手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2022年9月歌会のお知らせ

2022年08月20日 | 歌会のお知らせ
開催日  2022年9月11日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、9月1日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2022年8月)

2022年08月20日 | 会員の作品
佐々木フミ子:手繰らむとするになほ遠き母の顔いつも長き髪に見え隠れしつつ(新アララギ2022.8)
千葉照子:藪の中光る水面へ潜(もぐ)り込む黒き甲羅の亀は瞬時に 関口芭蕉庵(歌会2022.8)
今野英山:武士(もののふ)の伊豆山の神にもの申す何とおろかな戦といふもの(新アララギ2022.8)
高橋毬枝:迷ひゐて買はず帰りて筍を隣より「今堀り立て」と届けたまひぬ(新アララギ2022.8)
麦島和子:*病室の窓よりのぞむ青き海臥す夫を助けくれよと願う(新アララギ2022.8)
岸野トモヱ:*母親を恨まずにして教団を憎む子のあわれあきらめの目よ(歌会2022.8)
大倉康幸:*標高により花の咲く時期異なれどいつでも来いと山が誘う(新アララギ2022.8)
相川盈子:*ウクライナの都市の名侵攻ありて知るドンバス地方滅ぶるなかれ(新アララギ2022.8)
宮本通代:ユースホステルにて「知床旅情」を歌ひたり旅に出あへる見知らぬ同士(新アララギ2022.8)
丸山幸子:笠間焼きの小さき地蔵を買い求め夫は飾りぬピアノの上に(新アララギ2022.8)
鈴木英一:軒並みのうだつを競ふ美濃の街商人(あきんど)たちの心意気なり(歌会2022.8)
永盛佑樹:手を引かれ歩く子の目は床屋前そうだよNASAの秘密基地だよ(歌会2022.8)
東寿美枝:背を丸め足元を確かめ前行くにいづれ吾身と追越しためらふ(歌会2022.8)
今野礼子:巣作りのつがいのアオサギ羽ひろぐ危うきほどの細き枝の上(え)(新アララギ2022.8)
桂 崇人:老い父と共に暮せば青春は瞬時に過ぎむ思いいしより(歌会2022.8)
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講師の歌(2022年8月)

2022年08月20日 | 講師の作品
講師の歌(2022年8月)

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・一碗の麺をすするにこだはるに殺戮続く麦の沃野は
・クリミアのセヴァストポリの攻囲戦読みしを記憶す兄の書棚に

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・戦ひの激しきさまを彩りて枝垂るる桜か伊豆の権現 
・戦ひの神に平和を祈りたり神をたがへしと思ひてもなほ
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