切りしたい!と思ってしまう。

小生は現役時代営業が長かった。遠距離営業が多かった。

朝、営業所を出発すると途中で忘れ物があっても戻って取りに行く時間が無い。

朝から1日の工程予定を入れている。途中で携帯が鳴っても工程変更は難しかった。

それでも事情のわからぬバイトの子から良く携帯に電話が入った。お客の要望をそのまま伝えてくる。こちらの都合など考えていない。

さっきまで言っていた「社会迷惑の元凶」のストレスを感じた。

会社を卒業した。

携帯のトラウマから逃れたかった。カメラとしてしか使用していない携帯は持っている。他人に携帯番号を伝えたことは無い。

やっと自由を手にしたのだ。 自宅の固定電話以外に小生と連絡をとれる手段は無い。

唯一行動パターンを知っている家族・小数の友人のみ行先を推測できる。

「しるしのないカレンダー」=「暇人・自由人」の生きがいである。


時報出ました1

2013年11月29日 | ニュース

第77号である。毎月1回発行している。6年半続いている。

大したものだ。頭が下がる。

編集者は行政である。毎月3回の会議を取材し、地域にお知らせしている。

今回は「カラー版だ」カラフルだったので紹介したい。本来はモノクロだ。

色見本を紹介する為、カラー版となった。過去にも数回カラー版は出ている。

1回800部刷る。沿線住民に配布している。工事の進捗状況をお知らせして理解を得る地道な活動だ。

先日、下の住民を対象にした「BRT=連接バス」の導入説明会があった。下町地区での初めての説明会だった。

罵声が飛び交うほどの反対意見が数多く出た。

地域住民の足として利用され、重要度の高いバス経路、路線形態が変わる会議なのに従来さっぱり、説明もなく、この日の会議資料もこの下町地区に限った説明となっていなかった。

中心地区の話でなく、この地区の住民の意向はどう反映されるのか、路線のダイヤはどうなるのか、従来乗り換えなしで行けた、新大病院以降の路線、南高校に行くには、ガンセンターにいくにはどうなるのか?

???の住民が聞きたい話が出て来ない。お知らせが不足している。周知されていない、侵透していない。「77号の時報発行で十分お知らせをしてきた工事の様子」と大違いだ。

新潟交通はまだまだ努力が足りませんよという結論か?

 


コミ協だより出ました!

2013年11月28日 | ニュース

小生の校区のコミ協だよりが出た!

第2号である。6ページある。防災訓練と二葉中学校の閉校式典を取材した紙面を紹介する。

防災訓練は地域の大きなイベントだ。ウエイトは大きいが参加者がなかなか集まらないことが悩みである。

11月2日の二葉中学校の閉校式典も取り上げた。

篠田市長も出席した。最後となった遠藤校長の安堵した笑顔が印象的だった。

お別れ会は盛会だった。これ以上無理というくらいの参加者があった。

来年は4小学校も閉校する。来年の広報誌には豊照小学校の閉校式典を取材することになるだろう。「新潟市立日和山小学校」の開校式典の取材も必要だ。

多くの地域の話題を取材したい。パパラッチの様に。^^


新島出現

2013年11月27日 | ニュース

海上保安庁は26日、小笠原諸島(東京都)の西之島付近で噴火により出現した新しい島について、2箇所ある火口の一つから溶岩が出ていることを確認したと発表した。

溶岩には島は当初の1・5倍程度の面積に成長。同庁は今後も流失が続けば、さらに島が大きくなるとみている。

同庁が同日午後1時50分頃から約1時間、航空機で上空から観測したところ、島の北東側など2方向に溶岩が流れており、当初長さ約200m、幅約100mの楕円形だった島が、北東方向に約70m張り出し、ヒョウタン形になっていた。大きくなればEEZ(排他的経済水域)の拡大が期待できる。

