手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

手賀沼湖畔の「文学掲示板」、6月は当短歌会の作品です

2011年05月17日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、来月(6月)は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されます

・励みたる校庭に愛でしとふこの桜百年の幹に手触れ偲びぬ 我孫子二小(細田雄子)

・くもる空うつして川面波立てり小堀の渡しに人影のなく(松本ゆき)

・守り来しひとつ集ひかボランティアの吾が結局癒されてゐる(佐々木フミ子)

・幼らはパン粉付けたくて来る度にフライ作るをわれにねだりぬ(関澤喜久子)

・娘にもらひしウォークマンの小鳥の声聞きつつけふは机に向かふ(尾上渓子)

・描くあひだ常に破調を叶へ居り仕上げし途端に調和してしまふ(千葉照子)
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2011年6月歌会のお知らせ

2011年05月17日 | 歌会のお知らせ
不測の事態が続いて3月歌会、4月歌会と2か月連続で中止になりましたが、6月歌会を以下の要領で開催します。
歌稿提出は6/9必着です。

開催日  平成23年6月19日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅南口 けやきプラザ8階和室
講 師 「新アララギ」選者 吉村 睦人先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1800円/月

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp 手賀沼アララギ短歌会

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会員の作品(2011年2月)

2011年05月17日 | 会員の作品
三谷和夫:山に拾ひし柴栗を食ひわが土手の山柿の実の落ちたるを食ふ(新アララギ2011.2)
佐々木フミ子:夫と子の救出待ちてチリ人ら肩寄せ合ひ唱ふは国歌(新アララギ2011.2)
関澤喜久子:減反の田に芽生えたるコスモスの緑さはやかいち面をおほふ(新アララギ2011.2)
細田雄子:潮差せば芥流るるこの川もわれには親し君住むゆゑに(新アララギ2011.2)
小口勝次:先進国多くが不況に追ひ込まれ低賃金の新興国富む(新アララギ2011.2)
松本ゆき:見交わせし目と目互みにうなづきてフルートは響けり母君のピアノに(歌会2011.2)
木村和子:話しつつわが手に包む媼の手血圧測らむ秋冷の朝(新アララギ2011.2)
千葉照子:信長の焼き討ちしたる一乗谷人居らず雪しずかに降れり(歌会2011.2)
須田博:プレイする事はなかれど手に馴染みしゴルフクラブは捨て去り難し(歌会2011.2)
今村和平:手賀の道土を耕す霜柱そのやはらかきを踏みしめてゆく(歌会2011.2)
今野英山:この夜も雨降る中に乗り継ぎてワイン飲まむと造酒屋(ホイリゲ)を訪ふ(新アララギ2011.2)
高橋毬枝:木枯しに転ぶ葉音を追ふやうに豆腐屋の笛も素通りに去る(新アララギ2011.2)
小熊宗克:白樺と思ひし樹々は白かびに侵され枯れつつある木と知りぬ(歌会2011.2)
山崎日出男:障子戸に鳥影過りぬ小正月の遅き朝餉の粥を食ふ時(歌会2011.2)
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