開催日 2020年2月9日(日)午後1時~4時30分
会 場 手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容 短歌作品の批評、添削指導
会 費 1500円/月
歌稿(短歌3首)は、1月30日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。
☆なおこの日は、10時より同じ部屋にて次年度の計画を話し合う「世話人会」を開催します。世話人の方だけではなく参加可能な方はぜひ出席をして議論に参加してください。
☆歌会は見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。
☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
三谷和夫:上野の山の月見の寺に今日来れば五十センチ四方の墓地並べ売る(新アララギ2019.12)
佐々木フミ子:台風の接近伝ふる夜にしてベランダに月の見え隠れせり(新アララギ2019.12)
千葉照子:四十六歳(しじふろく)の鷗外曰く「面白い人」帰朝者同士の荷風は二十九歳(にじふく)(歌会2019.12)
今野英山:千一体の観音にみる四十の手それぞれこの世の願ひを持つ手(新アララギ2019.12)
高橋毬枝:口内炎に味見の出来ぬ吾が料理濃し甘し辛しと児はいつぱしに言ふ(新アララギ2019.12)
岸野トモヱ:*久々に彫りて彩つけバレンせむ若き日の頃思い出しつつ(歌会2019.12)
大倉康幸:*転倒者一名出たと記録さる納涼ウォークの我のこと気にはかけまい(新アララギ2019.12)
相川盈子:*台風に境内の大木倒されて千年続きし祭りはならず(新アララギ2019.12)
宮本通代:なでしこの卵か女子のサッカー選手男子に混じりてボール蹴りあふ(新アララギ2019.12)
葛岡昭男:*日が暮れて妻の手術の終わりたり二人して童謡しみじみと聴く(新アララギ2019.12)
丸山さち子:*娘にもわれにもありぬ底知れぬ母の寂しさわが母もまた(新アララギ2019.12)
戸田邦行:*顔知らぬネットの友が突然に己の苦しみ曝け出したり(新アララギ2019.12)
鈴木英一:三陸に「つなみてんでんこ」の碑(いしぶみ)あり自分で自分の命守れと(歌会2019.12)
新アララギ 2019年12月号より
雁部貞夫
・この街は二百万都市歌を詠む楽しさ語る若者出でよ -札幌にて-
・もの調べ詠むは楽しと吾に告ぐ「茂吉の会」にて岡井隆は
吉村睦人
・敬遠して食ひて来ざりし皮蛋を今日食ひみれば意外と美味し
・白昼から跳梁しゐる魑魅魍魎どもここより見ゆる国会議事堂に