西之島に隣接している。距離的には500m南東沖だ。西之島自体も約550m×約400m程度の火山島だ。標高15・2m。東京ドーム1個分程度だ。

ちなみに竹島は東京ドーム5個分とのこと。

韓国が竹島の領有主張で得ている権益はEEZであり、李承晩ラインで勝手に線引きして主張している権益はEEZ排他的経済水域における漁業権であり、韓国の試算で年間11兆5842億ウオン(約8600億円)である。

韓国の強行な態度からすれば問題解決は難しい。


統合校名決まる

2013年11月26日 | ニュース

昨日の会議で4小学校の校名を「新潟市立日和山小学校」として教育委員会に要望書を提出することに決まった。地域代表委員35名の総意である。

これまで3案が出ていた。

○ 柳都・りゅうと・新潟柳都

○日和山

○四葉・四つ葉・四ッ葉

地域の人気順だった。学識経験者の意見が出ていない等の意見もあった。

歴史、文化、風土、を鑑みた意見集約が盛り込まれているか、検討は十分だったのか。

多くの意見もあったが、地域を代表して出ている35名の委員の個人的見解を全員に求め、全体としての委員の意向を集約する会だった。

決定までけっこう時間がかかった。会議の大部分がこの問題に費やされた。地域に持ち帰っても結論とはならない。この委員会で決めるべき。教育委員会に判断を仰ぐことはしたくない。

結果的には「全会一致」の決定となった

まずは一段落。大きな山場を乗り越えた。


不人気なBRT

2013年11月25日 | ニュース

下町の住民を対象とした行政の説明会があった。

4つのコミ協会長が自治・町内会会長、地域住民宛に出席を呼びかけている。説明会の説明する側は行政と民間交通機関(新潟交通)である。地域住民は100名以上出席した。

1時間半程度の説明会という主催者側の予定だったが、30分も延長しても終わらなかった。

多くの反対意見が出て、主催者側にとっては大きな誤算となった説明会となった。

主催者側の説明会資料はカラー刷りの立派のものだった。

○この20年でバス利用者が3分の1に減少した。

○この10年ほどでバスの運行便数は20%減少した。

○このままでは負の連鎖は止まらない。

そこで、「GRT」という車両を入れて一度に多くの人を運べる連接バスで運行を効率的にしたい。路線の変更が伴う。路線によっては乗り換えが生じる。専用走行路が出来る。バス亭の再編がある。

説明にスライドを用いて多くの説明時間があった。終了して質問時間に入った。

多くの反対意見が出てきた。

日中数名しか乗車していないバス路線ばかりの中で更に大型のバスを導入して赤字を増やすのか。バスの小型化の経営転換が進んでいない。

行政の億単位の補助金支援が更に増えるだけではないのか。2台分の連接バス4台導入で4人分の運転手が合理化できるとしているが、そのことで他のバス路線が大幅に増便できるという算数が成り立たない。

乗り換えが多くなり、現金でバス料金を支払う地域住民には大きな負担増となる。

下の地域住民にとってメリットは感じられない。

新潟市の多額の借金財政のさらなる赤字原因になる。失敗の責任は誰が取るのか。導入ありきで事が進んでいる。来月議会で承認が決まっているものを今更地域説明会とは何だ!。遅すぎる。これでけ多くの住民が反対し、行政の方針が支持されていない状況でも事業を進める方向性は納得できない。地域に政策が浸透していない。

説明会を開きました。言いました。聞きました。だからOKだ。とはならない。言いっぱなしで議事録が出ない。多くの質問に答えた記録が残っていない。だからいつまでも明確な認識と合意が進まない。広報が不十分な証拠だ。市長を呼んで来い!。

実に辛辣な意見が多く出た。このまま、進めると市長の進退問題にも波及しそうな説明会となっていった。


世界の国防予算ランキング

2013年11月24日 | Weblog

2011年スエーデン・ストックホルム国際平和研究所が出した軍事費支出額・GDP比国別ランキングなるものを見つけた。

2011年の世界の軍事費の総額は1兆6245億ドル(129兆9604億円)で、軍事費が世界で最も多いには当然の事の様に米国でその額は「6895億ドル(55兆1672億円)」だった。

