手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2020年11月歌会のお知らせ

2020年10月19日 | 歌会のお知らせ
開催日  2020年11月8日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第2学習室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、10月29日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。


☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。


☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2020年9月)

2020年10月19日 | 会員の作品
三谷和夫:ペストはやり村にこもりてニュートンは万有引力見出でたりけり(新アララギ2020.9)
佐々木フミ子:原初の灯が原始の火となりし世に思ふパンドラの箱に残る希望を(新アララギ2020.9) 
千葉照子:「あいつの事なんか考へず」生く道もある敵討鷗外描く  森鷗外『護持院原の敵討』(歌会2020.9)
今野英山:藪刈ればやさしきものの生ひきたり貝母すずらん母の残像(新アララギ2020.9)
高橋毬枝:静もりて黙黙と送る日のなかに燥ぎし児らの声に安らぐ(新アララギ2020.9)
麦島和子:*母の味受け継ぎ作る梅干を待つ息子(こ)ら思い今年も漬け込む(新アララギ2020.9)
岸野トモヱ:*邦人の最後の荼毘と母言いぬ北鮮に逝く姉七十五才(歌会2020.9)
大倉康幸:*公園に人が増えれば問題視されて締め出す悲しき今の世(新アララギ2020.9)
相川盈子:*地球儀の埃を払い未だ見ぬ国を数えて行ける日を待つ(新アララギ2020.9)
宮本通代:我が日本は先進国と思ひしがIT化の遅れコロナ禍に見ゆ(新アララギ2020.9)
葛岡昭男:*親不孝重ね続けて父の背を流すが如く墓石を洗う(新アララギ2020.9) 
丸山さち子:*道を行く見知らぬ人はわれに問う今年は咲かぬ門扉の薔薇を(新アララギ2020.9)
戸田邦行:*ぼうぼうと草の蔓延る庭に蜂放置のつけは高くつきたり(新アララギ2020.9)
鈴木英一:畑一面つばくらめらが飛び交ひて長き渡りの準備するらし(歌会2020.9)
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講師・雁部貞夫先生の歌(2020年9月)

2020年10月19日 | 講師の作品
新アララギ 2020年9月号より抜粋

・誰がために書きしか知らず朝鮮の手すきの紙に丁寧に書く

・己のみ楽しむことは止めにせむ人々見たまへ土屋文明四十七歳の文字
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文学掲示板 2020年10月

2020年10月19日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2020年10月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されています

・田の溝にザリガニ一家くつろぐもわれらの声にすっと身をひく(館山 相川盈子)

・学校帰りに寄りし中学生五人の靴ここでは吾が靴何とも小さし(取手 木下和子)

・一人欠け二人欠けては騒がしき五人家族の今は住まはず(柏 今野英山)

・目の見えぬ友と思へず階段を軽々音たて駈け上がりたり(牛久 佐々木フミ子)

・ぼくのママばあばが産んだの幼子はわれを見つめて謎解きをする(土浦 丸山幸子)

・伸び放題の竹を間引きてみ堂にて竹灯籠の祭りすといふ(我孫子 三谷和夫)



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