手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

今野英山歌集『琉球弧』が上梓されました

2019年03月25日 | トピックス

会員の今野英山が第2歌集『琉球弧』を上梓しました。

沖縄に暮らした2014年6月から2017年10月までの3年3ヵ月の歌、573首をおさめています。

出版は砂子屋書房からです。

 

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2019年4月歌会のお知らせ

2019年03月16日 | 歌会のお知らせ
開催日  平成31年4月14日(日)午後1時~4時30分

 会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室

 講 師  「新アララギ」選者・前代表 吉村 睦人先生

 内 容  短歌作品の批評、添削指導

 会 費  1500円/月(会員は6か月前払い)

4月4日(木)必着で歌稿(短歌3首)を大倉まで提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の前代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆見学または入会を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会

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会員の作品(2019年2月)

2019年03月16日 | 会員の作品

< *印 新仮名遣い

三谷和夫:野菊の如き君思ひつつ登山路の辺に咲く見れば心すがしも(新アララギ2019.2)

佐々木フミ子:洗ひ髪風にさらして今宵見るあかがね色の円かなる月(新アララギ2019.2) 

木村和子:子育ての頃はテレビは必需品子らと唄ひきウルトラマンの歌(新アララギ2019.2)

千葉照子:見るべきか胎児の曲ぐる脚広げ男子の印を確認したり(歌会2019.2)

今野英山:細くとも握り返せる母の指をさなき吾を離さぬごとく(新アララギ2019.2)

高橋毬枝:丈六の堂は朽ちなむばかりにて眼凝らせば釈迦牟尼おはす 奥能登(新アララギ2019.2)

山崎日出男:階の霜は白く輝けり木の間より射す寒き光に(歌会2019.2)

麦島和子:*朝光は緋色となりて初冬の高層マンションの壁面彩る(新アララギ2019.2)

岸野トモヱ:*新年の三が日をマラソンに釘付けのまま今年も過ごす(歌会2019.2)

大倉康幸:*本質とそうでないものとを見分けよう仕事の山に埋もれる前に(新アララギ2019.2)

相川盈子:*雲水にまじりて修行せし日ありき出家の思い仄かにいだきて(新アララギ2019.2)

宮本通代:待ちわびし皇帝ダリアの花開く育て始めて三年越しの(新アララギ2019.2)

葛岡昭男:*暫くは何処かに消えていた蓮華草春野を行けば群れて咲きおり(新アララギ2019.2)

丸山さち子:*「ヴェロニカ」の瞳はかすかに潤みいし踏み出す勇気を持たざるわれに ルオー展(新アララギ2019.2)

立川多喜子:唐辛子つみて収むるわが畑に秋の日ざしはやはらかにさす(新アララギ2019.2)

戸田邦行:*「なんだい君も吸うのかい」それより煙草呑みの同盟が成る 雁部選者(新アララギ2019.2)

鈴木英一:地下深き石切り場跡に近づけば幾何学的模様の手掘り跡あり(歌会20119.2)

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講師・雁部貞夫先生の歌(2019年2月)

2019年03月16日 | 講師の作品

新アララギ 2019年2月号より

・古民家の庭に放たれ尾長鳥ときの声上ぐ飽くこと知らず  三州足助(あすけ)屋敷

・梯子のり難なくこなし猿の次郎昂然と立つ群衆の前

・この猿に見覚えのあり去年(こぞ)の秋銀座の広場に人集めゐき

・猿の持つ籠にいささか銭投ず谷の宿場の秋の賑はい

・牡丹鍋牛(ぎう)より旨しと妻と来てしばしむさぼる紅(くれなゐ)の肉

・兄貴には今の教師はつとまらぬ校長ひきし弟言ふも

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講師・吉村睦人先生の歌(2019年2月)

2019年03月16日 | 講師の作品

新アララギ 2019年2月号より

・アララギの選者なりし我等なり頑張り合はむと別れ際に言ひき 追悼小谷稔氏

・自衛隊に弟御の入りてゐたりしも君とわれとの接点の一つ

佐紀の野の上村孫作邸訪問も君の導きありて為したり

・わが家に泊りしあとは必ず畑つ物ダンボールに送り呉れたり

・野生化した三葉と言ひて送りくれし三葉は殊に風味のありき

・先生と同じ百までと言ひゐしに九十にして逝きてしまヘリ

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