世界の軍事費のほぼ半分を占めている。

米国に次いで多いのが中国で、1292億ドル(10兆3417億円)だった。

これは公表額で実際は2倍近くあるとみられている。日本の順位は世界で6位で、545億ドル(4兆3623億円)であった。

ランキング順では米国、中国、ロシア、フランス、英国、日本、サウジアラビア、インド、ドイツ、イタリア、ブラジル、韓国、カナダ、オーストラリア、トルコ、アラブ首長国連邦、イスラエル、スペイン、オランダ、コロンビア、ポーランド、台湾、シンガポール、アルジェリア、ギリシャ、チリ、ノルウエー、スエーデン、メキシコ、パキスタン、イラク、インドネシア、クエート、ベルギー、タイ、であった。135位まで出ていた。北朝鮮、イランなどは信頼できる資料がなく公表されていない。

米国は上位14カ国の国防・軍事予算の合計額より大きかった。

日本の国防予算が2011年のGDP比1%と少ないが世界第3位の経済規模からしてその総額はとても大きくなる。アジアに限れば、中国に次いで2位であであるが、米国の12分の1にすぎない。日本の国防予算が安くあがっていた面があった原発50基分の電力料金である。

原発50基全廃して火力発電所で代替すると10兆5千億円の建設費と燃料費が年5兆円増えると想定されている。

一見GDP比が低く見える日本の国防予算。

原発全廃でGDPの上昇は相対国防予算の減少が出てくる。さすれば国防予算を増やせる要素も出てくる。

ところてん式計算を国はやる。世論に押されて変更したような政策が実は意図的なシュミレーションにより操作されている。日本では自衛隊の災害救助隊的面しか報道されないが、実は実力は非常に高い練度と装備を持った軍隊組織である。

中国、韓国、の脅威を連日報道し、世論の形成を容易にできる。

 

数字から見た客観的な力量と立位置の認識。常に世界における客観的ランキングは認識して批判の芽は立てておきたい。

暇人の日記ではあるが。


国家予算ランキング

2013年11月23日 | ニュース

アメリカ中央情報局(CIA)がまとめたワールド・ファクト・ブック2012年の資料で世界の国家予算ランキングが出ていた。

世界一の国家予算は勿論米国で2兆4650億ドル(209兆5250億ドル)であった。円換算で(209兆5250億円)である。

驚くのは2位に日本が入っていた。その規模は2兆0250億ドル(172兆1250億円)である。

以下3位中国1兆8380億ドル(156兆2300億円)4位ドイツ1兆5110億ドル、5位フランス1兆3410億ドル、以下イタリア、ブラジル、カナダ、オーストラリア、スペイン、ロシア、オランダ、サウジアラビア、ノルウエー、スウェーデン、韓国、メキシコ、ベルギー、スイス、オーストリア、トルコ、デンマーク、インド、インドネシア、イラン、アラブ首長国連邦、フインランド、アルゼンチンと続く。

韓国など日本の8分の1以下である。

日本の「国家予算」は一般会計と特別会計を合わせた「総予算」を指す。

歳入2兆0250億ドルはドルベースであり、財務省が公表する金額とは為替変動の影響が出る。歳出額は2兆5700億ドル(218兆4500億円)と更に大きな数値となっていた。

米国と遜色の無い国家予算。借金大国の規模の大きさに驚く数値であった。

世界第2位の予算大国、世界3位の経済大国ということか。スポーツでは中国、韓国に金メダルの数でしてやられているが、潜在国力というか、実力はもう少し自信をもって良いように思う。どの国も事情があって正当に評価されない面もある。

米国がキャロライン・ケネディ駐日大使を任命した。JFK没後50年の節目に着任した。

米国で一番人気だった大統領の愛娘だ。オバマとも親密な関係にある。日本重視の人事と見たい。安倍首相がASEAN諸国を廻り、存在感を示した。フイリピンの台風被害に自衛隊艦船を派遣し感謝されている。中国、韓国はアジアに脅威を与えたと軍事力行使というとんでもない評価を下している。

