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手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2016年8月歌会のお知らせ

2016年06月18日 | 歌会のお知らせ

 開催日  平成28年8月14日(日)午後1時~4時30分
 会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第二会議室 
 講 師 「新アララギ」選者 雁部 貞夫先生
 内 容  短歌作品の批評、添削指導
 会 費  1500円/月

8月4日(木)必着で歌稿(短歌3首)を提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。
☆参加を希望される方は下記にメールしてください。
yohkuraq@gmail.com 手賀沼アララギ短歌会

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講師・雁部貞夫先生の歌(2016年5月)

2016年06月15日 | 講師の作品

新アララギ 2016年5月号より

・大震災にも耐へ抜きし天主堂つひに消ゆ北上川のその中州より 一月、石巻にて
・何者の発案なるかハリストス正教会の跡さへも消す
・震災ののちの三年(みとせ)を凛として立ちゐし会堂仰ぎしものを
・漫画館の駐車場にでもせむとするか中州一帯の整地すばやし
・会堂の由緒記しし木札の草に埋もれて朽ちむ時待つ
・街の中へ移りし会堂見むも空し一月尽の雪降り出でつ

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講師・吉村睦人先生の歌(2016年5月)

2016年06月15日 | 講師の作品

新アララギ 2016年5月号より

・武蔵鐙はやも芽を出だしきぬ去年(こぞ)より一つ数を増やして
・ロゼットの薺摘まむと来たりしに早も茎立て花付けてをり
・朽ちてゐる切り株の中の洞(うろ)からも一本(ひともと)出でゐる堅香子の花
・垂(しづ)る雪傘に受けて並木路を郵便投函に往復し来ぬ
・植ゑしもの枯れたる鉢も何かしら芽ぐむと思ひわれは水かふ
・花韮の花が一輪咲きてをり被りし雪の融けし鉢にて

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会員の作品(2016年5月)

2016年06月15日 | 会員の作品

三谷和夫:「白樺村」成りて百年この年を祝ひ語らむ幾つかの会に(新アララギ2016.5)
佐々木フミ子:ハイヒール履けば自づと背筋伸ぶ疾うに忘れゐし感覚にして(新アララギ2016.5) 
木村和子:市になりて四十五年の去年春井野小学校は閉鎖されたり(新アララギ2016.5)
千葉照子:灰皿を見つけし夫は煙草吸ひ其の間を吾に甘酒勧む(歌会2016.5)
須田博:若き日に我憧れしはモンブラン山にはあらず萬年筆なり(歌会2016.5)
今野英山:ヒップホップにサルサダンスの地区祭これも戦後の沖縄の顔(新アララギ2016.5)
高橋毬枝:「お邪魔します」枕抱へて孫きたる弟のインフルエンザに暫しの同居と(新アララギ2016.5)
小熊宗克:百年を越す大臼につきし餅そのつきたてを呉るる老い友(歌会2016.5)
山崎日出男:水が飲める灯火(ともしび)点るお湯が沸く命を繋ぐ日々を尊ぶ(歌会2016.5)
麦島和子:*青空に映え咲き満つる紅梅の香り芳し早春の朝(新アララギ2016.5)
岸野トモヱ:*春彼岸突如逝きたる甥の通夜にスロージャズが流れていたる(歌会2016.5)
大倉康幸:*本当に戦うべきはどの相手見えずに迷走しているのでは(新アララギ2016.5)
小那覇暁美:*高野山いずこを歩いておらるるか雨降る夜に空海さまは(歌会2016.5)
前澤重成:大好きなウラシマソウの芽が伸びて種運ぶ鳥の姿も見たし(歌会2016.5)
相川盈子:*食洗機にあとを任せて星空を市民楽団の練習に行く(新アララギ2016.5)
宮本通代:いまだ残る「避難所はここ」の表示板浸水被害の中学校前(新アララギ2016.5)
葛岡昭男:*沈黙のあなたの空を仰ぐとき星になったり雲になったり(新アララギ2016.5)

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文学掲示板201606

2016年06月11日 | トピックス


手賀沼湖畔の「文学掲示板」、6月は当短歌会の作品です

手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2016年6月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されます。

・血圧が急に下がりて父は逝く穏やかな春明け方近く(柏 大倉康幸)
・駆けまわる子らの歓声風に受け校庭の田園は青さ増しゆく(印西 小那覇暁美)
・針を持ちてもの縫ふときが何よりも楽しみとなりぬ老いたる今は(取手 木下和子)
・大雨を喜ぶ如く明日葉はつややかに伸ぶひと日のうちに(取手 木村和子)
・見るほどに旧かなの深み湧く思ひ「あはれ」と「あわれ」並ぶ短歌に(取手 木村和子)
・活きの良きやりいか刺身に捌きたり一口喰みて頷きあいし(柏 麦島和子)

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