昨日の会議でも突然大音響で鳴り響く携帯の着信メロデイ。
2人ばかりが慌てて席を退席する。
会議が台無しである。40人から集まる大事な会議である。
主催者側は開始前に注意すべきだ。
今はスマホ全盛時代に突入した。歩きながら、突然立ち止まって操作する。自転車で走行中突然立ち止まったり、かけていたカバンを横に振ってスマホを操作する人がいる。
自転車は衝突寸前となる。自動車は携帯、スマホ片手の運転手だらけ。事故の元凶だ。
「社会迷惑の元凶」なのだ。飲み屋で酒を酌み交わして話題が佳境に入った頃、突然ケータイが鳴る。
話していた相手がずっと長時間通話を続ける。話を中断された当方は面白くない。
「自分はこいつにとってはどうでもよい存在なのか」「随分勝手な奴だな」と思ったりする。
キャッチホンの操作でもそんな印象がある。
「あ!電話が入った!と言って突然中断」
何分か中断した後、ごめんのひと言もなく「何の話だったっけ?」と言って電話に戻ってくる。
こうゆう失礼な奴とは縁切りしたい!と思ってしまう。
小生は現役時代営業が長かった。遠距離営業が多かった。
朝、営業所を出発すると途中で忘れ物があっても戻って取りに行く時間が無い。
朝から1日の工程予定を入れている。途中で携帯が鳴っても工程変更は難しかった。
それでも事情のわからぬバイトの子から良く携帯に電話が入った。お客の要望をそのまま伝えてくる。こちらの都合など考えていない。
さっきまで言っていた「社会迷惑の元凶」のストレスを感じた。
会社を卒業した。
携帯のトラウマから逃れたかった。カメラとしてしか使用していない携帯は持っている。他人に携帯番号を伝えたことは無い。
やっと自由を手にしたのだ。 自宅の固定電話以外に小生と連絡をとれる手段は無い。
唯一行動パターンを知っている家族・小数の友人のみ行先を推測できる。
「しるしのないカレンダー」=「暇人・自由人」の生きがいである。