中国、韓国の問題は難しい。日本の存在感が高まれば高まるほど反発する嫌日感情。

好日国の数を増やしてゆく。これが関係改善の外堀を埋める戦略として益々重要となってゆくだろう。

 


あの世からのメール

2013年11月22日 | Weblog

母より。

携帯電話をアイフォンにしました。ちゃんと送れていますか?

iPhoneより送信

小生のiPadに上記のメールが入った。

母は今年の4月に他界している。冥府からメールが届いた?

筈が無い。母は携帯を持たぬ人だ。小生も携帯を持たぬ人だ。

新手の詐欺だ。返信するとよからぬ詐欺を行う輩からのメールだろう。

 差出人はkikicyan@isofutbank,net

とある。思い当たる方は注意されたし。

 


知事とお話

2013年11月21日 | Weblog

昨日は知事と話をすることが出来た。

偶然である。通常は雲の上の人でなかなか単独で話などできる人ではない。小生の通うジムで出会った。夜、市長との「街づくりトーク」会議に出るつもりで繁華街のジムに来ていた。

市長の来る会場に連接するジムなのでいつもより遅い時間帯に利用した。

この時間帯(夕刻6時頃)は比較的空いている。プールは単独でコースを泳ぐここが出来る。知事はいつもこの時間帯らしい。

8年も来ているという。忙しい為、週1回これれば良いほうだとのこと。プールサイドのベンチで15分ほど雑談が出来た。

先月は市長とも15分ほどお話ができている。世間は狭い。記憶を辿るとけっこう有名人と話ができている。堺正明、アンルイス、村上幸子、君原健二、鈴木大地、フランク永井、間寛平、などだ。人生80年時代、偶然にすぎないが結構有名人と遭遇することがある。という驚きだった。

黒柳徹子の様に「徹子の部屋」でいつも有名人とばかり会っている人もいる。

日本人1億2千万人のうち、日本での有名人は1万人以上だろう。顔が思い浮かぶレベルの有名人である。小生が偶然でここ65年間で出会った有名人は上記の7人だった。

昨日はキャロライン・ケネデイ駐日大使が安倍首相と会談する報道もあった。現在世界の有名人と最も頻繁に会うことが出来る日本の有名人は安倍首相だろう。

TVで見る印象と異なる点は体格、目の輝き、言葉使い、握手の感触だ。直接接してそれなりを知る。記憶に残る印象とはやはり、直接会って話をすることだろう。

昨日も又、新しい印象を記憶に留めることが出来た。


5年ぶりのパチンコ

2013年11月20日 | Weblog

退職後控えていたパチンコ店を訪れてみた。

5年ぶりである。現役の頃はそれなりに遊ぶ金も工面できた。退職を契機に完全に離れることが出来ていた。パチンコ業界の実態を少し調べてみた。

レジャー白書2013によれば、2012年のパチンコ参加人口は「1110万人」前年比12%減、 同年の市場規模は「19兆660億円」で前年比0・9%増である。

90年代半ばの売上30兆円・店舗数1万8千店は19兆・1万2千店と三分の2までに激減している。

朝日新聞の2011年6月7日記事によるとパチンコ店の経営者の国籍は韓国が5割、日本が3割、中国・台湾が1割、朝鮮(北朝鮮)籍が1割であった。

パチンコの合法性ということでは、「賭博(ギャンブル)とは」刑法においては「金品などを賭け、偶然性の要素を含む勝負を行い、その結果によって儲けた金品の再分配を行うもの」をいい、このような「賭博」は、賭博罪として刑法185条によって禁じられている。

パチンコでは現金や有価証券でなく商品を景品として出すことが風俗営業法で認められているため、刑法第35条の「法令又は正当な業務による行為」として刑事罰の対象とはならない。

