しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

USBメモリーで記憶をバックアップ

2012年01月29日 | Weblog
突然の訃報。地域の活動家の突然の急逝は大きな波紋が広がった。

急性心筋梗塞で発作。倒れてAEDの蘇生処置を受けたが還らぬ人となった。

当日は午前中元気だった。小生と談笑して作業をしていた。
昼時作業を中断して一旦、帰宅。昼食後再度集合して残りの作業をする約束だった。
13時10分頃作業する場所に赴くと鍵がかかっていて入れない。鍵はこの人が持参する筈だった。

外は寒くいつまでもは耐えられない。そうこうしているうちに異変を感じた。
人がただならぬ様子で動いている。その方向に白煙が見える。「火事?」と思いに自転車で向かう。
数分走らせて現場に到着。多くの消防車と野次馬がいた。1軒全焼、3軒一部焼の昼火事だった。

知人が小生を見つけて「~さんが突然倒れ救急車で運ばれた」と教えてくれた。
火事場の野次馬で見ていて突然倒れたという。
夕刻には搬送先の病院で亡くなったと連絡が届いた。この人の持っていた携帯の最後の発信先履歴は小生の自宅の固定電話番号だった。
多分「作業参加が遅れる!」と伝えたかったのかもしれない。

突然の逝去は波紋が大きい。遺書もない。家族は何の準備も出来ていない。
地域で重要な仕事をしていたこの人の活動の記憶は失われた。
後日、この人の持っていたパソコンに貴重なデータが残っていたことが分かった。

家族に依頼して「USBメモリー」にコピーをいただいた。
過去数年の文書ファイルが残っていた。助かった。
発信順に文書を辿れば作業段取りが想像つく。加工程度で引継ぎ仕事が出来るかもしれない。
かくして「遺書」はなかったものの「遺作」がパソコンに残され、USBメモリーを介してバトンタッチを受ける事ができるかもだ。

新規に文書を作成するのではなく、加工作業で既存文書が活かせることは大きい。
故人のパソコンは提供いただけない。データのみ頂けたが万歳である。
これからは「遺書はUSBで」となるかもしれない。

関係方面別にファイルに残して記録とする。引継ぎは「~から~までのファイル」
となってUSBで引き継がれる。そんな時代なのかもしれない。

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1 コメント

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USB (こーちゃん)
2012-01-29 03:03:21
ファイル交換ソフトもあるが今のところ「USB」でファイルをコピーして使用する例が多いようだ。
この技術が一般化してずいぶん助かっている。
^^
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