手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年7月歌会はお休み

2023年06月27日 | 歌会のお知らせ
2023年7月歌会は「新アララギ」全国歌会があるため、
講師の都合により例年通り休みとなります。

8月歌会は予定通り開催します。(8月13日(日)13:00~16:30、アビスタ第学習室)
詳細は改めて掲示します。
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会員の作品(2023年6月)

2023年06月27日 | 会員の作品
2023年6月作品抜粋  *は新仮名遣い

千葉照子:「禅味のある甘み」と茉莉も慕ふ味どれどれ食はむ饅頭茶漬け 森茉莉『鷗外の味覚』(歌会2023.6) 
今野英山:ジコボウの出づる林か滑りつつ雪原の下の宝石想ふ(新アララギ2023.6)
高橋毬枝:「逝きました」と聞きて思ひぬ寒晒しの甲府盆地に石蹴りせし日を(新アララギ2023.6)
麦島和子:蔓に巻かれ雑草の間に蝋梅が時来て匂う黄の花咲きて(新アララギ2023.6)
岸野トモヱ:*花捧げ世界の首脳が慰霊する死者よ鎮まれ覇者もなおさら(歌会2023.6)
大倉康幸:*狭い庭眺めて歩く朝の道都会の中にそれぞれの花(新アララギ2023.6)
相川盈子:*水のみにて二十日を生きて九十二歳「いっぱいいっぱいありがとう」と逝く(新アララギ2023.6)
宮本通代:父の子と母の子とさらに社会の子祖母は語りぬ嫁入りの頃(新アララギ2023.6)
丸山幸子:*手術(オペ)室へ向かう背中を押すメール届きし歌誌の集Ⅲを告ぐ(新アララギ2023.6)
鈴木英一:長話始めし知人の連れし犬あごを地に付け待ちのポーズに(歌会2023.6)
東寿美枝:冬日射すメタセコイヤの並木道影と日向の模様踏みゆく(新アララギ2023.6)
今野礼子:*ケーキ屋の無かりし小さき町に住みテレビに人気のティラミス知りき(新アララギ2023.6)
桂 崇人:*手に取ったバスケットボールの感触が追憶の海へ吾を誘(いざな)う(歌会2023.6)
高木千春:*古い友の透きとおるような白い肌憂いを帯びてなお艶を増す(歌会2023.6)

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講師の歌(2023年6月)

2023年06月27日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・春の宵きみを憶ひて香をたく君にもらひし蘭麝のかをり
・口径二寸高さわづかに二寸三分小さき均窯の香炉を愛す

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・鮎食めば初めてまみえし義父思ふ釣りて捌きて鮎フルコース
・二人なら仕事辞めると言ひし娘三人生まれてもう辞められず
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文学掲示板 2023年6月

2023年06月05日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2023年6月は「手賀沼アララギ短歌会」の歌が6首掲載されています

・房総半島最南端の灯台に杖を頼りの母は立ちたり
(館山 相川盈子)

・吾の指を五本の指にて握りし子親となりたりこの秋の日に
(我孫子 東寿美枝)

・つばくろは五羽の子たちを育てむと朝な夕なと休む暇なし
(我孫子 岸野トモエ)

・駆け寄りて赤子にそっと顔寄せる四歳の孫は兄となりたり
(印西 今野礼子)

・日に映えて水辺の柳芽吹きそむ我らが歌誌の封筒の色
(牛久 佐々木フミ子)

・幾人の病の人を癒ししか病棟の裏に咲く梅の花
(土浦 丸山幸子)


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