手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

雁部貞夫先生が「島木赤彦文学賞」を受賞

2011年09月16日 | トピックス
手賀沼アララギを指導していただいている雁部貞夫先生が、第13回「島木赤彦文学賞」を受賞しました。
受賞作は歌集『ゼウスの左足』(角川書店)です。

雁部先生は日本有数の短歌結社「新アララギ」の選者であるとともに、登山家として知られています。
受賞作の『ゼウスの左足』はアフガン、パキスタンへの踏査行を体現し辺境の現在を詠い上げた雁部先生ならではの歌集です。

・戯れに誰が作りし刷り物か酒豪番付の君は大関われは小結
・ヒンドゥ・クシュの麓の町に得し一つ机上に今もバッカスの神
・蠍座に光るくれなゐの星ひとつ氷河の上のわれら導く
・重き荷にあへぎ続けしこの三日山は神さぶ氷河の果てに
・われら三人(みたり)今日より氷河に入りゆかむ磨ぎし氷斧の光鮮(あた)らし
コメント (4)
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2011年10月歌会のお知らせ

2011年09月12日 | 歌会のお知らせ
開催日  平成23年10月9日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1800円/月

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の編集委員・選者です。登山家としても知られています。最近 歌集「ゼウスの左足」を刊行しました。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp 手賀沼アララギ短歌会
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手賀沼湖畔の「文学掲示板」、10月は当短歌会の作品です

2011年09月12日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、来月(10月)は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されます。

・史跡散歩も歴史の集ひも中止となる施設しばらく皆閉ざされて(我孫子市 三谷和夫)
・二十歳のとき夫に貰ひしオルゴール五十余年経るも音色清しき(取手市 木下和子)
・馴染みたる鮮魚の老舗姿消す大手スーパーに販路絶たれて(我孫子市 須田博)
・いや地避くる作付け練りて土起こしいよいよ始めむ小さき畑を(柏市 今野英山)
・不動明王の睨みと踏ん張りに気を得むと本堂に僧の加持祈祷聞く(柏市 高橋毬枝)
・利根川の水運守らむと祀りたる金毘羅の鳥居割れて外さる(取手市 小口勝次)
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会員の作品(2011年8月)

2011年09月12日 | 会員の作品
三谷和夫:三年かけ相馬八十八ヶ所調べ終へ結願に来ぬ今日ご開帳(新アララギ2011.8)
佐々木フミ子:卒寿の髪黒く逝きましぬあの世には若きがままの妻君待たむ(新アララギ2011.8)
関澤喜久子:節電に今年はわれははうき使ふ昔の生活(たつき)を見直すことにす(新アララギ2011.8)
小口勝次:安曇野に女男(めを)のほほゑむ道祖神とくとく語りましし夜もありたり(新アララギ2011.8)
松本ゆき:八月の十三日には松の根を村人総出で未だ掘ってゐた(歌会2011.8)
木村和子:早くより脱原発を友ら言ひぬ吾は意見を確と言はざりき(新アララギ2011.8)
千葉照子:麦酒色に照るビルの壁はスカイツリーの姿映せど高さが足らず(歌会2011.8)
須田博:節電に薄暗き街を通り行く灯火管制の日を憶ひつつ(歌会2011.8)
今野英山:台北に来たれば屋台の食べ歩き荷ほどきもせず夜市に向ふ(新アララギ2011.8)
高橋毬枝:風評に敬遠さるるか千葉あさひ米更新問はれて迷はずに応ず(新アララギ2011.8)
小熊宗克:夕飯のおかずを聞かず妻言はずおいしく食べて八十路を生きる(歌会2011.8)
山崎日出男:「故郷」をうたごえ喫茶で歌う度夢は帰り行く麓の校舎へ(歌会2011.8)
岸野トモヱ:七夕にお祈りすること飾ることすべて忘れて天の川みる(歌会2011.8)
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