2013年10月歌会のお知らせ

２０１３年１０月歌会を以下の要領で開催します。
歌稿提出は１０/３（木）必着です。

開催日　　平成２５年１０月１３日（日）午後１時～４時３０分
会　場　　手賀沼湖畔　アビスタ第３学習室
講　師　「新アララギ」選者　吉村　睦人先生
内　容　　短歌作品の批評、添削指導
会　費　　１５００円/月

☆見学もできます。（見学の場合は１０００円/回）　事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp　手賀沼アララギ短歌会

会員の作品（2013年8月）

三谷和夫：筑波嶺に八十四の我登らむと足わろき妻置きて来りぬ（新アララギ2013.8）
佐々木フミ子：泣き顔と笑顔の絵文字にメール来ぬ娘は昨夜の繰り言詫びて（新アララギ2013.8）
細田雄子：ポツダム宣言の受諾を決めき無条件降伏を死よりもつらき選択として　鈴木貫太郎記念館（新アララギ2013. 8）
松本ゆき：草生ふるままの庭なり熱中症恐るる我は家にこもりて（歌会2013. 8）
木村和子：震災後二年余過ぎしこのあたり流されし跡にこぼれ菜の花（新アララギ2013. 8）
千葉照子：腰紐に帛紗を提げて茶筅振る茶も湯も入れず独り稽古す（歌会2013. 8）
坂巻志津江：近く住む六人のみのクラス会またまたのびぬ病む友ありて（歌会2013. 8）
須田博：リーゼントびしつと決めて気兼なく街歩きたり戦後のひととき（歌会2013. 8）
今野英山：サン・ミッシェルの夜のさざめき果てもなし窓より漏れくるはテイク・ファイブ（新アララギ2013. 8）
高橋毬枝：捨て切れぬ歌の不出来に苛立つ吾を雲間にけぶる月が包めり（新アララギ2013. 8）
小熊宗克：病み細りとぼしき命をながらえつつ切子の冷酒きりりとうまし（歌会2013. 8）
山崎日出男：沼の辺に合歓の花房ほの紅く母に負はれて見し頃を想ふ（歌会2013. 8）
麦島和子：四十余年のブランクなんかなんのその昔と変わらぬ吾が幼友達（歌会2013. 8）
岸野トモヱ：青春の表と裏の間(はざま)にて「人間失格」に救い見出しき（歌会2013. 8）
大倉康幸：知る人が出来て月々増えてゆく歌会誌の中の気になるページ（新アララギ2013. 8）
小那覇暁美：稲妻の青光りをきっかけに雨粒はやもベランダに落つ（歌会2013.8）