風俗営業としてのパチンコ営業では、客が遊戯の結果で得た玉などを商品として交換する。風俗営業法は営業者に現金や有価証券を商品として提供することや客に提供した商品を買い取ることを禁じた(23条1項)や商品の価格の最高限度(1万円)に従った営業を義務づけ(19条)パチンコの射倖心を抑制している。

パチンコ店外に設置されている「古物商」は公安員会の許可を受けて景品(特殊景品)を買い取る形で営業している。

一般景品としてパチンコの景品としては最低500種類以上(ホールの遊戯機設置台数以上。最低200種類は実物を展示)品目としては家庭用品・衣料品・食料品・教養娯楽用品・嗜好品・身の回り品・その他を揃える様通達が出ている。

「3時間当たりなしで使う金額は?」1円パチンコ台で計算上は「11,500円」だそうだ。

「3時間遊戯して全く当たらない確立は 10%」平均で-1000円となる。

3時間良い台に当たって勝てる額は「プラス8千円」だそうです。

かっては30連チャン、40連チャンで10万、20万勝ったという人もいたが、今は全く望めない。

脳から出るベータエンドルフィン、ドーパミンの効果。薬物依存症に似た恍惚感を経験すると餌の出るボタンを押し続ける猿と化す。

コーちゃんのこの日の成果は3時間で4千円の-でした。

久しぶりのパチンコでした。選んだ機種は「CR大海物語」初代「海物語」の後継機です。たばこ臭くなって帰宅し、カーチャンからは罵声を浴びて散々でした。


作家の生活

2013年11月19日 | Weblog

大学で教えている小生の知人が新たに本を執筆した。200ページ。大学で使う教科書として執筆した専門書である。

定価は1500円+税である。本は高いと思う。書店でノベルス、コミックなら同じページ数でも1000円しない。

当人はこれまでも多くの本を執筆している。高い本は4900円もしている。通常価格帯は1500~3600円くらいだ。15冊くらい書いているようだ。小生の書斎にはこの著者の本が10数冊並んでいる。

さぞかし印税もたくさんいただいているだろうと思い聞いてみた。

驚いたことに全くといっていいくらい入らないと言う。

専門書は発行部数が少ない。それも出版社との交渉で印税率が決まるらしい。

通常は売価の10%未満だ。仮に7~8%として3000部で63万円。通常お世話になった方に謹呈という形で贈呈するため、この額の半分位は消えてしまうらしい。書くまでの資料収集にかかる費用は残りの収入を上回る。

1万部以上の発行実績がないとうまみは出ないらしい。

定価1000円の本で1万部発行できると印税は100万円となる。1千万部も出している作家もある。10億くらいになる。一部の売れっ子は億万長者となれるが、大学の教師や専門分野の極く限られたジャンルでの読者に対する発行部数では全くと言っていいくらい収入とならないようだ。

雑誌に関しては、印税でなく原稿料(1回かぎりの著作権使用料)が支払われるのが一般的で、ふつう1枚何円の単価で契約される。新人、売れっ子或いはジャンルによって幅があり、

1枚あたり1千円から2万円とかなりの開きがある。

自費出版の場合はどうかと言えば、業者に対して売上金が支払われる筈で、印税が支払われることはまず無いという。出版に関する費用すべてを著者が負担するのが「自費出版」であり、本はすべて著者の者であり、その本がいくら売れても著者には何の収入も還元されない。出版サービス会社は本を預かっているに過ぎない。その本が売れたとしても出版費用のリスクを著者が事前にかぶっている部分が精算されるだけである。

ああ。世の中というものは厳しいものだ。

今月は小生が編集した地域コミ協広報誌の発行がある。印刷費用はすべて行政が負担してくれる。

ありがたい。印税は入らないが、ひとつの地域貢献、活動の証が残る。大学の先生もその類かもしれない。研究成果の発表証拠。大学での存在価値。形の残る研究成果。

多くの分野で多くの場合、無報酬。これが基本なのだ。


音楽家の生活

2013年11月18日 | Weblog

ある音楽家のブログを拝見した。

音楽家になるまでに結構かかっている。

音大の付属高校を経て、音大を卒業する学費が1200万円。スタインウエイの中古ピアノを買うと500万円。そしてピアノのレッスン費用(幼児クラスから中学卒業まで)が350万円。実家を離れて大学に通う費用600万円。さらに海外留学に600万円。ここまでで3250万円。

