手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年5月歌会のお知らせ

2023年04月21日 | 歌会のお知らせ
開催日  2023年5月14日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第4学習室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、5月4日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2023年4月)

2023年04月21日 | 会員の作品
2023年4月作品抜粋  *は新仮名遣い

佐々木フミ子:色白の少年なりき今汝は日焼けして大きカバンの似合ふ(新アララギ2023.4)
千葉照子:骨酒に香りを放つ鮎の身に追ひ星の黄は今も煌めく(歌会2023.4)
今野英山:枇杷をうゑ茶の木育てて楽しみし吾らの畑は共同社会(ゲマインシャフト)(新アララギ2023.4)
高橋毬枝:こんなにも苦しく不自由な母だつたか腑甲斐なくよろめきいとしさつのる(新アララギ2023.4)
岸野トモヱ:*他の言葉聞いても消せる免疫力喜寿まで生きてやれやれの今(歌会2023.4)
大倉康幸:*点と点どこかでつながり見えて来て我の仕事が動き始める(新アララギ2023.4)
相川盈子:*職を退き二年かけて授かりし娘の赤子わが腕に抱く(新アララギ2023.4)
宮本通代:若き日の慣らひを翁は続け居り週に三日の居酒屋通ひ(新アララギ2023.4)
鈴木英一:三年ぶり奥日光に集ふ友スキーはさておき話がはずむ(歌会2023.4)
東寿美枝:ひたすらに真多呂作りを三十年喜寿の面ざし雛に近づく(新アララギ2023.4)
今野礼子:*体内に育ちいし小さき腫瘍あり取られて「今」の尊きを知る(新アララギ2023.4)
桂 崇人:*「若い」ってキラキラしてる石みたいそれを磨いて光放てよ(歌会2023.4)
高木千春:*別れたいつぶやく義姉の細い肩に花びらフワリ優しく落ちる(歌会2023.4)


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講師の歌(2023年4月)

2023年04月21日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・「金(かね)」にまみれし汚職摘発止む日なし情なきかな東京五輪
・古書店の埃ほこりまみれの硯石すずりいしよくよく洗へば澄泥硯か

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・一人抜け二人抜けして仲間との畑はつひに仕舞ひとなるか
・終へること思ひもせずに溜りたる農園の資材廃材まさに終活
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