交代の目安。PC,プリンター、壊れてくるとホームページから補修ソフト、対応策をダウンロード。対応するものだ。
先日まで使っていたXP機種もCDスロットが故障。CDからのプリンターソフトをダウンロードできない。
じゃあということでPCからネットでプリンターの機種を入力。ダウンロードしようと思った。
しかし、残念。すでにサポート切れであった。つまり「機種名」が廃番であった。
たしかに10年以上使っていた。プリンターの印字ヘッドの摩耗でテストプリントしても、きれいに印字できない。
全面に縞模様が入る。機種名が一覧にないから選定、ダウンロードできない。PCもそうだ。XPは3月9日サポート切れとなる。
見た目はまだまだ使えそうな立派な金属の箱だ。どんな家電品も大切に長期間使ってきた団塊オジンにもお別れの宣告があったようだ。
キャノンのプリンター、NECのPC。国産一流メーカーのかくしてお蔵入りとなった。
替わりに登場したのは「エプソン」のプリンター、エイサーのPC.と相成った。
どちらも格安であった。プリンターは2万、PCは5万しない。新品である。
家電品は日進月歩。驚くほど安く高性能な機種が店頭に並んでいる。
先日も8年使った携帯電話のたまったポイントで家電品の交換手続きをした。
家中にある家電品、使用できるが交換時期に来ているものが案外多いのかもと思ってしまった。
石油ストーブ、扇風機、アナログTV.そのまま使うと危険な機種もあるかも。
サポート切れの製品は材質的にも絶縁不良、発熱、発火、二酸化炭素中毒等の不具合を起こす危険性も増す。
買ったときは高額な買い物をしたと思っても10年経てば減価償却済の代物なのだ。
品番確認してサポート切れの家電品はお別れの決断をせねばならない。
50年経っても使用価値の高い連れ添いとは大きな違いだ。年輪を重ねるほど価値も上がってゆく。
買った時が最高品質。後は価値が下がるだけの家電品。良い画材は年を経るほど価値も高まる。
案外見渡してみると価値の上がっているものがあるかも。
切手、コイン、証券、アルバム、土地、建物、友人、知人、親戚、家財、交友関係、旅行、有形、無形のしがらみと行動実績。
価値観の多様性はそれぞれだ。主観と客観。どこまでが主観でどこまでが客観か。だれも決めつけることはできない。
あなただけ、私だけの判断が求められる。それぞれの人生経験に照らして判断することになる。
「品番」の廃番宣告から見えて来た世の中の交代時期の教唆でありました。