ここまでかけて音楽家の収入はというと。

オーケストラ楽団の平均年収(2007年)は東京都K楽団 684万円

               名古屋PH交響楽団 633万円

              大阪PH交響楽団 578万円

偉大な音学家 フランツ・リストはこう言った。

「私を真似てはいけない。私のやり方で私は成功できたが、あなたはきっと失敗するだろう。」

模倣するミュージシアンたちは多い。されど模倣する音学家は少ない。

音大を出る8割の親は裕福だ。音大を出て音学家になった8割は極貧だ。

夢で現実は食べてゆけない。本業を持ち、趣味で続けるなら可能かも。

見極めを間違うと厳しい堅実と挫折があるのかも。

小生の周辺では今日も格安で演奏に応じるミユージッシアンのリストを求める

コミ協仲間の話があった。


長崎ちゃんぽん

2013年11月17日 | Weblog

早起きしてブログの更新をしていると空腹になることがある。良い睡眠が摂れた証拠だし、体調も良いのだろう。無性に食べたくなる麺類がある。「長崎ちゃんぽん」である。

長崎市に現存する中華料理店「四海樓」の初代店主陳平順が、当時日本を訪れていた大勢の中国人(当時は清国人)留学生に、安くて栄養価の高い食事を食べさせる為に考案したとされる。

肉、イカ、エビなどの魚介類、ネギなどの野菜、蒲鉾など十数種類の具材をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を整える。そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立てる。

先に鍋で具は炒めてから、スープと麺を加えて炒める。長崎ちゃんぽんは太い麺と具材の多さが特徴である。

スープは鳥から取ることが主体であるが、野菜や豚骨も使う。麺は最後に入れ、ほぐすように軽く炒め最後にスープを入れ軽くまぜながらグツグツと少し煮て出来上がりである。

この濃厚なスープの味がなんとも記憶に残る。

新潟駅にほど近い万代町にある「長崎ちゃんぽん」というズバリその銘柄の店がある。40年も営業している専門店だ。時々この味が無性に恋しくなって出かける。

30年以上通ったおかげで顔を覚えてもらっている。店主と婦人の笑顔と「ありがとうございます」の言葉が心地良い。


年賀欠礼

2013年11月16日 | Weblog

2年続けて年賀欠礼状を出した。昨年は義母、今年は実母を亡くしている。

平年年賀状を交換している人全員に出す。ということであるが、昨年は欠礼で年賀状は無い。一昨年の年賀状を探して出した。

2年前の年賀状は処分する家も多い。来年は大部分が来なくなるだろう。それも致し方無い。在職中の関係はもう必要無い。新しい環境で新たな第二の人生が始まっている。両親を亡くし、世代が変った。両親が交際していた親戚関係も今回の件で縁も薄れている。

新たな関係も生まれている。外孫の関係だ。小生の子供達もいずれ結婚、子どももできるだろう。晩婚で多くの場合おめでたも遅いがいずれは時期が来る。

交友関係は世代により異なるのだ。両親が幅広い交友関係があったとして、自分もそのことに倣う必要は無い。自分の生きている環境に照らして常識的な判断をすれば良いと思っている。

結婚式に呼ばれるとそこから親戚も増えてゆく。葬式に出るとそこから縁が切れる親戚も出てくる。自分の度量に応じた親戚づきあいも考える必要がある。

多くの場合、経済面での制約が頭をよぎる。身の程をわきまえたおつきあい。背伸びなどする必要も無い、できもしない。

人生80年。あと15年だ。生きがいのある生活、趣味の生活を大切に健康で快活、明朗で節度ある交友関係を保ちながら生きてゆきたいものだ。


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