手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2018年8月歌会のお知らせ(7月歌会は例年通りお休み)

2018年07月10日 | 歌会のお知らせ

開催日  平成30年8月12日(日)午後1時~4時30分

 会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室

 講 師  「新アララギ」選者 吉村 睦人先生

 内 容  短歌作品の批評、添削指導

 会 費  1500円/月(会員は6か月前払い)

8月2日(木)必着で歌稿(短歌3首)を大倉まで提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の前代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆見学または入会を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会

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会員の作品(2018年6月)

2018年07月10日 | 会員の作品

< *印 新仮名遣い

三谷和夫:我と同じく責負ひ職務に長時間働きて死にし人を思ひぬ(新アララギ2018.6)

佐々木フミ子:逝きまして早二十年か待ち待ちし住井すゑ氏の顕彰なりぬ (新アララギ2018.6) 

須田博:ピーと鳴る留守番電話苦手なり伝言確かに伝はりたるや(歌会2018.6)

千葉照子:波荒き稲(いな)鯨(くじら)に獲る栄螺の身締まりて旨しと地の人は言ふ(歌会2018.6)

今野英山:エノケンに古川ロッパ伝説の役者に並びてわれらが「寅さん」(新アララギ2018.6)

高橋毬枝:食器棚のぐい飲みコップ茶碗皿転勤の聟と共に消えたり(新アララギ2018.6)

山崎日出男:ふるさとに九十五歳の姉訪へば別れの際(きは)に小遣呉れぬ(歌会2018.6)

麦島和子:*枯れ野のごとき田畑は一面耕され土くろぐろと春は近づく(新アララギ2018.6)

岸野トモヱ:*まず南天次に連ぎょう雪柳五月というに早剪定す(歌会2018.6)

大倉康幸:*この町を抜け出し世界に羽ばたくと若き日の想い消してはならず(新アララギ2018.6)

宮本通代:コマ撮りの顔は仁王か不動明王羽生結弦のジャンプの凄み(新アララギ2018.6)

葛岡昭男:*山茶花の花をいじめる粉雪を学童傘で落として行きぬ(新アララギ2018.6)

渡辺澄子:*風邪ひきて臥せいる夜半にひらめきし歌をかきとむ薬袋に(歌会2018.6)

石川芳江:*旧型の丹後鉄道外つ国の旅人と話すジェスチャー交えて(歌会2018.6)

丸山幸子:*この駅に降り立つこともなくなりぬ車窓より見る若き日の空(新アララギ2018.6)

立川多喜子:ピアノさらふ娘の伴奏に気がねなくわれは歌ひき「雲は天才である」(新アララギ2018.6)

戸田邦行:*父のなき我が父となる恐ろしさ何ができるか何もわからず(新アララギ2018.6)

鈴木英一:飛鳥には不思議な石像数多あり石工遊びて堀り刻みしか(歌会2018.6)

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講師・雁部貞夫先生の歌(2018年6月)

2018年07月10日 | 講師の作品

新アララギ 2018年6月号より

・とめどなく降る春の雪見つつ思ふ彼岸の雪の日君葬(はふ)りしを 深田久弥忌

ヒマラヤより帰りし吾に電報一通「レンサイ アケテ オイデヲ マツ」と

・傾きし門柱荒縄にてしばりたり初めて訪ひし深田氏の家

・これが全部処女峰なのかと問ひましき次々映ししスライドを見て

・どの岸壁にも弱点ありと猫のごとルート拓きし吾が友なりき 小田川兵吉君

・谷川岳の西に突き立つ俎嵓(まないたぐら)もろき岩攀ぢき五十年前

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講師・吉村睦人先生の歌(2018年6月)

2018年07月10日 | 講師の作品

新アララギ 2018年6月号より

・回り道して来たりたる甲斐ありて今日橋下に翡翠三羽

・洗足用水の跡をとどむる道のくねり片側のみの桜の並木

・歩みゐる人と思ひしが近づけば麦の畝を踏みてをりたり

・思ひたち今日は来たりぬ大井町の地名となりし寺の大井に

・短過ぎるスカートと思ひ目を移せばもつと短きスカートがあり

・学ぶことはいつでも出来ると思ひつつ過ぎてしまへりわれの一生(ひとよ)は

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新アララギ全国歌会に参加しました

2018年07月06日 | トピックス

7月3日(火)、4日(水)の両日にわたって、東京御茶ノ水の東京ガーデンパレス湯島会館において「新アララギ第21回全国歌会」が開催され、
当歌会からは三谷和夫、木下和子、高橋毬枝、葛岡昭男、立川多喜子、今野英山の6名が参加しました。

立川多喜子は懇親会の司会を、今野英山は質問コーナーの司会を担当をしました。二人とも新アララギの編集委員であり、手賀沼アララギ短歌会の存在を再認識してもらえたと思います。

詠草提出者は86名、出席者は第一評と二評を輪番でおこない、第三評は6人の選者が交代で行いました。厳しい評もあったり、歌の背景にある歴史的な知識や文法の使い方を学んだり、充実した二日間でした。

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