手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

手賀沼湖畔の「文学掲示板」、2月は当短歌会の作品です

2012年02月19日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2012年2月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されてます。

・わが肩に寝息たてゐし女子高生はたと目覚めてケイタイ開く(我孫子市 小熊宗克)
・雲動き黄金の稲田に影おとす農の不安を思ひつつ行く(取手市 木村和子)
・安心して来てよと会津の民宿より蕗の薹撮りし葉書届きぬ(柏市 今野英山)
・ひと日ごと暮るるも早き沼の上降りむ形に白鳥座かたむく(牛久市 佐々木フミ子)
・節電に薄暗き街を通り行く灯火管制の日を憶ひつつ(我孫子市 須田博)
・赤く大き不動尊像御身の内に空海彫りしとふ像を秘むるか(我孫子市 三谷和夫)

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2012年3月歌会のお知らせ

2012年02月13日 | 歌会のお知らせ
2012年3月歌会を以下の要領で開催します。
歌稿提出は3/1(木)必着です。

開催日  平成24年3月11日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者 吉村 睦人先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1800円/月

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp 手賀沼アララギ短歌会
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会員の作品(2012年1月)

2012年02月13日 | 会員の作品
三谷和夫:三方に広がりてゐし田の失せし今も田寺と親しみて呼ぶ(新アララギ2012.1)
佐々木フミ子:インターネットに同病の人と語るとぞけふの電話は少し明るく(新アララギ2012.1)
関澤喜久子:仏教を学びし相田みつをの詩の中の「にんげんだもの」にわれは救はる(新アララギ2012.1)
細田雄子:ふるさとの四季を歌ひて十二曲のメドレーわが友も壇上に上気して立つ(新アララギ2012.1)
小口勝次:禽獣中魚は地震にて死なず地震は自然現象とよくも言ひたり(新アララギ2012.1)
木村和子:復帰して看護をしたるこの二年定年後の空白にめげず越えたり(新アララギ2012.1)
千葉照子:師走の夜蕎麦湯に浮かぶ蕎麦掻きは蕎麦の実混じりて腰柔らかし(歌会2012.1)
坂巻志津江:生かされて新年(にひどし)迎ふるよろこびに家のめぐりの垣を刈り込む(歌会2012.1)
須田博:節電にLEDの普及して歳晩彩るイルミネーションに(歌会2012.1)
今村和平:瑞巌寺は伊達政宗の砦なり壁厚くして山と海あり(歌会2012.1)
今野英山:菌(きのこ)らの経読むごとき声きこゆ物質循環菌(きん)根(こん)菌(きん)放射線量半減期(新アララギ2012.1)
高橋毬枝:老いて尚ほめ言葉受くる嬉しさに師を前にして恥づる児のごとし(新アララギ2012.1)
小熊宗克:マルクスを経済学部の甥に問ふ喜劇役者と明るく答へぬ(歌会2012.1)
山崎日出男:来る年は辰の年なり年男行く年の鐘を炬燵にて聞く(歌会2012.1)
岸野トモヱ:その昔起こす約束せし観測を子に起こされぬ今年の皆既月食(歌会2012.1)
金井加代子:極月に今日も夫に付き添ひて病院に通ふ冷たき道を(歌会2012.1)
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