手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2017年10月歌会のお知らせ

2017年09月16日 | 歌会のお知らせ

 開催日  平成29年10月8日(日)午後1時~4時30分
 会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
 講 師 「新アララギ」選者 吉村 睦人先生
 内 容  短歌作品の批評、添削指導
 会 費  1500円/月

9月28日(木)必着で歌稿(短歌3首)を提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の前代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆参加を希望される方は下記にメールしてください。
yohkuraq@gmail.com 手賀沼アララギ短歌会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師・雁部貞夫先生の歌(2017年8月)

2017年09月13日 | 講師の作品

新アララギ 2017年8月号より

・鍵失せし自転車引きてサイクル・ショップまで街路樹のかげ頼みつつ行く
・昨日まで使ひゐし鍵たはやすく何故失せしか老いのしるしか
・自転車に乗らば五分か夏日なる二十五分に喉(のど)がひつつく
・若者はたちまち鍵を付け替へぬついでに空気を入れておくよと
・鍵といへばオバマは日本に持ちて来ぬ核発射せむ恐しき鍵を
・かかる歌会も「数十人ホテルに何か企む」と訴えられる日も来るべし

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師・吉村睦人先生の歌(2017年8月)

2017年09月13日 | 講師の作品

新アララギ 2017年8月号より

・除染土を運搬車に積みをれど行く先は日本の中の何処か
・この橋の改修ようやくに終りたりわが試歩の道元に戻せり
・我より脚弱きらしき老にして追ひ越しゆくをしばしためらふ
・「自業自得」といふ言葉人に言はねどわが座右の銘
・号外の「安倍内閣総辞職」の大き文字夢にてありき正夢となれ
・同い年の君にてあれば心合ひき時に激しく諍ひたりき 悼葉山修平

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会員の作品(2017年8月)

2017年09月13日 | 会員の作品


三谷和夫:百年余経たる茂吉の山荘跡めぐりに家のひしめきて建つ(新アララギ2017.8)
佐々木フミ子:古り古りしこの家に生きむ他はなし今宵は夫と肉じゃがを食ぶ(新アララギ2017.8) 
木村和子:植ゑ替へに土をふるひて日に干せば潜みゐしダンゴムシ慌てふためく(新アララギ2017.8)
千葉照子:茶を点てる薄暗き小間に鶯の声幾度か響きて来たる(歌会2017.8)
須田博:寝坊して雨戸を繰れば射し込める眩しき光に暫したぢろぐ(歌会2017.8)
今野英山:連作の掉尾を飾る希望の絵ミュシャはこの時ナチスを知らず(新アララギ2017.8)
高橋毬枝:日の包む干し物込みて間一髪周囲つんざく雷雨走りぬ(新アララギ2017.8)
山崎日出男:夏の朝図書館の風景は常のごと開館待ちて並ぶ高齢者(歌会2017.8)
麦島和子:*国道の渋滞しりめにジェット機は朝日に映えて空翔りゆく(新アララギ2017.8)
岸野トモヱ:*人気なきホームも駅舎もその昔賑やかなりし時のあるなり(歌会2017.8)
大倉康幸:*こびりつくストレスさっと消え失せる山に登るは我には薬(新アララギ2017.8)
相川盈子:*病癒え五月の空にロンドンの二階建てバス想い描きぬ(新アララギ2017.8)
宮本通代:若葉萌ゆる山裾巡るサイクリング遠くに見ゆる日光連山(新アララギ2017.8)
葛岡昭男:*シンバルが本堂の天井に鳴り響き僧侶一息汗を拭きおり(新アララギ2017.8)
渡辺澄子:*ピンクの百合の大輪が庭先に甘き香放つ梅雨空の下(歌会2017.8)
石川芳江:*夫(つま)植えし葡萄は風にうちそよぎ若草色に揺るる幾房(歌会2017.8)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする