2021年6月歌会のお知らせ

開催日　　2021年6月13日（日）午後１時～４時３０分
会　場　　我孫子駅前　けやきプラザ８階第２会議室
講　師　「新アララギ」選者・代表　雁部　貞夫先生
内　容　　短歌作品の批評、添削指導
会　費　　１５００円/月（半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿（短歌３首）は、6月3日（木）必着で担当者（大倉）まで提出してください。
新型コロナによって歌会が中止の場合もあります。その場合は雁部先生に添削をしてもらいます。
またその添削結果をテキストとして、後日リモート歌評会をおこなう予定です。

☆歌会は見学もできます。（一回にかぎり見学は無料）　事前に短歌３首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp　手賀沼アララギ短歌会・今野英山

会員の作品(2021年4月）

三谷和夫：四十年経たる桜の枝切るを声上げ制す我出で行きて（新アララギ2021.4）
佐々木フミ子：世は如何になり行くならむかあと二十年生きて己の百歳を見む（新アララギ2021.4）　
今野英山：野辺地より先は下北斗南藩風つよき浜を鉄路は通る（新アララギ2021.4）
高橋毬枝：迷走のコメント数多を聞き飽きてイマジンの歌に涙こぼるる（新アララギ2021.4）
麦島和子：リモートの歌会に加わる歌仲間顔映り出で思わず手を振る（新アララギ2021.4）
岸野トモヱ：＊とうの昔疎遠となりし人々の会いに来るか今宵見し夢（歌会2021.4）
大倉康幸：＊そよ風に落葉舞い散る朝の道在宅勤務またも始まる（新アララギ2021.4）
相川盈子：＊やりとりが冷めやらぬリモート歌評会作歌の思い新たにしたり（新アララギ2021.4））
宮本通代：やさしくも強く生きにし姉に憧れてゐしまねて生きたし（新アララギ2021.4）
故葛岡昭男：＊青虫をしきりに運ぶシジュウカラ小さき命巣箱に宿る（新アララギ2021.4）　
丸山さち子：＊エプロンを外して座る歌評会メンバー揃うパソコンの中（新アララギ2021.4）
鈴木英一：許されぬ緊急事態の解除前若者達の路上宴会（歌会2021.4）

講師の歌（2021年4月）

新アララギ　2021年4月号より

雁部貞夫先生（新アララギ代表）
・君在りて信濃の古き峠越ゆ忘れがたきは野麦峠の工女らの墓　　小松進氏を悲しむ
・峠越え開田かいだの村に共に酌みき焼き干ししたる岩魚骨酒こつざけ

今野英山　当会代表（新アララギ選者）
・野辺地より先は下北斗南藩風つよき浜を鉄路は通る
・三歳の藩主住まひし円通寺いまに残るは山門のみなり