昔の夢を見ることがある。20代だったり、バリバリ働いていた40代だったり、病気して
絶不調だった50代だったりする。夢から醒めて当時の反省と回顧を考えたり思ったりする。
今ならどうするか、あの時、こうすればよかったかも。と思うこともある。
過去を振り返り現在のあの時代の痕跡を探したくなることもある。
グーグルアースで住所検索。昔から変わっていない住所だとここ2~3年以内の住宅風景が見れる。
遠隔地は助かる。ああ、今はこんな風に変わっている。あまり変わらないなあ。と懐かしく思ったりもする。
昔の馴染みの居酒屋の様子もグルメ検索で紹介ページに辿り着く。懐かしく思う。
昔は記憶にとどめるツールは日記帳、メモ帳だけだった。後は自分の記憶のみ。
今はパソコンの記憶媒体にメモリーとして残している。自分の文字で。自分の標記法で
過去のページが蘇る。多くは映像で。検索機能が日記帳時代になかった優れた点だ。
自分史と履歴書。記憶を頼りに整理を始めた。年代毎に記憶を探る。
驚いた事に会社員時代の記憶が殆ど無い。学生時代、退職後の日常生活の記憶が多い。強い印象もそうだ。
理由はわかる気がする。いやな記憶は忘れてしまいたいと自身で思っていることだ。
40年近い会社員時代。ほとんど記憶が無い。楽しくなかったということ。
今は楽しい事の方が多い。会社員時代を楽しく過ごせる人は幸せ者だ。
自分に合わない職業を選択することは不幸な事だ。