しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

総会の多い月が始まった。

2018年05月19日 | Weblog

昔は総会屋と呼ばれた仕事をしてた人が話題となった。株式会社の株を数千株保有し、株主としての権利行使を濫用することで会社から不当に金品を収受、または要求する者および組織を指す。別名に「特殊株主」「プロ株主」と呼ばれた。対策として総会日を短期間に集中させ、プロの発言者を分散させて、被害の範囲を減らす対策が有効だった。この時期連日のように総会が行われる。来賓として呼ばれる立場の人も大変だ。一日に数か所の会場を廻る人も出る。最近は総会屋が話題になることは少なくなった。今話題となっているのは来賓の多忙さだ。市長、区長、そんな立場の行政のトップはスケジュール表が埋め尽くされている。懇親会の席からの参加だが、大変だ。

挨拶に必ず出番がある。挨拶は慣れているだろうが、呼ばれた団体の正確な名称、活動内容、参加者の顔触れ、などの情報認識とその事に触れた挨拶も必要になるからだ。アルコールに強い肝臓も必要だ。注ぎに廻ると返杯される。ノンアルコールではない。100人からの総会なら100杯の返杯を受ける可能性もある。アルコールに強い身体で社交的で、フットワークが良く、笑顔の絶えないネアカの行政マン。YMCAの秀樹の様なパフォーマーがいつも居るとは限らない。新年会の様に富くじ、ビンゴの様な企画もない。主催者の挨拶と来賓の挨拶に力が入る。料理も大切だが、最近は予算が厳しくて興味は料理ではない。席割りが重要だ。なるべく気心の知れた参加者を同じテーブルに配置する。座席の指定を行う。全く面識のない人を同じテーブルに集めると失敗総会となる。盛り上がらず、途中退席者が続出する。第二部懇親会と言っても第二部がメインの総会も多い。当日配布の総会資料。短時間に理解できる筈もない。膨大なボリュームの総会資料は事前配布が原則だ。それができない総会は主催者側に利点が多い。多くの総会が議案書の当日配布方式に変わったのではないか。短期間に集中させた総会日程を組むことで対策効果が出たのでないか。政治家、宗教家の来賓を呼ばなくなった。いろいろな対策が取られてきた。かくして昨日の総会も例年人気の名物パフォーマーの登場で終了となった。この人材は欠かせない。例年通りではあるが支持されている。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名物パフォーマー (こーちゃん)
2018-05-19 02:42:32
第二部懇親会の企画も重要だ。
この企画になれている人が必要だ。
適材適所。
従来の手法も見直す時期にきている。
返信する

コメントを投稿