手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2021年7月歌会は例年通りお休みです。

2021年06月15日 | 歌会のお知らせ
2021年7月歌会は例年通りお休みです。

8月歌会は8月8日(日)13:00~16:30です。
詳細は7月半ばに掲載いたします。
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会員の作品(2021年5月)

2021年06月15日 | 会員の作品
三谷和夫:宮の小屋に踊るひよつとこ童がまねて転びかけつつ立ち直りたり(新アララギ2021.5)
佐々木フミ子:火の矢かと一瞬思はせペガサスの真中つらぬくひとつ流星(新アララギ2021.5) 
千葉照子:「皇国のため」「一命を棄てる」志士の意気見せて死ぬさま鷗外とは遠し 森鷗外『堺事件』(歌会2021.5)
今野英山:吹きさらしのプレハブの前にひとり待つPCR検査は審判(さばき)のごとし(新アララギ2021.5)
高橋毬枝:ワクチンの争奪戦は『蜘蛛の糸』鬩(せめ)ぎ合ひ落つる人らが見ゆる(新アララギ2021.5)
麦島和子:*会いたくも家族と会えぬコロナ禍に雛を飾りぬ部屋いっぱいに(新アララギ2021.5)
岸野トモヱ:*道端のすみれ可愛と抜き取りて植えつついつかすみれの花園(歌会2021.5)
大倉康幸:*駆け込みで新年会をやる人ら緊急事態宣言直前(新アララギ2021.5)
相川盈子:*筑波颪に育ちしわれは館山の「寒いね」に返すことばを探す(新アララギ2021.5)
宮本通代:定年まで待たずに逝きし君なりき花見のデートを目論み居しに(歌会2021.5)
丸山さち子:*海はもう春の兆しかスーパーの鮮魚売り場に浅蜊が並ぶ(新アララギ2021.5)
鈴木英一:つばめ来てみごとな飛形で飛びまはる君ら知りしか流体力学(歌会2021.5)
永盛佑樹:真夜中に檻にて泣く声の寂しさを父母は聞きつけ夜を共にす(歌会2021.5)
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講師の歌(2021年5月)

2021年06月15日 | 講師の作品
新アララギ 2021年5月号より

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・昭和初期よりセルロイド加工に励み来てプラスティック厭ひ父廃業す
・キューピーの売り場に立ちし若き母前髪くるくる額を隠す

今野英山 当会代表(新アララギ選者)
・吹きさらしのプレハブの前にひとり待つPCR検査は審判さばきのごとし
・鼻の奥に検査の痛みはしりたり明と暗との分かるる刹那
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文学掲示板 2021年6月

2021年06月02日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2021年6月は手賀沼アララギ短歌会の歌が5首掲載されています

・農業のプロかと道行く人は問うマルチシートを畑に張れば(館山 相川盈子)

・手をかけて咲いた花より自らの力で咲くを我は愛でたし(柏 大倉康幸)

・編物を始めて気づきぬ庭に引きしどくだみの匂ひ手に残れるを(取手 木下和子)

・お祓ひに始まる戌の帯祝いルーティン終わりてまづは安堵す(柏 今野英山)

・サイレンの鳴るに咄嗟に外に出づ空襲警報身は覚えゐて(牛久 佐々木フミ子)

・牧場にはもう帰れない黒き牛高速道路は鈍色の空(土浦 丸山さち子)
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